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スリープウォーカー の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

    3

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2024/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もうエイダンをいじめないであげて…!何度振り切っても纏わりついてくる過去の闇…エイダンが何をしたって言うの(;o;) パースは相変わらずムカつくしよ〜…ゼインに殺されるの分かってるなら守ってやってくれよ〜お前のせいでこんなことになってるのにさ〜… ほとんど死んだように生きてるエイダン、どんな不幸が降りかかっても他人のせいにせずある意味諦めて受け入れてるのは生い立ちのせいなのか… ナオミとのコンビは相性良さそうだったのでまともな形で組めてたらね… 今回はサティとの絆が見えて嬉しかった 結末はあーそうだよね…からの、え!そうなの?期待していいの?って感じでまた(;o;) ちょっと纏まらないのでまた書き直すかも

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2023/12/01

2023/12/1読了。ついにノワールの謎解きが本格ミステリーを超えた!本書一冊では読み手の力量かやや期待はずれ。

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2022/12/18

ハードボイルド・ミステリ。 閉塞感と、悪態と、アルコールの香りが常に付き纏う世界観。 息苦しいが、謎解きの爽快感はずば抜けている。そして、救いのなさも、良い。

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2022/11/19

読みづらい。翻訳含め意図的なのか?もしそうだったら逆に凄いかも。同作家の別作品には手を出しづらいな。

Posted byブクログ

2022/09/24

エイダン・ウェイツシリーズの三作目。 一家惨殺事件の犯人が炎に包まれ死亡するところから始まる物語。何重にも重ねられた紙を1枚1枚取り払っていくように真相に近付いていく。前二作品よりも謎解き感が強く、「そこが繋がるか…!」と思う展開もあり、個人的には読みやすかった!またいつかエイ...

エイダン・ウェイツシリーズの三作目。 一家惨殺事件の犯人が炎に包まれ死亡するところから始まる物語。何重にも重ねられた紙を1枚1枚取り払っていくように真相に近付いていく。前二作品よりも謎解き感が強く、「そこが繋がるか…!」と思う展開もあり、個人的には読みやすかった!またいつかエイダン・ウェイツに会えたらいいなぁ。続編期待。 #スリープウォーカー #ジョセフノックス #20220619 読了

Posted byブクログ

2022/05/30

 脇役が深傷を負うのも死にいくのも、無機質に感じられるが、主人公が怪我をすると、我が身が傷をつけられたように、感情移入で痛みを感じてしまう。何度、痛っ!激痛!と顔を顰めてしまったことか。身も心もボロボロのエイダン。コレぞ、ノワールゆえの面白さ。

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2022/04/11

 兄さんともいよいよお別れ!残念だけどしかたねえ。  サティ心配した。お前が生きて夜勤してなかったら兄さんは帰って来れない。  警察官には戻れない、エイダンでも戻れない。でも、仕方ないなあ。  ナオミ&サティは笑える。これで書くのかな。棚から無くなつたアンとアダムの愛読書...

 兄さんともいよいよお別れ!残念だけどしかたねえ。  サティ心配した。お前が生きて夜勤してなかったら兄さんは帰って来れない。  警察官には戻れない、エイダンでも戻れない。でも、仕方ないなあ。  ナオミ&サティは笑える。これで書くのかな。棚から無くなつたアンとアダムの愛読書『罪と罰』は生きて出て行った証だ。  シャーロックじゃないけど復活して欲しいなあ。  これで3部作完結は辛い!毎回詩的なエンディング有難う。

Posted byブクログ

2022/03/26

「エイダン・ウェイツ」シリーズ。この閉塞感というか犯罪の臭いとエイダンの堕落や諦念のような感情がクセになるシリーズでこれで三作で終わりなのが本当に残念。警察の組織から弾き出され犯罪に自ら足を踏み入れて追い込まれていくエイダン。その中で本格ミステリーのような謎解きもあって色々な角度...

