ワールド イズ ダンシング(1) の商品レビュー
【全巻読んでの感想】 なんでこんな面白い漫画が打ち切りになるのか心底謎。 めっっちゃくちゃ面白くて絵も抜群にきれいだし、コマ割りにも躍動がある。 とてつもなく完成度の高い漫画。 能にそれほど興味がなくても、試しにチケット取って能舞台を見に行ってみようかと新しい扉を開かせてくれる...
【全巻読んでの感想】 なんでこんな面白い漫画が打ち切りになるのか心底謎。 めっっちゃくちゃ面白くて絵も抜群にきれいだし、コマ割りにも躍動がある。 とてつもなく完成度の高い漫画。 能にそれほど興味がなくても、試しにチケット取って能舞台を見に行ってみようかと新しい扉を開かせてくれるような作品。 キャラクターも魅力的でもっと彼らの成長を見たい!と思わずにはいられない。 編集部は馬鹿なの? この漫画が正しく評価されないなんて、悔しくてたまらない。
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サンプル読了。「え~っ、ここで終わっちゃうの!?」ってとこで終わってて、買わずにはおれない感じ。 少年・世阿弥の心に芽生えた「人は何のために舞うのか」という問い。どう展開していくんだろう?? 21/11/30
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己の体の内に棲んでいるなにか。その、なにかを抑えきれず、心をたぎらせ、衝動のままに、そこにある。 といったぐつぐつ想いがあるのだと思うのですよ、世阿弥少年には。 それがなにかの拍子に表に湧き上がってくるのが、名もなき白拍子への手向けの舞で、その後の入り混じっての舞だったのか。 ...
己の体の内に棲んでいるなにか。その、なにかを抑えきれず、心をたぎらせ、衝動のままに、そこにある。 といったぐつぐつ想いがあるのだと思うのですよ、世阿弥少年には。 それがなにかの拍子に表に湧き上がってくるのが、名もなき白拍子への手向けの舞で、その後の入り混じっての舞だったのか。 世界が狭いのならば広げてやる。 それは自分の居場所を作るための決意。ここでいう広げるとは、おそらく作り替えると同義なのでしょう。 体の内に、心の内に、棲んでいるなにかの存在感、それから感じてしまう熱とは隔絶した冷静さ。 世界を観るように、自分自身も観ているからか。無邪気ゆえの邪気みたいな怖さがある。 己の内の衝動に突き動かされ、何らかのジャンルで時代を変えてしまったという人間という点で、読んでいる自分に、こうであって欲しいという期待のテンプレみたいなものがあります。それと食い違いがあるので、むずがゆいもどかしい。 ただ、魅力的ではある。惹きつけられてはいます。 あれだ、プラネテスのロックスミスに似てる。彼は、世界との共存よりも、自分の執念を優先させる方を選んでしまった人間。ああなってしまうのか。あれは憧れではあるけど、しんどいんだよなぁ。
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