彼と彼女の衝撃の瞬間 の商品レビュー
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サスペンスが苦手になってきたような気がする。 感性の経年劣化か。不快感が先立ってしまう。 その分、作者は成功しているんだろうけど。 今更、思い出すのは 小さい頃から、怖い話は嫌いだったんだ、ということ。
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続きが気になってグイグイ読まされた。 クライマックスは手に汗握るシーンだった。 最後の最後まで驚き。
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この方の作品ははじめの3分の1から2分の1くらいまでは、展開が緩くて,退屈に感じてしまって,我慢して読むのがたいへんです。 中盤すぎると急に面白くなってきて一気に読む!がいつもの感覚です 最後まで読むと,文句無しに面白いですね。ただ,いつもイヤミスっぽい読後感なのがなぁー このド...
この方の作品ははじめの3分の1から2分の1くらいまでは、展開が緩くて,退屈に感じてしまって,我慢して読むのがたいへんです。 中盤すぎると急に面白くなってきて一気に読む!がいつもの感覚です 最後まで読むと,文句無しに面白いですね。ただ,いつもイヤミスっぽい読後感なのがなぁー このドロっとした作風がこの方の良さ? もちょスッキリした作品も読みたいですね。
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『彼』と『彼女』の関係性を辿るのにシンプルだけど一ひねりふたひねりもある、ふたりの関係と謎めいた第三者、そして次々と解明されてゆく過去の出来事。 初めからグイグイとそれでも丁寧にページを捲り、どんでん返しが待ち受ける結末へ。 フィーニーと言う作家さん、お気に入りのひとりのしてカウント!
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彼と彼女、2つの一人称視点から語られる物語が、螺旋状に絡み合い、その語りによって読み手を手のひらで転がす……そんな印象を受けた。 最後のどんでん返しだとか、ミステリ小説にあるあるな謳い文句はあるけれど、私はこの作品はまさに「踊らされる」ことを楽しむものだと感じた。 2つの「わ...
彼と彼女、2つの一人称視点から語られる物語が、螺旋状に絡み合い、その語りによって読み手を手のひらで転がす……そんな印象を受けた。 最後のどんでん返しだとか、ミステリ小説にあるあるな謳い文句はあるけれど、私はこの作品はまさに「踊らされる」ことを楽しむものだと感じた。 2つの「わたし」で語られるので、どちらにも感情移入するし、猜疑心を抱く。その翻弄されてしまう点が、この作品の醍醐味なのだ。
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2人の彼と彼女の視点を入れ替えてそれを繰り返しながら、進んでいくストーリー。そして合間合間に犯人の視点も。このタイプは、騙されるんです!何かが起こる、起こるはずと期待しながら読みました。そして、終盤の彼と彼女がそれぞれに違う場面で、ピンチを迎えて目まぐるしく変わるシーンは、すごく...
2人の彼と彼女の視点を入れ替えてそれを繰り返しながら、進んでいくストーリー。そして合間合間に犯人の視点も。このタイプは、騙されるんです!何かが起こる、起こるはずと期待しながら読みました。そして、終盤の彼と彼女がそれぞれに違う場面で、ピンチを迎えて目まぐるしく変わるシーンは、すごくサスペンスフルで、目の離せない展開。先が気になりました。登場人物が、警官も含めてどれも怪しげでクセがあり、みんな犯罪者に見せるような描写が、このストーリーを楽しませてくれました。衝撃とまではいきませんでしたが、結末の意外さには怖さを感じました。
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嘘と隠し事のてんこ盛り。彼と彼女にこれから何が起こるのか…これぞサスペンス #彼と彼女の衝撃の瞬間 ■あらすじ イギリス郊外の森で、女性が殺される事件が発生した。TVニュースの女性記者であったアナは、事件の取材で犯行現場に向かっていた。 一方、地元警察のジャックは、森で捜査の陣...
