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腸と森の「土」を育てる の商品レビュー

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2024/07/18

腸や細菌については、他の本でも読んだことがありましたが、知らなかった話も多く書かれていました。 特に印象的だったのは、腸内のことが体外として捉えられており、食物を摂取することは、自然に接しているのと同じだということです。 だからこそ、食べるものが大事で、それが自然を壊すようなもの...

腸や細菌については、他の本でも読んだことがありましたが、知らなかった話も多く書かれていました。 特に印象的だったのは、腸内のことが体外として捉えられており、食物を摂取することは、自然に接しているのと同じだということです。 だからこそ、食べるものが大事で、それが自然を壊すようなものならば、必然的に人間の身体もおかしくなるという話でした。 タイトルの通り、腸についてだけでなく土についても、かなり触れられており、人間の体だけでなく、それを含めた環境全体に優しい循環のあり方が提案されています。

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2023/09/27

森などの自然界から人間の腸に至るまで、菌が果たす役割の大きさについて解説し、行き過ぎた除菌や環境汚染に警鐘を鳴らす。 言いたいことはわかるし共感する部分も少なくないが、やや極端な主張、科学者にしてはエビデンスに疑問が残る箇所もあり、読むのに注意が必要だと感じる。

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2022/12/01

感想 腸と土。人間と地球の基礎を整備する。自分たちの足元から目を背けて健康を向上させることはおこがましい。食を考え直す一つのきっかけに。

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2022/03/14

とても重要な本。土と微生物で示された主題を医師の立場から深める。また日本の食と農の問題にも焦点を当てる。 はっきり言って、いきなり大転換は無理なので、できるところから少しずつと思う。 僕の場合は、子ども達のおやつからか。

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2022/03/04

良書! ‘’人は森であり、腹に土を内包している。‘’ 偏った動植物の接種を改善する「プラネタリーヘルスダイエット」で身体と生態系のアンバランス改善。 内なる腸環境と、外的自然環境の関係性。まさに腹落ち。

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2022/02/18

すごく数多くの論文と作者自身の取材によって書かれた丁寧な本。健康と地球環境が密接な関係であることを再確認できました。

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2022/02/28

最近SDGsということばは身近になってきているが、地球が危機的な状況にある今、 私が生きていること自体が地球にとっては負担だろう。食の選択に関しては何かしら取り入れていかなくてはいけない、取り入れたいと思える説得力のある内容だった。「フレキシタリアン」という食事のスタイルは実践で...

最近SDGsということばは身近になってきているが、地球が危機的な状況にある今、 私が生きていること自体が地球にとっては負担だろう。食の選択に関しては何かしら取り入れていかなくてはいけない、取り入れたいと思える説得力のある内容だった。「フレキシタリアン」という食事のスタイルは実践できるかもしれない。 斎藤幸平氏の人新世の「資本論」 (集英社新書)を読んでから、何か身近でできることを探していたが、この本を通じて見つかったように思う。

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2023/09/07

人間はピラミッドの頂点などではなく他の生物、微生物との豊かな相互関係の中で生かされている歯車の一つである事を知れば、過剰な除菌、食料廃棄など局所的で二元論で判断する人間のエゴイストな行動の愚かさに気づくはず。

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