きつね の商品レビュー
妻に化けた狐を殺した。なのに、いつまで経っても死体は狐の姿にならない。 この顛末を確かめるまでの不安! 短くも恐ろしい話を読んだ。 絵本として、美麗な絵も見どころ。
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やりすぎだって!そこまでされるほどきつね悪いことしてないよ! というのが最初の感想。 柳田国男の『遠野物語』にある「きつねが登場する話」を3篇収録した絵本で、描かれているきつねの姿が妖艶。毛並みのやわらかさに対して「目」はどこまでも異種族のそれで、怖さを感じるとともに惹きつけられ...
やりすぎだって!そこまでされるほどきつね悪いことしてないよ! というのが最初の感想。 柳田国男の『遠野物語』にある「きつねが登場する話」を3篇収録した絵本で、描かれているきつねの姿が妖艶。毛並みのやわらかさに対して「目」はどこまでも異種族のそれで、怖さを感じるとともに惹きつけられる。 終わりの文章に「狐の話はこれほどまでにさまざまである」とありますが、3篇とも狐が人をだますだけです。そんなバリエーションはない。あるとしたらその後怒った人間に狐がぬっ殺されるかどうかくらいの違いくらいです。 いや、やっぱりやりすぎだって!殺されるほど狐は悪いことしてないと思うんだけど。一周回って人間の過剰な防衛本能の話に感じられるのは私だけでしょうか……。 とりあえず番外編として狐が人間をぼこぼこにする話を求む。 ちなみに巻末に「遠野物語マップ」が用意されてるので、これを見ながら『遠野物語』を読みなおすと地理関係の理解が深まりそうだなーってなりました。
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原作:柳田国男、文:京極夏彦、絵:樋口佳絵。原作は「遠野物語」の20、60、94、100、101のうち94→101→100がこの絵本にあたる部分だと思われる。狐は神の使いとして祭られているところもあります、稲荷神社とか伏見稲荷とか。(もともとは神であったという説もありますが。)この絵本の話の1話目は笑い話で終わっていますが、2,3話はきつねを恐れるあまり殺してしまっています。2話目は死体をもてあそぶのはどうかと思うが多分きつねにはちょっとしたいたずらだったのだと。3話目に関してはどうなんだろう、妻の想いをきつねが体現しただけなのでは、逆に殺す人間のほうが怖い。
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遠野のキツネのお話。 菊蔵 酔っ払って友人と相撲をとったところ…? 旅人 立ち寄った知人の家で死人の番をしていると…。 漁師 いるはずのない場所で妻にあった。さては…。 〇菊蔵さんのお話は化かされ話でかわいらしかった。 〇旅人の話は人が容赦ない。当時のキツネと人間の関係か。 〇漁師の話は悲劇になるかと手が冷たくなった。
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各地に伝わるキツネの伝承を見ると、化かされる系が多いけど、生霊がキツネに乗って…というのは新鮮。昔はキツネが身近な生き物だったんだろうな。
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