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兵諫 の商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2021/09/30

(兵諌とは兵を挙げてでも主君を諌めること) 主人公「陳一豆」は張学良の専属理髪師であり最大の理解者ボディガード諫言者である。陳一豆 彼は歴史の表舞台には出てこない。だが、歴史はこのような無名の勇者によって支えられている。一人一人は、一つの歯車かもしれないが、その歯車がなければ社会...

(兵諌とは兵を挙げてでも主君を諌めること) 主人公「陳一豆」は張学良の専属理髪師であり最大の理解者ボディガード諫言者である。陳一豆 彼は歴史の表舞台には出てこない。だが、歴史はこのような無名の勇者によって支えられている。一人一人は、一つの歯車かもしれないが、その歯車がなければ社会という機械は動かない。

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2021/09/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

蒼穹の昴シリーズ第6部。 1936年の二・二六事件と西安事件を関連してとらえていて、どちらも兵諫という考え方が面白かった。 ただ、単巻なのに龍玉の存在が目立っていて、次回の長編に続きそうな感じでした。 次回は蒋介石あたりが主人公かな?

Posted byブクログ

2021/09/28

なかなか難しい時期を題材にとった小説。しかし、各国の思惑と時代の波に翻弄される人々。どんな題材でも、浅田節です。

Posted byブクログ

2021/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本人とはもちろん違う国民性を持つ中国の人々。 『蒼穹の昴』『中原の虹』『天子蒙塵』ずっと読み続けてきて良かった。 日本とかの国の歴史的背景等は詳しくは分からないけれどまた大きな波に攫われ感動に揺すぶられている。 一気読み。

Posted byブクログ

2021/08/07

天使蒙塵も西太后も作者は違うが毛沢東の私生活も中原の虹も、蒼穹の昴も珍妃の井戸、他に潜行三千里も読んだ。そして今回本書に出会った。1936年、日本では二二六事件がその時中国では何があったのか、懐かしい人物が続々登場、緊張感のある話だった。

Posted byブクログ

2021/08/03

読み応え十分。 登場人物が増え、なかなか理解が追い付かなくなってきたが、古い馴染みの登場人物たちが諸所で活躍し安心する。 どういう終焉に持っていかれるのだろう。

Posted byブクログ

2021/07/30

待望のシリーズ最新作。今回は、間奏的な単巻の番。だからと言って物足りないなんてことは決してなく、いつも通り、読み応え十分な力作に仕上がっています。交通網や交通手段の発達で、世界が広がっていた当時を反映してか、登場人物やその背景となる国も拡大の一方で、理解が追い付かなくなりそうだけ...

待望のシリーズ最新作。今回は、間奏的な単巻の番。だからと言って物足りないなんてことは決してなく、いつも通り、読み応え十分な力作に仕上がっています。交通網や交通手段の発達で、世界が広がっていた当時を反映してか、登場人物やその背景となる国も拡大の一方で、理解が追い付かなくなりそうだけど、そのあたりは、情勢を反映してってこともあろうし、頑張ってついていくしかないですわな。次回作も楽しみに待ってます!

Posted byブクログ