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もうひとつのワールドヒストリー 料理メニューからひもとく歴史的瞬間 の商品レビュー

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2026/01/10

・「トゥラカトゥラオリ--アステカ帝国の饗宴メニュー」 特定の饗宴にはいつも必ず同じ料理を供するのを好んだ。 火の神シウテクトリの祝祭では鹿とウサギの料理がメイン。 春の神シペ・トテックの祝祭では大量のトウモロコシ。春分の頃のシペ・トテックの大規模な祝祭「トラカシペワリストリ」...

・「トゥラカトゥラオリ--アステカ帝国の饗宴メニュー」 特定の饗宴にはいつも必ず同じ料理を供するのを好んだ。 火の神シウテクトリの祝祭では鹿とウサギの料理がメイン。 春の神シペ・トテックの祝祭では大量のトウモロコシ。春分の頃のシペ・トテックの大規模な祝祭「トラカシペワリストリ」の主な食材は人間。 トラカシペワリストリでは戦で捕まって捕虜となった囚人がアステカ戦士と決闘して殺され、その殺された囚人の体の一部がトゥラカトゥラオリと呼ばれるシチュー料理にトウモロコシと共に加えられ、塩で味付けされた(サアグンの記録)。食べることが許されるのは、捕虜を捕まえてきたアステカ人とその家族だけ。 ・「イケア、未来を見据えたメニュー」 アステカ帝国で食用にされた藻類スピルリナ(宇宙食の候補にも)から作られたパンの「ドッグレス・ホットドッグ)

Posted byブクログ

2023/03/20

料理メニューにフォーカスして歴史を語る。 「世界中の75個の象徴的な料理メニューを選りすぐった」とあり、食いしん坊でなくても興味をそそる。 「メニュー(menu)」という言葉はどこから来たか。「小さい」または「細かい」という意味を持つフランス語に由来する。 ...

料理メニューにフォーカスして歴史を語る。 「世界中の75個の象徴的な料理メニューを選りすぐった」とあり、食いしん坊でなくても興味をそそる。 「メニュー(menu)」という言葉はどこから来たか。「小さい」または「細かい」という意味を持つフランス語に由来する。 そこからさらに非常に小さいものを示すラテン語minutusにまでさかのぼる。 11章のテーマからメニューを取り上げている。 1.旅と冒険 2.カフェとレストラン 3.王家と政治 4.祝典の場 5.スポーツとエンターテインメント 6.戦争と平和と料理 7.古代の料理 8.芸術と文学と料理 9.信仰と料理 10.塀の向こう側の料理 11.世にも不思議なメニュー 最初に登場するのは、「オリエント急行のディナー・メニュー」だ。 1884年4月17日パリ発コンスタンティノープル(現イスタンブール)行きに出されたメニュー。 19世紀末に誕生したオリエント急行は、裕福な旅行客をターゲットにしていたので、車両も食事も豪華だった。 メニューで気になるのは「タピオカパール」だ。フランス語ではPerles du Japonとなっている。 細かい説明がないのでどんな料理か分からないが、オリエンタルが流行していた時代を反映しているのかな。 その他は、魚介料理、ロースト料理、クレームショコラなど現代でもおなじみのメニューだ。 「世にも不思議な料理メニュー」の中に「ノーベル賞受賞式の晩餐会メニュー」が載っている。 晩餐会自体は1901年から開催されていたが、料理数は年々減っていき、1945年には三品目までに減った。 1947年のメニューが載っているが、サンドイッチ、チキンのクリームソース、アップルケーキのバニラソース添え、赤ワインとシェリー。 2017年の料理を取り上げているが、メニューはかなり豪華であると評している。 「生姜のローストしたキャベツのスープで風味付けした菊芋のチップスにコールラビの花を添えて」と4品目が提供された。 飲み物以外、どれも長い名前だな。 歴史を動かす裏には「充電」があった。充電しないと心身ともフル回転できないからなあ。

Posted byブクログ