嘘と隠し事のてんこ盛り。彼と彼女にこれから何が起こるのか…これぞサスペンス #彼と彼女の衝撃の瞬間 ■あらすじ イギリス郊外の森で、女性が殺される事件が発生した。TVニュースの女性記者であったアナは、事件の取材で犯行現場に向かっていた。 一方、地元警察のジャックは、森で捜査の陣頭指揮をとる。彼は殺害された女性を見て思った。昨晩一緒にいた女だと… ■きっと読みたくなるレビュー これぞ怒濤のサスペンス!面白いっ 次々と展開される場面描写が面白くて、どうやっていくのか気になる気になる。各章の最後の一文で、えっ?!といった、読者を決して休ませてくれない書きぶりが見事! 主人公二人の嘘と隠し事が読者を翻弄させて、なにが真実なのかよくわからない。しかし話の筋は通っていて、この二人の関係性ならそうなるよな~という納得感も高いんですよね。 関係者たちも嫌味っ気が多い人たちばかりで、しかもプロットやセリフ回しが鬼ウマイ。家族、同僚、友人、恋人、誰も彼もが犯人に見えてくる。 とにかく全編通してヒリヒリ感が絶え間なく押し寄せる。熱い呼吸がすぐそこで聞こえてくるようなんです、これは怖い! そしてミステリーとしても、かなり強烈です。 ぜひ最後まで読んで、あなたも「衝撃の瞬間」を味わってください。 ■本作の推しポイント 本作は人の苦悩を文学的な表現で綴るのが大変お上手。 一連のエピソードをもとに、人生の悩みを深く深く考察して哲学的な表現が多いです。特に年齢を重ねている私には、共感できる文章がいっぱいありました。 誰しも嘘、隠し事は持っている。 人は後悔したくない、弱いからこそ、薄っぺらい希望で上塗りして生きているのだ。 確かに、ひとりきりで現実を直視するには厳しすぎる世の中ですよね。支え合うことができる大切な人を見つけられることこそ、人生の幸せだと思いました。
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爪に「偽善者」と書かれた状態で殺害されているのが見つかったレイチェル。捜査に向かう刑事のジャックは、前日にレイチェルと逢引きしていたことがバレないかと危惧しつつ犯人を追う。事件の取材に向かう記者のアナは、レイチェルとかつて友人同士だった少女時代に思いを馳せる。やがてさらに起こる殺...
爪に「偽善者」と書かれた状態で殺害されているのが見つかったレイチェル。捜査に向かう刑事のジャックは、前日にレイチェルと逢引きしていたことがバレないかと危惧しつつ犯人を追う。事件の取材に向かう記者のアナは、レイチェルとかつて友人同士だった少女時代に思いを馳せる。やがてさらに起こる殺人。犯人は誰なのか、サスペンス感溢れるミステリです。 ニコチン中毒のジャックとアルコール依存症のアナ。どっちもなんだか危うくて、被害者たちとの繋がりもあり、過去に苛まれている部分も含めてとにかく怪しいです(苦笑)。なので二人のどっちかが犯人ということもあり得るなあ、「どんでん返し」と書いてあるけれど、そういう結末はありふれてるんだけどなーと思いながら読みましたが。……たしかに一筋縄ではいかない真相でした。終盤の展開は手に汗を握るし、その中でたどり着く結末はタイトル通りに衝撃、かも。
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彼(ロンドンから車で2時間の英国の典型的な町、ブラックダウンのジャック警部)と彼女(幸運が重なりBBCキャスターの座を手にしていたが、産休明けの正職復帰により一夜にしてリポーターへ格下げされたアナ)+1の交互モノローグが織りなすページ捲りが止まらなくなる秀作サスペンス。 彼と彼女のルーツとなっているスモールタウン、ブラックダウンの町で起きた連続殺人事件。 最初の被害者はレイチェル・ホプキンズ、昨夜の彼の密会相手、かつ彼女の学生時代のクラスメイト。 のっけからのっぴきらない状況に陥る彼だが、次々に起きる不可解な状況、秘密を匂わせる意味深なモノローグがぐさぐさ刺さってきて緊迫感がたまらない。 いかにもな目くらましではあるのだが、上手いこと揺れ動かしてくるので、もしかして、、、と著者に翻弄されっぱなし。 これでストレートな結末だったら肩透かしだぞ、と思ったのも杞憂で、しっかりナナメからの真相。 星5でもいいくらいかなと思ったけれど、唯一無二ではないかなかと思い星4止まり。 でも、癖ないので間違いなく楽しめる海外ミステリ。
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一気読みでした、 こういうサスペンス要素のあるミステリーは大好きなので、 男女のハラハラドキドキのドラマを楽しめました。 ピーター・スワンソンが好きな方は似た系統でおすすめです。
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