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陰陽師 水龍ノ巻 の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

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2024/10/13

シリーズ第十七弾。 ・麩枕(ふちん) ・野憧游光(やどうゆうこう) ・いそざき ・読人しらず ・腐草(ふそう)螢と為る ・跳ねる【至ヘンに力】㕞(かみかき)踊る針 ・秘帖・陰陽師 赤死病の仮面 ・蘇莫者(そまくしゃ) いや~、大変だった。 出ない、探せない、誰も使ってないよこ...

シリーズ第十七弾。 ・麩枕(ふちん) ・野憧游光(やどうゆうこう) ・いそざき ・読人しらず ・腐草(ふそう)螢と為る ・跳ねる【至ヘンに力】㕞(かみかき)踊る針 ・秘帖・陰陽師 赤死病の仮面 ・蘇莫者(そまくしゃ) いや~、大変だった。 出ない、探せない、誰も使ってないよこの漢字。 この字を探すだけで1時間かかったわ。 【至ヘンに力】㕞(かみかき) ちょっと探してみて。俺の苦労が分かるから。 【至ヘンに力】は新字。旧字だと「勁」。読みは「けい」かな。 この字は表示できない。 書けるんだけど投稿するとそこから下のレビューが全部消えてしまう。 「㕞」は「せつ」や「せち」と読むのか。 獏さん。難しすぎるよ~。出版社の作品紹介にも出てないじゃん、この漢字。 で、意味は何かと言うと、「髪掻き」だね。 笄(こうがい)とも言い、刀装具のひとつ。 まあ、刀の付属品みたいなもんか。 用途は頭を掻いたり、髷を整えたりする道具らしい。 けっこう洒落た物が刀には装備されていたんだね。 なんか簪(かんざし)っぽくもあるな。 しかもこの「【至ヘンに力】㕞」。話の内容には特に関わってないという。別の物でもいいんだよね。 (# ゚Д゚)オイ、イイカゲンニセー!!! まあ、ひとつ勉強にはなりました。 「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」は珍しく晴明も博雅も出てこない。 それどころか外伝というか、なんか世界線が違う感じ。 あとがきによると、エドガー・アラン・ポーの「赤き死の仮面」に材をとったもの、とのこと。 ググってみると、なるほどというあらすじでした。 たしかにこれは晴明や博雅のいる世界では無理だ。 結末が結末だけに。 こういう味わい好きだけど。

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2024/01/09

久々に目が滑るのか読み進めるのに時間がかかった。 漢字が読めんくてびっくり。 愛され博雅の存在感が大きい。 才能、嫉妬、天才、万能葉二…蝉丸…殿涙) 赤死病の仮面をコロナ真っただ中に読まなくてよかった。

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2023/08/04

久しぶりの陰陽師だったけど二人がほろほろと酒を酌み交わし、呪の話題で博雅が困ってしまい、何時もの掛け合いで怪異に向かっていく展開には安心して潜り込んでいけた。やっぱりこの雰囲気、世界観は素敵だ。今回は博雅の無垢さと芸術的才能が溢れる話が多め。葉二秘話の「麩枕」は博雅一人で解決する...

久しぶりの陰陽師だったけど二人がほろほろと酒を酌み交わし、呪の話題で博雅が困ってしまい、何時もの掛け合いで怪異に向かっていく展開には安心して潜り込んでいけた。やっぱりこの雰囲気、世界観は素敵だ。今回は博雅の無垢さと芸術的才能が溢れる話が多め。葉二秘話の「麩枕」は博雅一人で解決するし。周りを浄化し悪人を改心させるその才能や純粋さが時には人に邪悪な思いを抱かせた「蘇莫者」での晴明の心配振り、判るよ判る。蘆屋道満がちょこちょこ暗躍しているのにもにやり。敵役だけどいい塩梅で締めてくるんだよなぁこの爺。絶妙な三角関係、続いて欲しい。

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2022/09/22

イイ!Σb( `・ω・´)グッ いつもの陰陽師はもちろんの事、いつもと違う陰陽師もまたイイ!(*゚∀゚*)あぁそれなのに、それなのに…このシリーズのこの巻から図書館に入らないなんて。・(つд`。)・。ウワーン

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2022/08/17

いつもどおりの世界観が広がるシリーズ。 梅の香りや桜など季節の描写がいつも美しい。 今回は、博雅がいつも以上にいい漢だということが証明された気がする。

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2022/06/16

気づけば出ていたシリーズ。読んだか読んでないか分からなくなりつつ読んでます。 いつもの仲良しっぷりに和みつつ。 博雅はいいなあ。

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2022/04/04

陰陽師シリーズ。 今作も、だけど、博雅さまのいい漢っぷりが際立っていたな。確かに度を超えた純粋無垢は時に罪になるかもしれない。でも、それが博雅さまの最強の武器であって、晴明でさえも敵わない強さなのかも。 シリーズを通して異色作である「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」。晴明も博雅も...

陰陽師シリーズ。 今作も、だけど、博雅さまのいい漢っぷりが際立っていたな。確かに度を超えた純粋無垢は時に罪になるかもしれない。でも、それが博雅さまの最強の武器であって、晴明でさえも敵わない強さなのかも。 シリーズを通して異色作である「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」。晴明も博雅も、蘆屋道満さえも出ないお話。平安の世の話であっても、今のコロナ禍のご時世にも通ずるもので今こそ読むべき。怖さが倍増ですワ。

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2022/04/01

陰陽師シリーズ。 晴明と博雅の軽快なやりとりが飽きさせない。 ファンタジーと歴史が織り交ぜられた、スピード感ある著書だ。 特に、読人しらず、の章がよい。 人の生き方に上手、下手があってたまるものですか、と、博雅が言う。まさにその通りだ。誰かに比べて、あの人は上手に生きてる、羨ま...

陰陽師シリーズ。 晴明と博雅の軽快なやりとりが飽きさせない。 ファンタジーと歴史が織り交ぜられた、スピード感ある著書だ。 特に、読人しらず、の章がよい。 人の生き方に上手、下手があってたまるものですか、と、博雅が言う。まさにその通りだ。誰かに比べて、あの人は上手に生きてる、羨ましい、それに比べて自分は、とか思わなくて良いのだ。生きること、生きていること自体が奇跡であり、また、尊いのだ。 ただ、ファンタジーとは言え、実際は人の思い込みがそう感じさせたものも多く、そんな話を加えながら、時に哀しく、時に爽快に物語は進む。

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2022/02/01

晴明の印象が薄れるほど博雅の純粋さと音楽の才能が際立っていた。そりゃあ凡人に恨まれるでしょ。琵琶の玄象のエピソードは懐かしかった。

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2022/01/10

またこのシリーズの新しい物語が読めてよかった。 赤死病の仮面については、コロナ禍により響く事があり、咀嚼中。

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