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警視庁アウトサイダー の商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2023/12/09

1年ほど前にドラマをしていたため改めて読んだ。ドラマでは序盤に登場した水木直央が全く出てこず驚いた。 ストーリーの大筋は知っているが十分楽しむことができた。

Posted byブクログ

2023/08/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

感想 架川が全部ヤクザの組織に例えたり、隠語を使うのが妙に面白い。ママ友集まりで、誰が組長、若頭、本部長といったように。捜査の方法も暴力団と同じようなアプローチでなぜかそれが上手くハマるところも面白い。 主人公の蓮見も湯川秀樹みたいに突然閃いて事件を解決する感じ。結局、警察上層部のゴタゴタがすべての元凶であるらしく、つい最近読んだ違う作品と構図が似通っている感じが。。。 凸凹コンビのキャラが立っているので、楽しく読める。 あらすじ 所轄のエース刑事の蓮見と、なんらかの理由でマル暴から飛ばされてきた見た目がヤクザの中年刑事の架川がコンビを組んで事件を解決していく。 初めの事件はママ友間で起こったトラブルを解決するものだったが、衝撃の事実が明らかになる。蓮見は、実は蓮見という人に成りすまして、自分の父の無罪を晴らすために情報を集めている。一方の架川は手柄を挙げてマル暴に戻ることを望んでいた。異色のコンビが様々な事件に立ち向かう。 事件を追ううちに架川を嵌めた人物が浮かび上がる。その内情も警察幹部の出世争いだった。蓮見も、監察官に梶間のなりすましと疑われるが、実は警察内の協力者である羽村の助けで難を逃れる。

Posted byブクログ

2023/07/05

元マル暴架川と所轄エース刑事蓮見がコンビを組み事件を追う話。マル暴感満載の架川の推理が案外的を得てるのが面白いし、凸凹コンビっぽい2人の関係性も良い。蓮見の目的と架川のマル暴復帰が叶うのか、続編が楽しみ。

Posted byブクログ

2023/02/21
  • ネタバレ

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連作短編集。 警視庁桜町中央署。蓮見光輔は期待の星だ。母の介護のため1度兵庫県警を退職したが、警視庁に再就職した。組織犯罪対策部から架川が異動してくる。見た目はほぼヤクザ。派手なスーツにサングラスだ。何か不祥事を起こしたための異動と噂されている。 蓮見は実は偽物。10年前に、長野で、刑事だった父が、ホステス殺しで逮捕された。その無実の罪をはらすために警察に入り込んだ。同じく架川も、暴力団とつながりのある警察関係者を探りだし、組織犯罪課に戻りたい。二人は仕事で実績を上げるために協力する。 そして、蓮見、架川の案件に関わるのは上層部の有働?がとっかかりだと思われる。 感想 本書だけではシリーズは終わらない。二人のメインの謎は次の作品?に続く。「メゾンドポリス」と同じようなテイストを期待して読むと、もう少し歯ごたえがあって、意表をつかれる。組織内での覇権争いにページを割かれているから。あと、蓮見が若くてイケメンだけど、影があるので、作品全体の明るさは「メゾン」よりは少なめ。でも、読みやすい。普段、ミステリーの組織ものを読まない私でも構造がスッとわかる。会話や地の分で、説明してくれているし、その分量がくどくない。登場人物が多いけど、それぞれキャラ付けされているのでそれも読みやすい。架川の付けたあだ名、「桜町三兄弟」、笑ってしまった。 二人が所轄内で担当する事件でも、組織犯罪対策課で培ったノウハウを発揮する架川。コミカル。見た目とのギャップが想像しやすく、上手いなーと思う。

Posted byブクログ

2023/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏休みに借りて読み始めた本。図書館の返却棚に置いてあり、シリーズものになっているとのことだったので、「続編が出るなら面白いかなぁ」と手に取った。 蓮見の、表では淡々としている一方で、過去の事情やらなりすましの切り口が、刺さりそうで奥深くまでは刺さらなかった。私にとっては、凸凹コンビの差が大きすぎて、何となく本の流れに身を任せきれなかったのかもしれない。

Posted byブクログ

2023/01/24

軽い伏線もあり好きなタイプの警察小説であるが、伏線回収が早すぎる気がする。面白いので良いが。 3.4

Posted byブクログ

2022/12/23

2023年1月から西島秀俊と濱田岳主演でテレ朝系で連ドラ化されるものの原作シリーズの第1作。最初から続編ありきで書かれているようで、解決されない謎が残り、モヤモヤする。取りあえず、この巻は3つの事件が描かれるが、ある意味普通の事件が暴力団になぞらえて解決に導くところは面白い

Posted byブクログ

2022/11/09

警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。マル暴復帰のため手柄を立てたい架...

警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。マル暴復帰のため手柄を立てたい架川は「秘密を黙っている代わりに俺の点数稼ぎに協力しろ」と迫る。一方、ある目的を果たしたい光輔も「そっちがその気なら、俺もあんたの人脈と経験を利用してやる」と受け入れて……”秘密”で繋がる、訳あり刑事バディの捜査が始まる! ドラマ化にでもされそうなお話だった。もうドラマ化されてるのかな?小説を読んでいるというよりは、ドラマを見てるかのようだった。テンポがいいというのか、いろんな人物の思惑とか出てきて相関図書きたくなった。 架川さんの組対時代のやり方が本当にヤクザで笑った。というか、架川さんは組対しか知らんのだろうかってぐらいにファッションも考え方も染まってしまっていた。 でも、それがいいふうに事件解決に繋がっていくところはさすがだし、新たな視点で見れるところもあるんだなぁと。 一方の光輔はある秘密があって、それが割と早い段階で架川さんにバレるけど、それさえも自身の目的のために使う。2人を調査し出す若井とその若井を送り出した上層部とか出てきて、なんだかハラハラしてしまった。 かなり気になる終わり方をしていたので、第二弾も読んでみたくなった。というか、この2人の行く末が気になる。 2022.11.9 読了

Posted byブクログ

2022/10/24

警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。マル暴復帰のため手柄を立てたい架...

警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。マル暴復帰のため手柄を立てたい架川は「秘密を黙っている代わりに俺の点数稼ぎに協力しろ」と迫る。一方、ある目的を果たしたい光輔も「そっちがその気なら、俺もあんたの人脈と経験を利用してやる」と受け入れて……”秘密”で繋がる、訳あり刑事バディの捜査が始まる!

Posted byブクログ

2022/05/31

はじめてお目にかかる著者の作品。いや、なかなか面白かったです。事件を解決していくに従い、蓮見と架川のふたりがだんだんと”コンビ”になっていくさまは良いですね。 蓮見が抱える謎と企み、架川の野心がこの物語の軸になっていて、特に蓮見の企みはかなり危険でどすぐろいものなのですが、その...

はじめてお目にかかる著者の作品。いや、なかなか面白かったです。事件を解決していくに従い、蓮見と架川のふたりがだんだんと”コンビ”になっていくさまは良いですね。 蓮見が抱える謎と企み、架川の野心がこの物語の軸になっていて、特に蓮見の企みはかなり危険でどすぐろいものなのですが、そのどすぐろい雰囲気が伝わりにくい印象。もっと蓮見のダークな内面が表現できていると雰囲気かわるかもしれません。 とはいえ、ストーリーの展開は先へ先へと興味がそそられるものでした。続編もあるようですのでそちらにも期待。

Posted byブクログ