強くてうまい!ローカル飲食チェーン の商品レビュー
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秘密のケンミンショーなどの番組リサーチャー、辰井裕紀さん「強くてうまい! ローカル飲食チェーン」、2021.8発行。マクドナルドや吉野家のような全国チェーンと互角以上に渡り合うローカルチェーン、蓬莱(大阪)、ぎょうざの満州(埼玉)、ばんどう太郎(茨城)など12のローカルチェーンの紹介です。強みは: ①対面販売 ②徹底的に作るところを見せる ③裏方を表に出すオープンキッチン ④保存料なし、当日限り一本勝負のおにぎり ⑤地元スポーツチームを応援 ⑥オシャレ過ぎない ⑦駅前の守護神。
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チェーン店とはいえ、ある地域にだけ存在 するローカルチェーン店は数多くあります。 それらは全国チュエーンに伍する力を持ち 地元に愛されています。 全国チェーンのパワーはコンビニ業界を思 い浮かべれば、分かりやすいと思います。 今やローカルコンビニは北海道が地盤のセ イコーマ...
チェーン店とはいえ、ある地域にだけ存在 するローカルチェーン店は数多くあります。 それらは全国チュエーンに伍する力を持ち 地元に愛されています。 全国チェーンのパワーはコンビニ業界を思 い浮かべれば、分かりやすいと思います。 今やローカルコンビニは北海道が地盤のセ イコーマートくらいです。他は全て大手に 飲み込まれました。 ではなぜ、本書に紹介されているローカル チェーンは強いのか。 そこは共通した理念があり、そお黄金のル ールニ迫ります。 旅先では、せっかく来たのだから、とバカ 高い観光客相手の店で食してしまうことが あると思います。 これからは、こういった地方ならではのチ ェーン店に行ってみるのもいいのかも、と 思ってしまう一冊です。
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生まれ育った地元を思春期に離れてしまった身としては、地元に愛され根付いている食べ物文化があるのは憧れる。しかもそれがローカルチェーンなんて、なんとも魅惑的である。 今自分が住んでる地域は筆者の故郷なので、度々利用しているはな膳や珍来もローカルチェーンと聴くと、自分も第二の故郷の味...
生まれ育った地元を思春期に離れてしまった身としては、地元に愛され根付いている食べ物文化があるのは憧れる。しかもそれがローカルチェーンなんて、なんとも魅惑的である。 今自分が住んでる地域は筆者の故郷なので、度々利用しているはな膳や珍来もローカルチェーンと聴くと、自分も第二の故郷の味を手に入れたのだなと感慨深い。 チェーン店というのは全国どこで食べても同じ雰囲気で同じ味…というイメージがあったが、さっそく今度の日曜日にでも、近場の掲載店に行ってみようと思った。
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どこも地元愛にあふれてる。 一番行きたいのは北海道のインディアンカレー あと岩手の福田パンも食べたい おにぎり太郎のローカルさにびっくりし 熊本でおべんとうのヒライにいってみたくなった。 著者も何があったかしらないが食べ物で命をすくわれているという。 本当にそんなことあるんだなと思うと食べ物の大切さを再確認する。
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日本はまだまだ広い。東京一極集中、大手資本の地方進出、均一化が進むかと思いきやまだまだ負けないローカルチェーン。地元密着の企業を密着取材。 福田パン(岩手)。551HORAI(大阪)、ばんどう太郎(茨城)、おにぎりの桃太郎(三重)、ぎょうざの満洲(埼玉)、カレーショップインデア...
日本はまだまだ広い。東京一極集中、大手資本の地方進出、均一化が進むかと思いきやまだまだ負けないローカルチェーン。地元密着の企業を密着取材。 福田パン(岩手)。551HORAI(大阪)、ばんどう太郎(茨城)、おにぎりの桃太郎(三重)、ぎょうざの満洲(埼玉)、カレーショップインデアン(北海道)、おべんとうのヒライ(熊本) 工場から直送できる距離や看板商品の存在、普段の生活に根ざした入りやすさなど。あえて全国展開せず着実に。 「秘密のケンミンSHOW」の元リサーチャーが全国行脚し取材した力作。
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全国にあるローカルチェーンを取材。 地元で繁盛しているからといって 決して全国に進出しないポリシー。 ビジネス的観点を踏まえた取材は ローカルチェーン、外食への愛を感じます。 冒頭にあった 「看板の文字がどでかくキャッチーな店構えで、 リーズナブル。もう〇〇でいいやとヤケクソで 来店した人々すか拒まない、チェーン店らしい 包容力がある」 これこそが、チェーン店が成功する定義かと 思います。
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全国各地のローカル飲食チェーンの中から、非常に狭い地域の中で圧倒的に人気を誇っている7店を選び、その料理の魅力とビジネスの特徴をまとめて一冊。 選ばれているのは大阪の551蓬莱のような有名店から、茨城県中心にやや高めの和食レストランを運営するばんどう太郎、北海道帯広を中心とする...
