民王 シベリアの陰謀 の商品レビュー

池井戸潤(著者)

2023/08/14

一気読み。面白かったです。コロナ、そして分断、という今の世の中を良く映したパロディでしたね。小中都知事には大受けしました。ほんと無責任な人多いですから。武藤泰山のような政治家は素敵ですね。

2023/08/10

ドラマ化もされた民王の続編。

と言っても、前作もドラマも見ていないので、単発作品として読んでみました。
前作では入れ替わりもので稚拙な政治家を笑い飛ばすような話だったようですが、
今回はウィルスものと思わせていて愚民衆を皮肉るような作品でした。
とはいえ、池井戸作品としては骨太でもなく、社会的テーマが弱い感じでした。
それにしてもこのテーマを民王の続編という形にした理由だけはわかりませんでした。

2023/07/31

民王続編。
今回はコロナ禍での出版ということもあり未知ウィルスが題材。
正直申し上げると、いまいち。やはり最初の民王が良過ぎて且つ設定が面白かったから、今作はだいぶ霞む。
着実にピンチに追い詰められていって、最後の最後に纏めるっていう池井戸スタイルなんだけど、ダラダラ。
エピローグで『おっ』ってなりはしましたが、民王はこれで打ち止めた方が良さそうです。

2023/07/23

ウイルスと人間の闘いを描いてる。

ウイルスが賢い手を使って人間を支配している様子からウイルスに意思を感じで恐怖を感じた。

実際にありえなくない話だなと思ってる。

また、政治と国民の関係についても考えさせられた。メディアやニュースの印象に国民は影響されやすいのだと実感。何の情報が正しいのか、、普段から他人の意見を鵜呑みにするのではなく自分の頭で考えることができるようになりたい。

2023/07/22

池井戸さんっぽくない小説。
民主主義というのは正しい結論に導くのか。情報が簡単に拡散される時代において、民意は誘導される。理論的に正しいことにみんなが納得するわけではない。

2023/07/07

「民王」が良かっただけに、この続編への期待が高すぎたのかな？
読んでみても？だし、池井戸さんの本だよね？？って感じ。
面白いことは、面白いんですが、
池井戸さんが書いたとなれば、これでは物足りないです。

2023/07/05

コロナで混沌としている日本に向けてのメッセージのような1冊だった。
政府は私利私欲に塗れたものと決めつけ、マスコミが面白おかしく煽り、それに踊らされている国民。日本人は思ったよりバカばっかり、という言葉が響く。
率直に面白かった。愚直で真っ直ぐ、誰よりも周りの側近達に愛される、こんな総理がいたらいいのにと思ってしまう。

2023/07/12

「民王」がめちゃくちゃおもしろかったので、続けてオーディブルで聴く。

「感染症」と「陰謀論」がテーマで、非常にイマドキなのだが、中盤の気分の盛り上がりに比べて結末が少し物足りなかったかな…
笑いも減ったかな…

泰山と翔の親子ともに成長する姿が微笑ましく、続編を期待。

♪Return To Forever／Chick Corea（1972）

2023/06/16

コロナウイルスに触発されて書いた感じですね。荒唐無稽ですけど、まあ、でも泰山らしいところも出てて、それなりには楽しめました。

2023/06/15

政治エンタメ小説としては、読みやすく面白くギリギリ合格点。だけど、池井戸潤作品だと思うと、？感が拭えない。もっと痛快感と納得感が欲しかった…オチが。