吉原饗宴 の商品レビュー
吉原という特殊な世界を描いた6人の作家の話が、記載されている。 吉原での華やか一面の裏では、花魁に成り上がる為の女達の戦い。 男への媚びを売るだけでなく、中島要の「色男」の中の花魁のように、女郎の意地や矜持を描いている。 又、色町での御法度に、南原幹雄の描いた「吉原水鏡」は、...
吉原という特殊な世界を描いた6人の作家の話が、記載されている。 吉原での華やか一面の裏では、花魁に成り上がる為の女達の戦い。 男への媚びを売るだけでなく、中島要の「色男」の中の花魁のように、女郎の意地や矜持を描いている。 又、色町での御法度に、南原幹雄の描いた「吉原水鏡」は、その罰としての辱めの話が、記載されている。 女性作家達では、描かれた事のないような部分であろう。 しかし、松井今朝子の「如月は初午の化かし合い」のように、新造2人と年寄りの馴染み客の駆け引きと化かし合いで繰り広げる話も面白い。 山田風太郎の「怪奇投込寺」では、浮世絵で有名な葛飾北斎や東洲斎写楽が、このような事をしていたのか?と思われる部分もあり、色っぽい花魁の行動が、こんな大それた事をするのか?とも思える話。 それぞれ、色町の哀れな話でなく、語り手を工夫していたりと、6人の作家達の話を読み終えた。
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せっかく面白いお話も、こう短く切り取って寄せ集めてはつまらないт т 普通に出典元を買った方が良いです。
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現実逃避にもってこいで、なかなか良かった。 個人的には中島要の『色男』と山田風太郎の『怪異投込寺』が好み。頭の回転が早くて、粋な花魁がいいねえ。 久しぶりに吉原モノを読んだけど、この独特の世界観、やっぱりいい。
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勉強のために読んだけど、多分どれもちゃんと短編として書かれたものではなく寄せ集めだったのでイマイチだった。 短編集とはいえそのために書かれたものと寄せ集めでは全然違うものだということがよくわかった 2023.5.3 73
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吉原の妖しい魅力と人間模様。 《あぶなげな卵》 吉原随一の花魁・華舞が、身の回りに起こる、不可解な謎を解き明かす。 《しづめる花》 元瓦版の読売り・紀六は、今ややり手の「上げ屋」 遊女に仕立て上げた、染里に、仇を打たれる。 《色男》 朝霧に入れ上げた挙句、勘当され、幇間と成...
吉原の妖しい魅力と人間模様。 《あぶなげな卵》 吉原随一の花魁・華舞が、身の回りに起こる、不可解な謎を解き明かす。 《しづめる花》 元瓦版の読売り・紀六は、今ややり手の「上げ屋」 遊女に仕立て上げた、染里に、仇を打たれる。 《色男》 朝霧に入れ上げた挙句、勘当され、幇間と成り果てた若旦那の真実。 《吉原水鏡》 借金の取り立て業、おえんの活躍。 《如月は初午の化かし合い》 二人の禿が、花魁になるまでの成長と、馴染み客を巡って繰り広げる、争奪戦。 《怪奇投込み寺》 廓で死人が出る、数日前になると現れる、鴉爺いと呼ばれる、不気味な投げ込み寺の墓番は、実は・・。 鴉爺いと呼ばれる、不気味な墓番は、何と、東洲斎写楽であったと・・ たまげた。
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