全国各地のローカル飲食チェーンの中から、非常に狭い地域の中で圧倒的に人気を誇っている7店を選び、その料理の魅力とビジネスの特徴をまとめて一冊。 選ばれているのは大阪の551蓬莱のような有名店から、茨城県中心にやや高めの和食レストランを運営するばんどう太郎、北海道帯広を中心とするカレーショップインデアン、などである。セレクトは非常に良いところをついているな、と思ったのが第一印象。帯広のカレーショップインデアンは、私自身も札幌出身である、ちょっと名前を聞いたことがあるくらいで食べたことはないし、こんなに有名店・人気店だ、という印象もなかった。北海道の場合は広大なので特殊とはいえ、県を跨げば知名度がぐっと低まるように特定の地域で絶大な支持を集めている店がうまくセレクトされているように感じる。 ビジネス的な観点での考察もされており、特に共通性があるのは、製造工場を中心に一定のエリアで配送できる場所にしか店を出さないことによって、店舗需要にリニアに連動した生産・物流体制を敷いてムダを出さない仕組みなどである。551蓬莱にしても、1日3回、工場から各店舗への配送を行っている、という話も知らなかった。 ここで取り上げられた店のうち、食べたことがあるのは551蓬莱のみ。コッペパンの福田パン、ぎょうざの満州(特に1店だけ満州が運営する温泉旅館に行ってみたい)など、今後の訪問が楽しみになった。
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ぎょうざの満州と551からみるに、たぶん、書いてないことも結構ありそうだが、よく取材してる感じがする。三重に行ったら桃太郎、熊本入ったらヒライ、岩手に行ったら福田パンたべてみよう。という気になるから大したもの。
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<目次> 第1章 福田パン~全国に出ない価値。「救食」のやみつきバターパン 第2章 551HORAI~創業76年「関西だけの豚まん」を守る理由 第3章 ばんどう太郎~パートが女将。「地元味」に整える名物うどん 第4章 おにぎりの桃太郎~「雨」当日キャンセル料無料コンビニと...
<目次> 第1章 福田パン~全国に出ない価値。「救食」のやみつきバターパン 第2章 551HORAI~創業76年「関西だけの豚まん」を守る理由 第3章 ばんどう太郎~パートが女将。「地元味」に整える名物うどん 第4章 おにぎりの桃太郎~「雨」当日キャンセル料無料コンビニと喧嘩しないおにぎり 第5章 ぎょうざの満洲~「売り上げの4割がレジ横冷蔵庫」3割原材料費の埼玉発中華 第6章 カレーショップインデアン~十勝のワンコインで温める「変幻自在の鍋カレー」 第7章 おべんとうのヒライ~「中食・外食・コンビニ」三位一体のローカルメガチェーン <内容> 著者は、日テレの「秘密のケンミンSHOW」の元リサーチャー。番組のコンセプトさながらの「ローカル・フードチェーン」を紹介。社長やこだわりの人を中心に、取材がされている。納得のでき。
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広くネット媒体で活躍している辰井裕紀氏初の著書。 「地域に根ざしたローカル飲食チェーンがいかにして全国チェーンと渡り合っているのか」を日本全国から7店を実例として紹介している。氏の持ち味と言える徹底したリサーチ力が遺憾なく発揮された文章は元より、実際の食べ物や店舗の様子がフルカラ...
広くネット媒体で活躍している辰井裕紀氏初の著書。 「地域に根ざしたローカル飲食チェーンがいかにして全国チェーンと渡り合っているのか」を日本全国から7店を実例として紹介している。氏の持ち味と言える徹底したリサーチ力が遺憾なく発揮された文章は元より、実際の食べ物や店舗の様子がフルカラー写真で紹介されている構成は読んでいて胃に訴えいてくるものがある。 全編通して、知らないお店は新しい知識として、知っているお店は新しい発見を楽しむことが出来た。 個人的に、一通り読んだ上で総括の最後にあった、 「ローカルチェーンは「楽しい」こそが最大の武器だ。」 という一文はぐっと心に刻みこまれた。 このコロナ禍にケリが付いたらば、この本を片手に各地へ足を運びたいものである。
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