逆玉に明日はない の商品レビュー
そのような分野があるか分からないがそれコミカル経済小説とでも言おうか、楡氏の小説はビジネスモデルとして成り立ちつつ、面白おかしく描かれており、いつも楽しく読みながら業界について勉強できる。 今回のあらすじは、商社に勤める昭憲が、ワンマン社長の堂面家が経営する総合食品会社にみそめ...
そのような分野があるか分からないがそれコミカル経済小説とでも言おうか、楡氏の小説はビジネスモデルとして成り立ちつつ、面白おかしく描かれており、いつも楽しく読みながら業界について勉強できる。 今回のあらすじは、商社に勤める昭憲が、ワンマン社長の堂面家が経営する総合食品会社にみそめられ、婿養子に入ることになる。 だが、子供が生まれると、事件をでっち上げられ、離婚の上、放免されてしまう。 しかし、手切に渡されたアメリカの創薬会社の株を手に、堂面にひと泡吹かせるべく奮闘する。
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★★★★ 今月6冊目 面白かった。商社に勤めてた主人公が日本の最大手企業の娘と結婚、逆玉。 重要ポストにつくも、口出しは厳禁。 そんななかある事故で首を切られ、離婚させられる。こっからバタバタ展開。 今作は奥田先生みたいな砕けた文章ありだし面白かった
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タイトルとジャケットに惹かれて。 何気に初の楡作品。 主人公のMr.逆玉のキャラがいまいち好きになれんからそこまでの痛快感、カタルシスが得られないのが残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前半は、お金持ちファミリーの理不尽さにイライラ…。最後まで読み切る自信がなくなるほど、腹が立つ展開でした。 中盤からはその理不尽ファミリーに天罰が下るような展開にハラハラドキドキ。 でも最後は結局主人公がかわいそうな結末だった…
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半分から、すごく面白くなる!すっきりする。半沢直樹系のビジネスストーリーではあるが、それらより少しソフトで笑えるところもある。
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32この作家はこういう展開が好きですねえ。しかし今回は金持ちの遊びみたいでちょっと上手くつながってないような気がするのでベンチャーや投資や、金儲けが話の真ん中にあるのはちょとゲンナリです。
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ストーリー的にはここまでやるか、という印象だけど小説だけに割り切ると面白い。 経済小説というよりコミカルな「倍返し」とう感じかな。
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シリアスなんだかユーモアなんだか、どっちつかずな印象。主人公である是枝を取り巻く人々もなんだか小悪党みたいな人物ばかりで読んでいて爽快さの欠片もない。是枝のおかれた境遇もなんだか可哀そうで、それでいて最後にしてやったりの展開があるのかと思えば、結局最後もまんまとはめられたような展...
シリアスなんだかユーモアなんだか、どっちつかずな印象。主人公である是枝を取り巻く人々もなんだか小悪党みたいな人物ばかりで読んでいて爽快さの欠片もない。是枝のおかれた境遇もなんだか可哀そうで、それでいて最後にしてやったりの展開があるのかと思えば、結局最後もまんまとはめられたような展開で、救いもない。ほかの方のレビューを拝見すると結構高い評価をされている方が多いので、自分には合わなかった作風ということかと。
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エリート商社マンの是枝に、ある日突然見合い話が持ちかけられる。お相手は老舗食品メーカー社長の長女。うまい話には裏があるものだが、この縁談にもとんでもない秘密が隠されていた……。 一種のサラリーマン小説として読んだが、なかなか楽しかった。逆玉男の反撃が痛快だ。次女の強烈なキャラクタ...
エリート商社マンの是枝に、ある日突然見合い話が持ちかけられる。お相手は老舗食品メーカー社長の長女。うまい話には裏があるものだが、この縁談にもとんでもない秘密が隠されていた……。 一種のサラリーマン小説として読んだが、なかなか楽しかった。逆玉男の反撃が痛快だ。次女の強烈なキャラクターに比して、結婚相手である長女の存在感が薄いのが気になった。
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総合商社マン是枝は世界的食品メーカーを経営する堂面家へ婿入りするがうまい話には裏がある。跡継ぎができたとたん離婚され追放された主人公は再起と復讐に向け行動を起こすが…。軽い感じのコメディー経済小説ともいうべきジャンル。逆玉に明日はなかった、それも2回。かわいそう…。
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