亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち の商品レビュー
何十年か振りに柏葉幸子さんの本を読みました。 まさに大人向けのファンタジーでした。 親族関係が少し難しかったのですが、亜の国へと連れてってくれました。 最後は、そうきたのね〜っと心を掴まれました。
Posted by
ファンタジー好きの私が期待して手に取った一冊。 なんだろう。思ったようなファンタジーではなかったけど、それはそれです。 魔法とかがもっと派手に展開すると心躍ったのかもだけど、人と人との関わり、心の揺らぎがえがかれる。
Posted by
大人向けのファンタジー、との触れ込み通り、本当に大人向けのファンタジー。 柏葉ファンの大人にぜひ読んでもらいたい。 子供を授かるということ、子供を育てるということが、異世界を通じて語られる。
Posted by
児童文学で名を馳せる柏葉さんの、最初の大人向けファンタジー。テーマには重さもあるものの、丁寧で愛のある描写に引き込まれてサラッと読んだ。ひらめちゃんの過去の日記を見つけてからの塔子の高揚感、はやる気持ちは特に胸に迫るものがあった。 家族・親戚関係を理解するのにやや苦労。
Posted by
結婚したものの子どもができずに離婚して実家に戻った塔子は、相続した親戚の家を片付けている時に異世界に飛ばされる。火鳥、水蜘蛛、小鬼などの共存する世界で、60年に一度、6歳の娘を集めて行われる、六祝様を選ぶ儀式に、世話係として関わることになる。魔法が存在する世界を単なるファンタジー...
結婚したものの子どもができずに離婚して実家に戻った塔子は、相続した親戚の家を片付けている時に異世界に飛ばされる。火鳥、水蜘蛛、小鬼などの共存する世界で、60年に一度、6歳の娘を集めて行われる、六祝様を選ぶ儀式に、世話係として関わることになる。魔法が存在する世界を単なるファンタジーと思っていると足元を掬われる。素敵だけど、残酷なところもあるこの世界の話、もっと読んでみたい。
Posted by
大人向けのファンタジー小説は新鮮。現実味もあって面白かった。最後の方は、結末が気になり多少理解が追いつかないままに読み進めてしまった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
強すぎる感情が破滅のトリガーとなりかねない魔法世界において、執着と表裏一体の愛は必ずしも賛美されない。 それでも、様々な女たちの葛藤と決着が、めぐりめぐって塔子の背中を押すラストシーンに溢れるものは。
Posted by
『時空を超えて亜の国へ、明かされた秘密』 子供向けファンタジーかと読み始めると、不妊治療やら離婚やら、子供に読ませたくない言葉が連なる。読み進めていくと、これは立派な大人向けファンタジー。『亜の国』での出来事は、子供の心で読むと楽しい!
Posted by
装幀から児童ファンタジーと思いきや、主人公は不妊治療の末に夫の浮気が原因で離婚した女性。 そんな背景があるから、亜の国で出会った子どもか愛おしくて仕方ない。 祖父は別人の成りすましなのか?なぜひらめちゃんが亜の国に?選考の行方は? と気になるポイントが散りばめられており、楽しく...
装幀から児童ファンタジーと思いきや、主人公は不妊治療の末に夫の浮気が原因で離婚した女性。 そんな背景があるから、亜の国で出会った子どもか愛おしくて仕方ない。 祖父は別人の成りすましなのか?なぜひらめちゃんが亜の国に?選考の行方は? と気になるポイントが散りばめられており、楽しく読めた。
Posted by
子供ができなくて不倫された主人公が突如異世界へ飛ばされる話です。 最初に家族の話が私のひいおばあちゃんやらお母さんの叔母やらいろんな家系図が出てきて わかりづらいですが、とりあえずそこをサクッと読んでも話がわかるので読めました。 全体的に面白いというか、続きが気になる~っと読んで...
子供ができなくて不倫された主人公が突如異世界へ飛ばされる話です。 最初に家族の話が私のひいおばあちゃんやらお母さんの叔母やらいろんな家系図が出てきて わかりづらいですが、とりあえずそこをサクッと読んでも話がわかるので読めました。 全体的に面白いというか、続きが気になる~っと読んでたら読み終わっていました。 話の展開は面白かったのですが、サブタイトルの水はそんなに関係してたかな?と思いました。
Posted by
- 1
- 2