聖書を読んだら哲学がわかった の商品レビュー
キリスト教徒の著者が書いているので偏りはあるが、哲学を学ぶには歴史や聖書を理解していないと難しいので一読の意味はあると思う。
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哲学はあたりまえを疑うことから。 著者が哲学にハマった経緯から始まり、その後聖書を読むきっかけの話が続きます。 それから哲学者の始まりが続くのですが、 タイトルの聖書を読んだら、という部分はあまりリンクせず、哲学者の話が前半濃厚に続くので世界史の勉強ぽくなってちょっと大変でした。...
哲学はあたりまえを疑うことから。 著者が哲学にハマった経緯から始まり、その後聖書を読むきっかけの話が続きます。 それから哲学者の始まりが続くのですが、 タイトルの聖書を読んだら、という部分はあまりリンクせず、哲学者の話が前半濃厚に続くので世界史の勉強ぽくなってちょっと大変でした。 文章はフランクで読みやすく、面白かったです。 哲学者の名前が大量に出てきて、その時点でごっちゃになったので、 哲学者の名前を把握してから読んだほうが面白いんだろうなぁと思いました。
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神を肯定するか、否定するか。プラトン的か、アリストテレス的か。この2つを軸に、哲学を古代から現代まで解説してくれる良書。以下、内容の抜粋など。 「哲学とは、今ある当たり前を疑い、新しい当たり前を構築すること」である。 (例) ・死亡率や事故率が高い自動車が普通に街中を走 っていることが当たり前であるが、それは本当 に当たり前でいいのか? そして、この考え方はビジネスにも通じる部分がある。 (例) ・パソコンはカバンで持ち歩くものという当たり 前を壊し、ポケットに入れて持ち歩くものとい う新しい当たり前を構築したのがスマホ 以上のように、哲学の歴史だけではなく、哲学的な思考力も高まる非常に良い本だと思います。
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哲学に明るくないので、入門書として読了。コロナ禍以降に書かれた書籍なので、時代状況も反映させながら、難しく感じる哲学を飽きずに読めるよう、親しみやすい言葉に咀嚼しており、作者の行き届いた配慮を感じた。繰り返し読み込みたい。
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キリスト教や聖書がどうのこうのというのは関係なしに、めちゃくちゃオススメの西洋哲学入門書。 哲学って面白い! きっとあなたもそう思える。
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「聖書」と「哲学」が結びついているタイトルに惹かれて読んでみました。 以前、某キリスト教系宗教団体(バチカンは認めていないと聞いている)の勧誘にあったことがある。「聖書を勉強してみませんか?」と。 聖書は「哲学」だと捉えていると伝えたら、「ふーん」って感じだった。 色々と縛りや...
「聖書」と「哲学」が結びついているタイトルに惹かれて読んでみました。 以前、某キリスト教系宗教団体(バチカンは認めていないと聞いている)の勧誘にあったことがある。「聖書を勉強してみませんか?」と。 聖書は「哲学」だと捉えていると伝えたら、「ふーん」って感じだった。 色々と縛りや問題が多い団体なので、あまり関わり合いたいとは思わなかった。 それに、あるお寺のご住職が「○○をやってはいけない」「○○しなければならない」縛りがたくさんあるのは信仰ではなくカルトだと。ご先祖様や故人を思う気持ちに型はないのだと。 でも、仏経典や聖書について知識を高めることは悪い事ではないと思っている。 むしろ哲学的な世界に惹かれることもある。そんな私にはぴったりの一冊だった。
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