山のふもとのブレイクタイム の商品レビュー
不本意にも続編から読んでしまったけれど、種明かしが少ないので安心して読み切れました。 『山の上のランチタイム』も、読み始めます。 JPOPは恋愛曲ばかりで、動画は余白がなくて疲れるけれど、小説の世界は料理やミステリーや異郷の地やら、素材もテンポも自由でいい。 アナログな本とラジオ...
不本意にも続編から読んでしまったけれど、種明かしが少ないので安心して読み切れました。 『山の上のランチタイム』も、読み始めます。 JPOPは恋愛曲ばかりで、動画は余白がなくて疲れるけれど、小説の世界は料理やミステリーや異郷の地やら、素材もテンポも自由でいい。 アナログな本とラジオに妙に惹かれる。
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前作に引き続き良かった。登磨の視点から書かれていて登磨の気持ちが分かる、子供時代のばぁちゃんとの思い出や料理にかける思い、おにぎりが接点となった美玖とのつながり‥美玖の存在の大切さなど。 料理がおいしそだった。
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山の上のランチタイムの続編ですぐに読んでしまいました。今日のオススメにでてくる一品一品の料理が本当に美味しいんだろうなって思いました。
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「山の上のランチタイム」の続編になります。前作では従業員の美玖視点から今作は店長の登磨視点に切り替わり語られます。 視点が違うとこうも見え方が違うのかってところが気づきポイントでした。前作はドジで賑やかで頑張り屋な美玖が中心だったので華やいだ暖色系のイメージだったんですが、今作は...
「山の上のランチタイム」の続編になります。前作では従業員の美玖視点から今作は店長の登磨視点に切り替わり語られます。 視点が違うとこうも見え方が違うのかってところが気づきポイントでした。前作はドジで賑やかで頑張り屋な美玖が中心だったので華やいだ暖色系のイメージだったんですが、今作は色あせた寒色系の肌寒さを感じてしまいました。 180㎝の長身でイケメンシェフなのに、料理以外のことは興味なしで周りが見えない、美味しい料理を作って絶賛されることに喜びを感じていた登磨。美玖のことはやたらと構ってくる仔熊にみえてて失敗しても叱らないし好意を寄せてるのに気付かない鈍感力。無頓着というのが本音だったのかな。 ダイエット中の同級生をもてなそうと高カロリーの食事出したりと相手の気持ちにたって考えることができないダメダメぶり。元カノと別れた原因も自己中な拘りから拗れたものだったし、新婚の元カノにわざわざ電話して今さら謝罪し訳を行っても温度差感じるばかりで迷惑でしかなさそう。小学生の頃の美玖と出会っていたとゆう話しもキュンな展開には至らなかったし、今回、山も出てこないし店の切り盛りにシフトしたお話が続きました。 知人や友人と関わってゆくなか人のことを思いやって作る料理へと視界が広がってゆくお話でした。ストーリーとしては続編のほうが良かったのですが山の話しがなかったのが私としてはポイント下げてしまいました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「山の上のランチタイム」の続編で個人的には 前作よりもより個性的なお客さんが訪れる 作品だったかなと・・・ そして前作は美玖視点っぽい感じだったけど 今回は登磨視点っぽかったので前作で私が 登磨に抱いていた気持ちがはっきりしました。 作中でお客さんに言われた通り登磨って 料理や容姿は申し分ないけど心がないというか 人の心がわからないのかな? って思ってたのですが本人は意外と気づかない ものでまわりのひとや瑛太、特に美玖と 関わっていくうちに気づかされていき、 やっと登磨の祖母に言われたことを理解し 独りよがりで自己満足の料理ではなく 人に合った料理の大切さに気付く登磨成長の 物語でしたね。人の心がちょっとわかりにくい 登磨でも作中では胸に刺さるいいこと言って るんですよ!早苗に伝える「まずはさ、自分を 褒めてやんない?一度、自分がしてきた努力を 振り返ってみたらどうかな。今の自分が自分 史上一番の年長さんなら、・・途中省略・・ よく頑張ってきたって年下の自分を誉めて やろうよ。」のくだり・・・あぁ~沁みた! ほんとに頑張ってきたことを知ってる自分が 一番言褒めてやらなきゃね! 作中でいいことをまわりの人に言うんですが 何だかんだと美玖に助けられる登磨や 登磨と美玖の過去・・・実に面白かった。
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青森にある葵岳のふもとにあるレストラン。そこのオーナー登磨は絶品料理をつくる天才だが、あと一味が分からない。 いつも提供する前に味を見てもらっている美玖を見て、自分には足りないところがあると気付く。 料理人になるきっかけとなった祖母の言葉をヒントに、自らの不足している部分と向き合...
