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宝島(上) の商品レビュー

3.9

43件のお客様レビュー

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2025/11/06

9月に映画を見てから読み始めた。 戦後の沖縄を舞台に、米軍に対抗しながら生きてきた沖縄人の慟哭が詰まった内容だった。 飛行機墜落のシーンつらすぎ…。 他にも辛いシーン、暴力的なシーンがたくさんある。苦手な方は要注意。 あーあ。なんか疲れたな。(いやな疲れではない) 届きそうで届...

9月に映画を見てから読み始めた。 戦後の沖縄を舞台に、米軍に対抗しながら生きてきた沖縄人の慟哭が詰まった内容だった。 飛行機墜落のシーンつらすぎ…。 他にも辛いシーン、暴力的なシーンがたくさんある。苦手な方は要注意。 あーあ。なんか疲れたな。(いやな疲れではない) 届きそうで届かない英雄オンちゃん行方不明の真実。 後半に続く。

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2025/10/25

直木賞 山田風太郎賞 沖縄書店大賞 細谷正充賞 数年前に単行本に挑戦するが、読みづらく数ページであえなく断念。 映画化されたということで、再度手に取る。 全編、沖縄の語り部(ユンター)が語っているという形なので、正直読みやすいとは言えない。多くの言葉には沖縄弁のルビが振られて...

直木賞 山田風太郎賞 沖縄書店大賞 細谷正充賞 数年前に単行本に挑戦するが、読みづらく数ページであえなく断念。 映画化されたということで、再度手に取る。 全編、沖縄の語り部(ユンター)が語っているという形なので、正直読みやすいとは言えない。多くの言葉には沖縄弁のルビが振られており、それも読みにくさを増す。途中でまた断念しそうになった。 しかし、この書き方により、沖縄で起こっているという臨場感が感じられる。この本の作者が東京出身とは驚きだった。 血なまぐさいシーンが多く、私は得意ではないが、戦中戦後の沖縄を知ることができてよかった。 とりあえず下巻に進みます。

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2025/09/27

2018年直木賞(下半期)受賞作 1950年代の沖縄の物語 戦果アギヤーのリーダーでコザの英雄オンちゃん オンちゃんの弟で荒くれ者のレイ オンちゃんの親友でいい意味で普通のグスク オンちゃんの恋人ヤマコ 埃っぽい情景が浮かぶ中で熱い人間模様が描かれる。ちょっと垣根涼介のワイルドソ...

2018年直木賞(下半期)受賞作 1950年代の沖縄の物語 戦果アギヤーのリーダーでコザの英雄オンちゃん オンちゃんの弟で荒くれ者のレイ オンちゃんの親友でいい意味で普通のグスク オンちゃんの恋人ヤマコ 埃っぽい情景が浮かぶ中で熱い人間模様が描かれる。ちょっと垣根涼介のワイルドソウルを読んだ時の感情を思い出したな

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2025/09/25

どんな小説か、言い表すのが難しい……! 戦後の沖縄で、若者たちが命を燃やして暴れまわる物語、といえばいいのか… あるいは、「沖縄」というものに魂があるのであれば、それを描いているとでもいえばいいのか。 うまく言い表せないけれど、これは大作。 近年の小説の中で、これだけ骨太な物語...

どんな小説か、言い表すのが難しい……! 戦後の沖縄で、若者たちが命を燃やして暴れまわる物語、といえばいいのか… あるいは、「沖縄」というものに魂があるのであれば、それを描いているとでもいえばいいのか。 うまく言い表せないけれど、これは大作。 近年の小説の中で、これだけ骨太な物語を持つ長編は稀なのではないかなあ。 なんとなく村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』を彷彿とさせる。 主要人物たちの名前がカタカナだからなのか、彼らの倫理観がぶっ飛んでいるからなのか、物語の中でくりかえされる破壊と狂騒の熱量が似ているからなのか、、、 早く下巻を読んで、読み終わったらいま上映している映画も観てみたい。

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2025/09/21

いやいや、読んでいて想像できないくらい辛い。 沖縄の事はいろんなところで目にするが、学んだつもりだか、これは。。 積ん読の下の方にあって、私には読めないだろうと思った。でも幼なじみたちがそれぞれ警察官、教師、テロリストになると言う話は興味があって買ってしまったんだろうと。 映画化...

いやいや、読んでいて想像できないくらい辛い。 沖縄の事はいろんなところで目にするが、学んだつもりだか、これは。。 積ん読の下の方にあって、私には読めないだろうと思った。でも幼なじみたちがそれぞれ警察官、教師、テロリストになると言う話は興味があって買ってしまったんだろうと。 映画化にもなると言うこと、戦後80年。目を背けてはいけない本。 移動中、一気に上巻読み終えて。 いや、辛い。 そんな陳腐な言葉しか出てこない私が情けない

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2025/09/17

映画化の話題本 戦後虐げられてきた沖縄県民の熱さ コザのじっとりした暑さが本から滲み出す 物語はどんな結末を見るのか…

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2025/09/17

感想は下巻にて✎☡ ✎︎____________ ふたつの目を開いて、命があるかぎりは走らんね。 生還こそがいちばんの戦果、だからおまえらはその命を持ち帰らんね。(p.42) われら沖縄人はみんな、いまのわたしやおまえとおなじ。呼吸もできずに青ざめているのさ。だがもっとたち...

