新世代ミステリ作家探訪 の商品レビュー
デビュー十年以内のミステリ作家さんのインタビューを収めた一冊。第二弾を先に読んじゃったけれど、まあ順番に関係はありませんよね。 今回は読んだことのある作家さんばかりなので、さらに興味深く読めた印象ですが。しかし全部は著作を読んでいない……まだまだ楽しみがあるぞ。そして興味なくて手...
デビュー十年以内のミステリ作家さんのインタビューを収めた一冊。第二弾を先に読んじゃったけれど、まあ順番に関係はありませんよね。 今回は読んだことのある作家さんばかりなので、さらに興味深く読めた印象ですが。しかし全部は著作を読んでいない……まだまだ楽しみがあるぞ。そして興味なくて手を出していなかったいろんなもののノベライズ版も気になってしまいました。ああきりがない。
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ミステリ作家とのトークイベントをまとめたもの。ミステリを俯瞰したようなテーマと、インタビュアー自身の考えも多く語られているのが特徴か。 ミステリの面白さが多角的に見られる。最近のミステリを読めてないなと実感し、読みたい本がたんと増えた。
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若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。 印象に残っているのはこの辺▼ ・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画の...
若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。 印象に残っているのはこの辺▼ ・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められていると感じている」という話や、FGO他ノベライズの裏話。 ・SFミステリと特殊設定ミステリの違いと阿津川さん・逸木さん・方丈さんのスタンスの違い。 ・澤村さんの「ジャンルの書き手でないからこそジャンルあるあるなシチュやキャラに頼りたくない」スタンスはそういう考えもあるんだと新鮮だった。 ・呉さんの「理不尽な暴力そのものでなくそこに抵抗する人々の姿を描きたい」という話は直前に読んだ「爆弾」の答え合わせを見るような気がした。
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読みたい本が増えた。 ミステリー作家のトークイベントとインタビューをまとめてある。 読んだことのある本には共感。読んだことのない本には興味津々。まだまだたくさんの知らないことがあるようだ。読んでいて楽しかった。
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既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジ...
既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。 今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増えそう。
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言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。
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気鋭の書評家が話題の作家10人の本音に迫る野心的対談集。進化し続けるミステリ。その現在地がここにあります。収録作家は円居挽、青崎有吾、逸木裕、斜線堂有紀、呉勝浩、澤村伊智、阿津川辰海、矢樹純、方丈貴恵、太田紫織。
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