双亡亭壊すべし(第二十五巻) の商品レビュー
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SFホラー? 面白かった。 この方の作品はいつからからか絵が怖くて異常な感じになって苦手と思っていたが、ホラーと言われればありかも。 主役はいつもやさしい。 でいどさん面倒くさい人だった。 結局みんな憎めないという感じ。 ラストが良かった。
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最後の一滴が涙となって消えていくシーンが印象的でした。 主人公のモデルを知って(気付いて)から一時期ちょっと穿った読み方になったりもしましたが、最後はそれを吹き飛ばしてくれました。 今作は死んでほしくなかったキャラが生存してくれたので良かった(?)です。
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ここまで読んでてホント良かった…!! 「んふふふ、オレは楽しいぜ。」 この巻の感想としては、「とにかくカッコいい」。 絵も戦いも、生き様も。何もかもが「カッコいいなぁ」って思わせます。 世界を救うために。大切な人を守るために。 命を懸けて強大な敵に立ち向かう。 それだけじゃ...
ここまで読んでてホント良かった…!! 「んふふふ、オレは楽しいぜ。」 この巻の感想としては、「とにかくカッコいい」。 絵も戦いも、生き様も。何もかもが「カッコいいなぁ」って思わせます。 世界を救うために。大切な人を守るために。 命を懸けて強大な敵に立ち向かう。 それだけじゃなくて。 一人の人として。絵描きの矜持だけを頼りに一対一の戦いに臨む凧葉のカッコよさは今までになく、それでいて誰もが持っているかもしれないもののように思えます。 凧葉が泥努を圧倒すれば世界は救われる。でもそれは結果でしかなくて。 凧葉が戦うのは、限界を超えて「絵」と魂をぶつけ合うのは、偏に絵を、絵を描く事が素晴らしいと思っているから、それを泥努に分かってほしいと願う、ただそれだけのためなのでしょう。 だからこそ泥努を励ましもするし(世界がかかっているともいえるのに!)、彼の絵を正しく評価もする。ただ分かり合うために。 …凧葉を奮起させる泥努も熱い。…そもそも泥努自身は偏屈を極めているものの、素は正々堂々、道理の通らない事は好まない性なのでしょう。 「絵を描く」という行為がこんなにも熱く、カッコよく、そして鮮烈に思えたのは初めての事です。 渦を巻いて描きあがっていく絵がホントに凄い…。 「良い…………勝負だった。」の一言には、私も大きく頷いたものです。 結果として。 「どうしてこうなったのか」と涙を流す凧葉こそが、全てを解決したのだな、と。 そこから解き解れていく物語がどこか爽やかさを感じさせてなりません。 異星人との結末も含め、本当にいい物語でした。 藤田先生、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。是非また新しい物語にてお会いできることを。
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難しいテーマでしたねえ。 芸術とは何か?なんて、永遠のテーマだけど、なんか突き刺さるものがありましたねえ
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