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常識がくつがえる若返り革命 の商品レビュー

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2022/03/15

著者が開発したとする「ストレスフリー療法」なる、「直径1.5ミリメートルの『金』と『アルミ』からなる小さな素子を人類未知の体表点に、やけどしない48℃未満の心地よい温熱を、30分から60分、間欠的に与える治療法」で「若返り」、その結果白内障、白髪、果てはパーキンソン病の改善までで...

著者が開発したとする「ストレスフリー療法」なる、「直径1.5ミリメートルの『金』と『アルミ』からなる小さな素子を人類未知の体表点に、やけどしない48℃未満の心地よい温熱を、30分から60分、間欠的に与える治療法」で「若返り」、その結果白内障、白髪、果てはパーキンソン病の改善までできると主張している。(47℃の金属板を間欠的にとはいえ、30~60分皮膚につけていたら火傷するような気がする・・・。あと、人類未知の体表点って言うのも、それは単なる「ツボ」のような気も・・・。) さらに巻末には当該療法で「白内障が1日で治った」とか、「近視が治り、EDとひどかった花粉症まで治った」、「糖尿病が治った」他、深刻なものからそうでないものまで多くの病気が治ったとの体験談が満載。 なのに、肝心の「素子」についてはその写真すらなく、本文のほとんどは「療法」とは直接関係ない病気や老化の仕組みとその原因の説明であったり、「療法」を続ければ5分の筋トレで筋骨隆々になると称して、ごく一般的な筋トレのイラストが載っているだけだったりと、かなりの肩すかし感。 本当にそのような画期的な治療法であるならば、エビデんすと共に正規の論文として発表し、医学界に正式に発表すべきである。本当であるならば、かなり多くの患者が救われ世界の医学への貢献は無限大レベルであるので、一刻も早い発表を願う次第。 ところで、本書にはそのような画期的治療法にもかかわらず、当該療法はどこで受けられるのかの情報がない。 そして、何と著者は医療法人の主宰ではあるものの、医者でも医療従事者でもなく、学校法人の理事長で、かつ柔道家とのこと。 このような本をなぜ順天堂大学医学部の名誉教授が監修したのか理解に苦しむ。もっとも、逆に考えれば、医学者が監修についたからこそ、この程度で済んだのかも、とも考えることができるが・・・。 いずれにせよ、タイトルだけに惹かれて本書を読んでしまった私のような過ちを他の方がなさらなぬよう、本メモをもってその警告とさせていただく次第です。

Posted byブクログ

2021/12/02

身体の4点に細い鉄で48度の熱をおくるとストレスホルモンが減り血流が良くなったり、成長ホルモンが出たりでなんでも治る

Posted byブクログ