評決の代償 の商品レビュー
10年前に起きた大富豪の一人娘の誘拐殺人事件。その裁判の陪審員だった11人の男女が、ドキュメント番組収録のため、裁判のあいだ宿泊していたホテルに集められた。だが収録の前日、新たな証拠を見つけたと主張する陪審員の黒人男性が部屋で死体で発見される! 間違いなくリーガル・ミステリだが...
10年前に起きた大富豪の一人娘の誘拐殺人事件。その裁判の陪審員だった11人の男女が、ドキュメント番組収録のため、裁判のあいだ宿泊していたホテルに集められた。だが収録の前日、新たな証拠を見つけたと主張する陪審員の黒人男性が部屋で死体で発見される! 間違いなくリーガル・ミステリだが、予想以上に変化球であった。 ネットフリックスでドラマ化したらしい。どんな仕上がりになるのだろうか。
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12年前の裁判の陪審員が集まり、新証拠を見つけたとされる人物が殺される。 その後12年前の陪審員一人一人の当時の実際の様子と現代の捜査の様子が交互に描かれる。 設定、手法は面白いが全体的にダラダラ感が強い。特に過去。12陪審員すべての様子が必要だったのだろうか。 過去、現代どちらの事件もこれだけ引っ張ったのにこの結果?というくらいあっけない。 ちょっと残念。
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裁判というか、弁護というか、そういう時には、このように論理を構築するのかということはよく理解できた。 ただ、ミステリーとしてどうかと言われると、口を噤みたくなるのは仕方がないことか。解決篇以外は、非常に読んでいて楽しいのだが。
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SL 2021.11.14-2021.11.19 ラスト数ページで真相が暴かれるのは構成的にあまり納得いかないけど、ミステリとしては面白かった。 司法で決着がついたことに、無関係な人たちのせいで人生が狂ってしまうことにどうしようもない理不尽さを感じる。12人の陪審員たちは何も悪いことも違法なこともしてないのに。 それが現実なんだけど。今の日本でも似たようなことは起きているんだろうな。
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映画の脚本の様な作品。主人公マヤと他の陪審員、被害者の父親もキャストを当てはめて読んだ。マヤの地道な捜査の割には犯人や犯行の動機があっけなかった。
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