「非モテ」からはじめる男性学 の商品レビュー
こういう内容がもっと語れる社会になるといいなあとつくづく思った。 多くの要素や背景を含み、様々な問題と複雑に結びついた「非モテ」という括りに「非モテ」以外の呼び方が無い現状に苦しさを感じる。 けれど、この問題を考えるには、この問題に関わる当事者から問題提起する研究が絶対に必要だっ...
こういう内容がもっと語れる社会になるといいなあとつくづく思った。 多くの要素や背景を含み、様々な問題と複雑に結びついた「非モテ」という括りに「非モテ」以外の呼び方が無い現状に苦しさを感じる。 けれど、この問題を考えるには、この問題に関わる当事者から問題提起する研究が絶対に必要だった。そして、筆者と研究グループがここまで取り組み言語化したことに、読後に非常な感銘を受けた。
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いわゆる「非モテ」と言われる人たちのお話。 凄く分かるなぁ〜と唸ってしまうような話もあって、それを研究として行うのはなかなかに面白い。 かく言う私自身も「非モテ」であって、この研究会に参加したいくらいだ。 いわゆる、女性学的なものは多いけれど、こうした男性学的なものは少ない...
いわゆる「非モテ」と言われる人たちのお話。 凄く分かるなぁ〜と唸ってしまうような話もあって、それを研究として行うのはなかなかに面白い。 かく言う私自身も「非モテ」であって、この研究会に参加したいくらいだ。 いわゆる、女性学的なものは多いけれど、こうした男性学的なものは少ない。 これを、学問として学ぶのが凄く面白い。 同様な本をいくつか見つけたので、読んでいるところ。 あれね、僕の場合、現実逃避して、逃げてるだけのような感じがするけれど。
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大量無差別殺人の犯人たちが自分自身を世の中から捨てられた存在だと認識していることに、社会構造の歪みを感じる人や危機感を持つ人は多いだろう。私もその一人。安倍元総理を殺害した山上容疑者が自分のことを「インセル」だと認識していたという話を聞いて、「インセル」=「非モテ」という概念を知...
大量無差別殺人の犯人たちが自分自身を世の中から捨てられた存在だと認識していることに、社会構造の歪みを感じる人や危機感を持つ人は多いだろう。私もその一人。安倍元総理を殺害した山上容疑者が自分のことを「インセル」だと認識していたという話を聞いて、「インセル」=「非モテ」という概念を知りたくて読んでみた。 第三章の男性集団内の周縁化作用が興味深かった。 たしかに、イジリは、TVでの芸人の世界が一般人にまで蔓延している感じがしてた。それを「男性性をめぐる社会問題」として捉えるものだと作者は言う。 それには、 「できるだけ権力関係や競争性から距離を置いた男性同士の関係性を築き、再評価していくことが、男性たちの周縁化作用と孤立化を防ぎ、ひいては「非モテ」問題に一石を投じることになる」 そして、自分たちの置かれた立場を言語化する力を持つことだと言う。 男性に限らず、抑圧を受けた人々は、自分だけに起こっている現象だと捉えずに、社会問題として外在化すること。そしてそれを言語化することが、自分を救うことになるのだと思う。
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私は決して非モテではなく、モテてきたし いわゆる中心的人物だった。 のであるが、ドーナツのように虚像に向けて 男が競争、比較する社会構造や 非モテを作り出す社会構造についても学べた。 共感する部分として、 先回りの恩、とかわかるな そこから自己否定や女神化はわからなかったが。 わ...
私は決して非モテではなく、モテてきたし いわゆる中心的人物だった。 のであるが、ドーナツのように虚像に向けて 男が競争、比較する社会構造や 非モテを作り出す社会構造についても学べた。 共感する部分として、 先回りの恩、とかわかるな そこから自己否定や女神化はわからなかったが。 わからなかったというか、そこまでは行かなかった 純粋に女性とのつながりが多く、 女性関係に困ったことはあまりないから。 問題の外在化、は自分が普段していることだった。 でもそれが言語化されていると面白い。 モテや女性を求める、というのは 単に性欲とか生物的なものではなくとても社会的な 構造によるものってよくわかるね。
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いつの本だろうと思ったら2021年で最近のだった。 パートナーがいないとかデート経験がないことへの批判(もしくは理解できない恐怖からの批判)が未だにあるくらいだから生きづらいだろうなと思う。そもそも恋や性欲は必須のものではないしやらなければ法に触れるわけでもないので非モテという...