「エイダン・ウェイツ」シリーズ。この閉塞感というか犯罪の臭いとエイダンの堕落や諦念のような感情がクセになるシリーズでこれで三作で終わりなのが本当に残念。警察の組織から弾き出され犯罪に自ら足を踏み入れて追い込まれていくエイダン。その中で本格ミステリーのような謎解きもあって色々な角度から楽しめる。本当に面白い三作でもっと読みたかったなという感じ。著者の他の作品も読んでみたい。

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2022/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前2作は未読だが特に問題なく読めた。 どいつもこいつも嫌なヤツばかりだけど、それが逆にキャラクターを際立たせていて妙に好感がもてる。 主人公は逃走用のアレコレを用意していて、こういう危機管理能力のある人、好き。 ストーリーを追うのはなかなか難しかった。まずつまづいたのは、液体石鹸の話。液体石鹸を吸う?アルコールの代わりに?イカれてる…。 結局一番印象的だったのは、ここかも…。 液体石鹸依存って存在するのか、検索しまくってしまった(分からなかった)。 結末はどうなんだろう。 いきなり女性2人が意気投合している様子には面食らったが、主人公は生き延びて逃げたということ? 次回作があるということか。 踊り場がどれくらいの高さか、落ちて死ぬくらいなのか、もう読み返す元気はない…。 一緒に落ちた男はどうなった? んー、余韻を残しすぎ!

Posted byブクログ

2022/01/19

 警察小説でありながら組織臭を全く感じさせない一匹狼の刑事エイダン・ウェイツ三部作の掉尾を飾る作品である。一作目を書くのに八年を費やして作家デビューとなったジョセフ・ノックスは英国作家でありながら、相当にパルプ・フィクションのサイドに位置する作家であるように思う。ノワールの系列。...

 警察小説でありながら組織臭を全く感じさせない一匹狼の刑事エイダン・ウェイツ三部作の掉尾を飾る作品である。一作目を書くのに八年を費やして作家デビューとなったジョセフ・ノックスは英国作家でありながら、相当にパルプ・フィクションのサイドに位置する作家であるように思う。ノワールの系列。  交代制ではない夜間勤務刑事というエイダンの所属する警察の職制にも驚かされる。ずっと、ずっと夜勤なの? という設定が英国では普通なのだろうか? 待てよ、そういえば、マイクル・コナリーのボッシュの最近のシリーズ・ヒロインであるレネイ・バラードはレイトショーと言われるLA市警の夜勤専門刑事であるから、英国のみならず世界では警察組織での夜間専門勤務は当たり前なのだろう。とすると日本はどうなのか? などなど警察組織や、刑事を職業とする人の人事制度はどうなっているのか、疑問としたいところは多々出てくる。  本書でのエイダンの夜勤は制裁のイメージが強いように思う。ろくでもない悪徳刑事、あるいは独断専横のやりたい放題の不良刑事ってことだろう。だからこそ本シリーズはノワール色が強い。本書では、存在感の大きかった夜勤の先輩刑事サティが、重傷を負ってしまいほぼ不在である。寄ってエイダンはいつもに増して孤独な捜査に終始する。そればかりか新しい人生への脱出の準備すらしているという現状況への絶望ぶり。  そんな中で、起きた奇妙でド派手な殺人事件が本書のテーマである。余命あと数日という十二年前の一家斬殺事件の犯人。彼が入院する病院が襲撃を受け殺害される。襲撃者は謎の女。過去の事件の真の殺人者は誰なのか? なぜ後数日を待てなかったのか? これまでの相棒サティは警備に当たっていたため本作では重体に追い込まれ意識不明。新たな相棒は切れのいい女刑事ナオミ・ブラック。理由不明の殺人という難事件に当たりつつも、エイダン自身の行動も、周囲との関係性もさらに複雑化してゆく。孤独。危険。駆け引き。いずれもノワールの王道である。  壮大なる国外脱出と第二の人生の計画。具体的にその準備をしていたエイダンのリスク管理にも驚くが、その計画がほころびを見せてゆくプロセスと、彼の秘密を脅かす女との駆け引きもスリリング極まりない。周到なサバイバル計画と、なかなかそれを許さない粘性のトラップのような状況劇が、凝りに凝った警察ノワールの王道を思わせる。ジェイムズ・エルロイやアンドリュー・ヴァクスを思わせるデリケートな駆け引きと、周到な準備。失敗や喪失への恐怖。  迷路に入り込んだ一警察官の状況脱出劇が第一作から止まらぬまま、ここに至って説明の足らない断裂感たっぷりのラストを迎える。本シリーズは三部作だが、もしかして奇跡の続編が有り得るのだろうか? 終始、仕掛けに満ちたミステリー作品の謎は深いまま読者は最終ページに導かれる。語られないもの。断裁された時間。ナオミとエイダンの妹アンのステージ。  物語はまったく終わっていない。そう感じられるのは、ぼくだけだろうか?

Posted byブクログ