1,800円以上の注文で送料無料

スカーフェイスⅣ デストラップ の商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

最後が切ない

「少年犯罪」に付いては色々考えさせられる。被害者と加害者…少年犯罪だけで無く再犯が多い事は事実。又、シニアの自動車事故。テレビで何も罪の無い人が命を奪われたりするのはいたたまれない。 最後渕神がお酒に走る姿はジーンとくるものがあった。

のんのん

2024/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ4作目だけど今回はなんかちょっと物足りなかったというか中途半端だったかな。。 鈴音の生い立ちをもう少し掘り下げて欲しかったし、桐野だけは自分の犯した罪を悔いて手紙を書いたりお墓参りに行っていたのに堂林になぜか届いてないし、京介もなんであんな人間になってしまったのか教えて欲しかったし、オペレイターも警察関係者かも?というのは進展だけど最後は何も言ってこないし、景子さんは少ししか出てこなかったど最後に突拍子もない行動にでるしで、、、もうツッコミどころ満載でしたw それでも富樫作品はテンポが良いのでハラハラドキドキしながら最後まで楽しく読めてしまう。 そして今回は誰も律子のスカーフェイスに触れなかったなぁっと、、タイトルがスカーフェイスなのにねw

Posted byブクログ

2022/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スカーフェイスシリーズ、4作目。 うーん、今回は何もかも中途半端だったかな。オペレーターの正体とか、淵神の同居人の女性との関係とか、シリーズ全体を通した展開部分は仕方ないにしても、肝心のメインの事件がただストーリーが流れていくのを追っているだけで、いまいち逃避行の少年少女の心の内が見えてこないし、復讐を誓う父親も半グレの親玉も呆気ない幕切れで終わるし、淵神たちの警察捜査も結局大したことしていないしで、最後まで読んで、あースッキリしたって感じは全く得られなかった。幕切れがあまりにも呆気無さすぎて余韻もないし、もう少し事件の登場人物の背景や心情を描いて欲しかったなぁ。

Posted byブクログ

2022/06/06

06月-03。3.0点。 淵上律子シリーズ、第4弾。 第三係の同僚から、児童養護施設出身の女性が行方不明になっているとの相談を受け、独自に調査。 一方、妻子を少年たちに惨殺され、復讐を誓った自衛官に「オペレイター」から電話が。。 読みやすかった。いつものスピード感。但し、オペレ...

06月-03。3.0点。 淵上律子シリーズ、第4弾。 第三係の同僚から、児童養護施設出身の女性が行方不明になっているとの相談を受け、独自に調査。 一方、妻子を少年たちに惨殺され、復讐を誓った自衛官に「オペレイター」から電話が。。 読みやすかった。いつものスピード感。但し、オペレイターとの対決が、先延ばしされた感じが。そろそろ次の展開が欲しい。

Posted byブクログ

2022/05/31

警視庁特別捜査第三係、型破りな女性刑事淵神律子が活躍するシリーズ4作。過去に起きた母子殺人事件の犯人少年4人への復讐劇、ひょんなことから半グレ集団『ジュピター』に追われる桐野と鈴音の逃走劇が交錯する…。哀切な友人に去られた律子はどうなる?オペレイターを名乗る人物との対決も待ち遠し...

警視庁特別捜査第三係、型破りな女性刑事淵神律子が活躍するシリーズ4作。過去に起きた母子殺人事件の犯人少年4人への復讐劇、ひょんなことから半グレ集団『ジュピター』に追われる桐野と鈴音の逃走劇が交錯する…。哀切な友人に去られた律子はどうなる?オペレイターを名乗る人物との対決も待ち遠しい!

Posted byブクログ

2022/03/21

うーん、いまいち盛り上がらないで終わってしまった。ドタバタした結末もそうだし、内容自体も惹かれるものがないが何より主人公を初めとしたキャラそれぞれの魅力が乏しい点が1番問題かな。

Posted byブクログ

2022/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事、淵神律子が所属するのは警視庁特別捜査第三係。来年に定年退職予定である坂東雄治刑事から相談事が律子に持ち掛けられる。坂東が敬愛する児童養護施設園長から、施設の卒業生・鷺沢鈴音の行方を捜して欲しいという依頼だった。現時点では事件に巻き込まれた確証がなく警察が乗り出せない事案のため、内々に調査を開始する。 一方、少年らに妻子を惨殺された父親が復讐を誓い、狂気をはらんだ行動を開始するーー。強烈なインパクトを残す女性刑事が活躍する人気シリーズ第4弾!* うーん、ネタ切れ?? シリーズⅡ、Ⅲは振り切ったグロさと狂気が際立っていましたが、今作は凡庸と言うか、いつかどこかで読んだような内容で意外性はなし。いつもながらのオペレイターの万能感と藤平のスーパーセーブが都合良過ぎて、そろそろ飽きてきたな・・・ おまけに、シリーズ最初からなんだか鼻につく景子さん、始終グズグズした挙句にそれですか。でもって、律子もそう来ちゃいましたか。安直。 どうもこの二人からは愛を感じない・・・ただの依存に見えるところも、共感出来ない一因かも。全体的に陰気な巻でした。

Posted byブクログ

2021/12/15

第4弾 登場人物のキャラクターがぼんやりしてた もうちょっとはっきりしてたように思ったけど 人探しからの事件 同時進行なので、どうやって交差していくのかを楽しんだ 律子のプライベートは今後どうなっていくのかな

