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東京ヒゴロ(1) の商品レビュー

4.5

26件のお客様レビュー

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2024/09/01

文字少なめ。絵だけで心情、情景がひしひしと伝わってくるのは、本当にさすがとしか言いようがなく。全3巻読み、内容から元気を与えてもらった。

Posted byブクログ

2024/06/22

"漫画の中で人が生きてる" と一番に驚いた 松本大洋はピンポンや青い春を映画で観たことがあったぐらいで、漫画は初。 とっつきにくい印象だったけれど、独特の絵のタッチによって東京ヒゴロの世界へ自然と惹き込んでくれるようでのめり込んで読んでしまった。 漫画の...

"漫画の中で人が生きてる" と一番に驚いた 松本大洋はピンポンや青い春を映画で観たことがあったぐらいで、漫画は初。 とっつきにくい印象だったけれど、独特の絵のタッチによって東京ヒゴロの世界へ自然と惹き込んでくれるようでのめり込んで読んでしまった。 漫画の登場人物なのに、リアルで生きているんじゃないかと思わせる不思議な魅力があり、かなり好みの作品でした。 他の作品も読みたい。

Posted byブクログ

2024/05/23

漫画愛、人間愛、愛するが故の苦悩や葛藤。心を壊すギリギリの危険域でモノを創り出すということの計り知れなさ。だから感動するんだろう。いち消費者にしかなれない自分だけど、そういうものたちにこの世界で少しだけ触れさせてもらえることが贅沢であり、至極の幸福である。 古書店の主人好き。段...

漫画愛、人間愛、愛するが故の苦悩や葛藤。心を壊すギリギリの危険域でモノを創り出すということの計り知れなさ。だから感動するんだろう。いち消費者にしかなれない自分だけど、そういうものたちにこの世界で少しだけ触れさせてもらえることが贅沢であり、至極の幸福である。 古書店の主人好き。段ボールから大友克洋のショートピース、いいよねぇ。嵐山森先生もバリかっこいい。

Posted byブクログ

2024/03/17

とても面白い!!!!後ろ向きな話かと思えば全てがパワフルで前向きで愛おしかった!どの話も楽しみながら読んだ。特に最後のお話が好きかも。

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2024/02/17

主人公の中年男性が出版社を半ば失意のうちに辞めて自分の漫画雑誌を立ち上げようと、かつて自分の心を動かした漫画家たちを訪れていく。人を訪ねるなかで各々の生活が滲むように描かれていく感じに 吉田健一『東京の昔』を思い起こしたりもする。 登場人物とその暮らしにページを読み進めるたびに興...

主人公の中年男性が出版社を半ば失意のうちに辞めて自分の漫画雑誌を立ち上げようと、かつて自分の心を動かした漫画家たちを訪れていく。人を訪ねるなかで各々の生活が滲むように描かれていく感じに 吉田健一『東京の昔』を思い起こしたりもする。 登場人物とその暮らしにページを読み進めるたびに興味が徐々に湧き上がってきて、ポツリポツリと話は進むのにグイグイと読み進めたくなる。

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2023/12/05

話ごと毎回挟まれる最後の引きの風景めっちゃいいなと思うし、雰囲気めちゃくちゃ好きなんだけど、それを言葉にするには陳腐な語彙しか持ち合わせてなくて辛い

Posted byブクログ

2023/12/02

松本大洋先生、絵もストーリーも本当に素晴らしい。 サニーも大好き。サニーは心の奥底をギュッと掴まれる辛さもあったけど、今回は人生の苦さも描かれながらもワクワクも感じる。 まとめ買いしたらよかった。続きがすぐ読みたい。

Posted byブクログ

2023/11/28

才能を持つ者と、才能を見出す者。 喋る鳥と迷い猫。 捨てられない漫画と背広に包まれた原稿。 泣けました。2,3巻もいっぺんに買えば良かったです。

Posted byブクログ

2023/07/08

漫画家と編集担当の関係性を松本大洋タッチで描いてる味わい深い作品。会話のやりとり、シーンの描き方、ストーリー、映画のシーンや漫画のそれでもなく、松本大洋ならではの切り口で面白い。

Posted byブクログ

2023/03/24

人に勧められる松本大洋 松本大洋作品の大ファンでありながら気軽に人に勧められる作品は少なく、「ピンポン」くらいしか挙げられなかった今日この頃 東京ヒゴロは松本大洋の本領発揮といえる「冷たいアツさ」に溢れた前向きな作品で 悪人も残酷な描写もなく読んだ後じんわり幸せになれる 登場人...

人に勧められる松本大洋 松本大洋作品の大ファンでありながら気軽に人に勧められる作品は少なく、「ピンポン」くらいしか挙げられなかった今日この頃 東京ヒゴロは松本大洋の本領発揮といえる「冷たいアツさ」に溢れた前向きな作品で 悪人も残酷な描写もなく読んだ後じんわり幸せになれる 登場人物がほぼみな往年の作家(と編集者)なので、若い読者にとっては盛り上がりにかけると感じるかもしれない しかし、一度夢に取り憑かれた者の、寝ても覚めても止まらない感じ、わかるよー!と強く共感しながら読めた 彼らの冒険を最後まで見守りたい

Posted byブクログ