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Humankind 希望の歴史(上) の商品レビュー

4.6

75件のお客様レビュー

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2021/08/25

考えさせられる内容が多い いくつかの実験を否定しその否定の理由を述べているが、その内容より身近な事柄に合わせた例に強く共感し同意できる。

Posted byブクログ

2021/08/14

<目次> 序章   第二次世界大戦下、人々はどう行動したか 第1章  あたらしい現実主義 第2章  本当の「蠅の王」 第3章  ホモ・パピーの台頭 第4章  マーシャル大佐と銃を撃たない兵士たち 第5章  文明の呪い 第6章  イースター島の謎 PART2 アウシュビッツ以降 第...

<目次> 序章   第二次世界大戦下、人々はどう行動したか 第1章  あたらしい現実主義 第2章  本当の「蠅の王」 第3章  ホモ・パピーの台頭 第4章  マーシャル大佐と銃を撃たない兵士たち 第5章  文明の呪い 第6章  イースター島の謎 PART2 アウシュビッツ以降 第7章  「スタンフォード監獄実験」は本当か 第8章  「ミルグラムの電気ショック実験」は本当か 第9章  キティの死 <内容> われわれ人類は「性悪」なのか「性善」なのか?第7章~9章の話題は、心理学的に有名であり、専門家でない私も知っていた。しかしこの本を読むと、その事実は学者やジャーナリストが意図的にあるいはねじ曲げて仕組んだ結果(そうなるように仕組むかレポートするかしたもの)だという。また読んだことはなかったが、『蠅の王』も著者が創造したもの(実際の事件を基にしているが)だそうだ。つまり、われわれ人類(ホモ=サピエンス)が、現在地球上にはびこることができたのは、「性悪」ではなく、「性善」であったため。お互いが殺しあい、支配者が君臨してそれ以下のものを奴隷化し(一部は支配者に媚び諂うことで生き延び)、そうした結果の文明化ではないことを証明していく。下巻では、今問題の「民主主義」に視点が行くようだ。

Posted byブクログ

2021/08/12

人類の本質は利他的で善、と考えるとすべて辻褄が合う。これまでの常識がひっくり返る。https://katsumakazuyo.hatenablog.com/entry/2021/08/12/162845

Posted byブクログ

2021/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

資源の枯渇によって島民同士が殺し合ったとされてきたイースター島の歴史も、ひとは容易に権力にしたがい倫理的でなくなるというスタンフォードの監獄実験やミルグラムの電気ショック実験も、違う側面から新たな希望に満ちた解釈を提示してくれる そして「なぜ今までそれらが人間の性悪説に基づいて解釈されてきたのか」という疑問に対して、第二次世界大戦におけるホロコーストを安易に解釈しようとしてきた結果だと論じる。特に、わかりやすい答えやストーリーを求めがちなメディアと、それを簡単に受け入れてしまう大衆によって。 歴史を学ぶ意味とそれをどう未来に活かすかを、強烈に考えさせられた。 非常に感銘を受けた。

Posted byブクログ

2021/06/25

【『サピエンス全史』著者、推薦! 世界的ベストセラー】欧州の若き知性が、近現代思想の”性悪説”をエビデンスで覆す衝撃作。「様々な分断を統合しうる一冊」(ユヴァル・ノア・ハラリ)。

Posted byブクログ