Posted byブクログ

2021/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

202109/シリーズ4作目。テンポ良い文章・スピード感のある展開、今回も一気読みで楽しんだ。鈴音エピは逃亡理由や令市への信頼に納得いくだけのものがなく尻すぼみ感あって残念に思った。元自衛官の父親エピは、都合よく強かったりやられたりはあるものの、復讐を遂げさせてあげたいと思ってしまえる説得力と悲しみがあった。全体的にダークなシリーズだけど、ラストの律子がまた穏やかではなくつらい…。この先オペレーターとの戦い含め、きつい展開が続くだろうけど、最終的には健やかで幸せであって欲しいな…。

Posted byブクログ

2021/09/26

“淵神律子”というヒロイン…格闘技や射撃に優れ、車の運転も上手く、「アクションドラマのヒロイン」という感の女性刑事なのだが、周囲との折り合いが悪く“左遷部署”と陰で揶揄される係に在る。“敏腕刑事”という表向きの顔の他方で「些かのアル中の傾向…」という個人的な悩み、父親との不和、同...

“淵神律子”というヒロイン…格闘技や射撃に優れ、車の運転も上手く、「アクションドラマのヒロイン」という感の女性刑事なのだが、周囲との折り合いが悪く“左遷部署”と陰で揶揄される係に在る。“敏腕刑事”という表向きの顔の他方で「些かのアル中の傾向…」という個人的な悩み、父親との不和、同居している看護師女性との微妙な関係や、看護師女性が抱える個人的な問題の件等、色々と在る。そういう中、“左遷部署”という中で独特な存在感を示す年長の円や、同期で最も冴えない感じながら彼女を慕って行動を共にする「実はキャリア…」という若い藤平と共に様々な難事件に挑んでいる。“淵神律子”というヒロインは、凶悪な連続殺人犯と組み合う羽目になり、顔に負傷してしまった経過も在り、半ば揶揄的に「スカーフェイス」というニックネームも在るという設定も在る… そんな“淵神律子”というヒロインに第一作で出くわし、難題に挑む感の第二作を愉しみ、“相方”の藤平が個人的に受けた頼まれ事が契機にとんでもない事件の真相を暴くことになる第三作を愉しく読了した経過が在る。 「シリーズの第四作」という本作の登場を知り、本に出くわして手にし、夢中で素早く読了に至った。 この作者の作品が原案になったテレビドラマは幾分在るようだが、本作もそういうような感じ、何か「映像が何となく思い浮かぶ」というような物語だった… 形式的には捜査一課の傘下ということになっているが、庁舎地下の書庫脇にオフィスが設けられ、古い資料の整理を専らとするということになっている<第三係>である。定年間際で、数年間の身の置き所が無いような者が回される“左遷部署”と揶揄されている。 この<第三係>に坂東という男が在る。日頃、株式の情報に関心を寄せていてイヤホンで株式情報のラジオを聞いてばかりいるというような男なのだが、この男が淵神律子や藤平に「頼まれて欲しい事が在る」と言い出した。淵神律子や藤平、更に円も驚いた様子が伺えるが、坂東は近所の児童養護施設に個人ボランティアとして、少し熱心に協力していた。虐待を受けるなど、家庭的に恵まれない児童生徒を支援して自立して社会に出ることを支援するという施設である。坂東は少額ながら永年に亘って寄付を続けていて、催事の際には足を運んで手伝うというようなこともしていたのだ。この坂東が、真剣に悩んでいる施設の園長を何とか助けたいと言い出したのだ。 この施設の卒業生である鷺沢鈴音が連絡を絶ってしまって少し時間が経つのだという。出生届も出ずに戸籍が無いという虐待被害児童であった鷺沢鈴音については、児童養護施設の園長が「鈴音」という名を与えて戸籍を作って懸命に面倒を見ていた。学校に通う機会を得られずに育ったという不幸を負い、漢字の読み書きが不得手というようなことは在ったものの、明るく素直な若い女性に育ち、施設を卒業して勤めていたパン屋では評判も好かった。その鈴音が連絡を絶ってしまって時間を経て、施設の園長は酷く哀しみ、安否を案じているのだという。それを聞いた坂東は、淵神律子や藤平に「頼まれて欲しい事が在る」と言い出したのだった。 淵神律子や藤平は、坂東の申し出を契機に児童養護施設の園長に話しを聞いて、この鷺沢鈴音の件を何とかしてみようと強く思う。そこで「個人的に受けた頼まれ事」という体で、この鷺沢鈴音の件を調べ始めた。 調べて程無く、パン屋勤務の鷺沢鈴音は夜の店で週末にアルバイトを始め、アルバイトを始めた場所で別な場所に移るというようなこともしていたという事実に淵神律子や藤平は出くわした。そして、程無く別な殺人事件の現場に鷺沢鈴音に連なる情報が出ている事を知る羽目に陥る… 淵神律子は同じ係で仕事をしている者の「意外(!?)な一面」を介して或る不幸な若い女性の人生に触れることになるが、この女性と行動を共にすることになった人物、そしてその人物の周辺の様々な事柄と向き合って行くことになる。 或いは、このシリーズの過去作を通じて「最も拡がりが…」という事案かもしれない…なかなか面白く読了し、同時に次回作以降が酷く愉しみになった…

Posted byブクログ