青森にある葵岳のふもとにあるレストラン。そこのオーナー登磨は絶品料理をつくる天才だが、あと一味が分からない。 いつも提供する前に味を見てもらっている美玖を見て、自分には足りないところがあると気付く。 料理人になるきっかけとなった祖母の言葉をヒントに、自らの不足している部分と向き合うようになる。 「山の上のランチタイム」を読んで続編があるらしいから気になって読んだ。 今回は店長さんの同級生が複数人しれっと出てきて、最後まで読み終えてようやく気付く。なるほど。 「山の上のランチタイム」は美玖が主役で「山のふもとのブレイクタイム」は登磨が主役なんだ、。 いつの間にか登場してた西野はすごく嫌な奴で、読んでてムカムカした。このままいったら不味いことになるし、残りあとこれだけしか無いのに挽回なんて出来るの?無理じゃない?とヒヤヒヤしてた。 西野にやり返すんじゃなく、自分と向き合うことを選んだのは流石だと思う。そういう姿勢が結局一番ずしんとくるんだよね。 前回は店長の欠点がほぼ見えなかったけど、今回で分かった。 お話の中でこういう人多いけど、料理バカ、いいなあ。 以下、刺さったところ ・人生ずのはよぉ単なる時間と出来事の積み重ねで、そこさ勝ち負けはねんだ →ちょうど最近身内が亡くなったのでタイムリーな話題 丸って、一番ダメージ受けない形なんだってな →なるほど納得 重さと豊かさが直結していた時代 →素敵な表現ねぇ 食いたい時に食いたいものを食いたいだけ食えばいい →リンカーンの再来で笑った。でもほんとその通り。
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青森にある山のふもとのレストラン。 料理の腕がピカイチでイケメンのシェフ登磨が、 自身の過去を振り返りつつ周りの人と交流するなかで、大切なことに気づき成長していく。 本人が自分で大切なことに気づくまで見守り続けたおばあちゃんの優しさ。どんな状況でもめげずに登磨を応援し続ける従業員...
青森にある山のふもとのレストラン。 料理の腕がピカイチでイケメンのシェフ登磨が、 自身の過去を振り返りつつ周りの人と交流するなかで、大切なことに気づき成長していく。 本人が自分で大切なことに気づくまで見守り続けたおばあちゃんの優しさ。どんな状況でもめげずに登磨を応援し続ける従業員の美玖ちゃんの明るさ。彼女の過去にも触れられ、明るさと優しさの背景が窺えて、より好感を持てた。 働く場所が生きる場所と言い切るところもかっこいい。こんな風にやりがいと誇りを持ち働けるのって素敵だなぁ。 おいしさと優しさが伝わってくる素敵な物語だった。 うっかり続編から読んでしまったけど、美玖ちゃんが主人公の前作もぜひ読みたい。
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食べる人の体調や心情に寄り添った料理を目指す主人公の成長が丁寧に描かれていて、そんな彼と料理によって周囲の人々も人生を見つめ直していく。 お節介しすぎない距離感が心地よくていつまでも彼らの日々を眺めていたい気分になった。 続編だと知らず読んだのが惜しいほど良かった。
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“山の上のランチタイム”の続編。 店長の登磨が、料理や周りの人達との関係を通して成長する過程が描かれています。 前作より内容がスッと入ってきて読みやすく、おもしろかった!徐々に明らかになっていく登磨の過去。お祖母さんの登磨への距離感が素敵でじんわり感動しました。 第二話に登場する...
“山の上のランチタイム”の続編。 店長の登磨が、料理や周りの人達との関係を通して成長する過程が描かれています。 前作より内容がスッと入ってきて読みやすく、おもしろかった!徐々に明らかになっていく登磨の過去。お祖母さんの登磨への距離感が素敵でじんわり感動しました。 第二話に登場するハナさんと周りの人達との関係性もよかった。さりげない気遣いが沁み入ります。 ふわっと優しい気持ちになり、前向きになる一冊でした。
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食べ物系、カフェ、食堂系はつい読んでしまう。この作品もタイトルも表紙も美味しそうで手に取った。 登磨は料理の名人。料理を教えてくれた祖母がひとつ足りないと、亡くなる前の最後の料理に言い残す。常連さんや新しいお客さんや美玖、友人たちとのやりとりを通して、「食事をする人の気持ち」を...
食べ物系、カフェ、食堂系はつい読んでしまう。この作品もタイトルも表紙も美味しそうで手に取った。 登磨は料理の名人。料理を教えてくれた祖母がひとつ足りないと、亡くなる前の最後の料理に言い残す。常連さんや新しいお客さんや美玖、友人たちとのやりとりを通して、「食事をする人の気持ち」を思うことの大事に気づく。それに気づいた登磨と美玖のお店のカフェなら、これからも人を惹きつけることでしょう。 この本の前に「山の上のランチタイム」という本があることを知った。読むのが楽しみ。
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