感想は下巻にて✎☡ ✎︎____________ ふたつの目を開いて、命があるかぎりは走らんね。 生還こそがいちばんの戦果、だからおまえらはその命を持ち帰らんね。(p.42) われら沖縄人はみんな、いまのわたしやおまえとおなじ。呼吸もできずに青ざめているのさ。だがもっとたちが悪いのは、われわれが慣れる生き物ということでな。選択の自由のなさにも、海の底のように息苦しい生活にも慣らされて、地上に顔を出せばうまい酸素があふれていることも忘れてしまう。大切なのは、なにも疑問を持たない状態におちいらんことさ(p.83) おまえたち若いのはきっちりと刑期をつとめて、大手をふって社会に出ていかなくちゃならない。塀の外でのこれからの人生にこそ、おまえたちの本物の闘争が待っているんだからな。(p.147) これからの闘争はどんな局面でも、玉砕であってはならん。生きて前進することでしか輝かしい〝戦果〟は得られん。それを世界のどの民族よりも知っているのが、われら沖縄人ではないかね(p.152) この世界には、いったん転がりはじめたら止められないものがあるさ。貧乏とか病気とか、暴動とか戦争とかさ。そういうだれにも止められないものに、待ったをかけられるのが英雄よ。この世の法則にあらがえるのが英雄よ(p.156) そもそも教養があって、法や人権を重んじられる人間は兵士に向いていない。素朴な田舎者をためらいなく敵を殺せる機械に変えるのが軍隊というところだから。(p.208) この島にかぎっては、みんながみんなそうなんだよね。 自分だけやあらん。だれにでも大事な人を奪われた過去がある。 消えかけた希望を、離散や死別を、失った過去をひきずりながら。 それでもたいていの島民が、きちんきちんと日々の暮らしを営んでいる。 現実と向きあって、明るく、強く、生活や仕事に根を張っている。 それが大事なことだと知っているから。さもなければ過去の亡霊にとらわれて、死んだように生きることになると知っているから。 毎日生きなきゃならない。毎日生まれたばかりのように。(p.253) おれは最近、思うんだよな。ほんとうに目の仇にしなくちゃならんのはアメリカーよりも日本人なんじゃないかって。デモで声を上げるのが民主主義の基本だなんて復帰協は言うけど、この島の人権や民主制はまがいものさ。本物のそれらはもうずっと本土のやつらが独り占めにしてこっちまで回ってきとらん(pp.306~307) 日本人だって無関心な人だけやあらん。本土にだってこの島の政策に異議を唱える人はいて、そういう人たちとあたしらの点々としたつらなりが、暗いところから見上げる星座みたいにだれかを励ますときがあるんだよ(p.308) どんなときでも淘汰できないもの、君たちはそれをなにより大切にすることです──(pp.337~338) 魂を落としたならなんべんでも魂込めをしたらいいのさ(p.443) 恨みや憎しみで目を曇らせたらならんよ(p.444) たびかさなる弾圧や戦争を生きのびた年寄りが口にする〝なんくるないさ〟に勝るほどの助言はそうそうあるもんじゃないさ(p.444)

Posted byブクログ

2025/09/01

ー われら沖縄人はみんな、いまのわたしやおまえとおなじ。呼吸もできずに青ざめているのさ。だがもっとたちが悪いのは、われわれが慣れる生き物ということでな。選択の自由のなさにも、海の底のように息苦しい生活にも慣らされて、地上に顔を出せばうまい酸素があふれていることも忘れてしまう。大切...

ー われら沖縄人はみんな、いまのわたしやおまえとおなじ。呼吸もできずに青ざめているのさ。だがもっとたちが悪いのは、われわれが慣れる生き物ということでな。選択の自由のなさにも、海の底のように息苦しい生活にも慣らされて、地上に顔を出せばうまい酸素があふれていることも忘れてしまう。大切なのは、なにも疑問を持たない状態におちいらんことさ ー ずっと、ヒリヒリする作品。 何かが起きそうな、何かを起こしたくなるような。

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2025/07/29

最初は少し読みづらかったけど途中から続きが気になってするする読めた。 沖縄のこと、知らないことが多い

Posted byブクログ

2025/07/23

戦争の傷跡、戦後の混乱、アメリカ占領時の沖縄で、実際の事件とリンクさせながら、それぞれ必死に生きる若者の物語。結末は、私的には納得でした

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