いつの本だろうと思ったら2021年で最近のだった。 パートナーがいないとかデート経験がないことへの批判(もしくは理解できない恐怖からの批判)が未だにあるくらいだから生きづらいだろうなと思う。そもそも恋や性欲は必須のものではないしやらなければ法に触れるわけでもないので非モテというワードがフィーチャーされたりマイナスなものとして捉えられる今の現状を悲しく思う。 モテたいのにモテない話については特に目新しいものはなく想像通りだった。
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かつて自分が感じていた多くのことをうまく言語化してくれたなって感じです。今はそうでもないですが、反動からかまた違った点で捉われてしまったりするところがあるなと思ったりしてます。
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真面目に考えすぎ。救いがない。 著者が否定している「女の子紹介してあげようか?」の一言のほうがよっぽど救いがあるように見える。
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非モテに対してどういうものなのかを当事者目線でまとめる本 当事者たちと話し合ってきちんと考えて分析している感じがある。一方でモテに対しての話がないので境目がわかりにくくなっている。 失敗例はあるけど成功への道筋がなく何もしない存在としてどう生きるかくらいになっている。 同じアプロ...
非モテに対してどういうものなのかを当事者目線でまとめる本 当事者たちと話し合ってきちんと考えて分析している感じがある。一方でモテに対しての話がないので境目がわかりにくくなっている。 失敗例はあるけど成功への道筋がなく何もしない存在としてどう生きるかくらいになっている。 同じアプローチで成功している人はたくさんいるのでそことの差分分析が必要ではないか 非モテ①女性からチヤホヤされない、Hできない②好きな人から恋人として愛されない③モテないこといついて悩み続ける 集団的関係、個人的関係、ラベリング、自己意識 自己ラベリング、男性集団でのいじり、男らしさ 非モテゆえの一発逆転、女神化、ポジティブ妄想 共有体験、
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それぞれが言っていることを 理解できる気もしたし、読んで興味深かったけど そこまで考えが発展してしまうのかと。 周りからみれば、学生時代に 面白そうにしていると見えていた イジリみたいなことも、されている側の本心は めちゃくちゃ傷ついていて、こんなきっかけで 拗らせていくんだと...
それぞれが言っていることを 理解できる気もしたし、読んで興味深かったけど そこまで考えが発展してしまうのかと。 周りからみれば、学生時代に 面白そうにしていると見えていた イジリみたいなことも、されている側の本心は めちゃくちゃ傷ついていて、こんなきっかけで 拗らせていくんだと知った。 男性にとっては、モテるモテないが こんなに人生を左右するのかと。 女性は容姿や若さで判断されている事が 圧倒的に多いと感じるけど、 男性は、学歴とか収入といった 後から自分で変えられるもので判断される 割合が多い気もしているのですが。 男女どうこう、モテるモテないより、 最終的には人柄。
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ここまで何のためにもならないような新書は珍しいような…ただただナナメ読みで済ませた本でしたね(^Д^)ギャハ 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 大学院卒? らしく小難しい言葉を使いながらつらつらと書いていますが、書いている最中に著者も自分が何を書いているのか分からなくな...
ここまで何のためにもならないような新書は珍しいような…ただただナナメ読みで済ませた本でしたね(^Д^)ギャハ 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 大学院卒? らしく小難しい言葉を使いながらつらつらと書いていますが、書いている最中に著者も自分が何を書いているのか分からなくなっているのでは? 自分の事を棚に上げて言うようですが、著者がモテないのが非常によく分かる本でした…と言わざるを得ない… さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
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