バニラな毎日 の商品レビュー
知らずに、続編の「バニラなバカンス」を呼んだ後に、この本の存在を知り、読んでみました。 何よりも、素敵な装丁に惹かれました。一人ひとりの癖が強くて面白い本です。
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詠みはじめは、主人公の白井さんがちょっと苦手と思ってしまった。 というか、登場してくる人たち。みんな、濃い(笑) その濃さを中和するようにお菓子の描写は、作者がとても詳しいんだろうなと思われる文章。 読み終えるころには、なんか好き。かもと思えた。 続編が出版されているようだが、...
詠みはじめは、主人公の白井さんがちょっと苦手と思ってしまった。 というか、登場してくる人たち。みんな、濃い(笑) その濃さを中和するようにお菓子の描写は、作者がとても詳しいんだろうなと思われる文章。 読み終えるころには、なんか好き。かもと思えた。 続編が出版されているようだが、読むべきか。読まないでいるか。 悩ましい。 とりあえず、最後はいい区切りだったし、封印してみよう。 どなたか、続編を読むべきか。 ご意見お待ちしています(笑)
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甘いお菓子が沢山出てくる中で登場したお蕎麦を無性に食べたくなっている。 完全に今の自分の口は「蕎麦」の口になってるな。 ・・・・・・・ 基本に忠実な自分なりのやり方が確立されているほど、自由な発想や突拍子もないアレンジは後ずさりたくなったり口を出したくなったりする。 自分のやり方...
甘いお菓子が沢山出てくる中で登場したお蕎麦を無性に食べたくなっている。 完全に今の自分の口は「蕎麦」の口になってるな。 ・・・・・・・ 基本に忠実な自分なりのやり方が確立されているほど、自由な発想や突拍子もないアレンジは後ずさりたくなったり口を出したくなったりする。 自分のやり方とは真逆となるやり方をする人との関わりを、ストレスや煩わしさと捉えるか、興味を持ち面白いと捉えるかでその先進む方向も全く違ったりもするんだなぁと感じた。 歳を重ねるごとに、自由さを忘れ、凝り固まった固定観念が強まりやすかったり、他の人の自由さを受け入れる柔軟性も低くなるように感じる。 そういうのを受け入れるられるためには、心のゆとりって大事になるよなぁと思い浮かべながら読了した。
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主人公が、洋菓子店を閉店するところから物語ははじまる。 クールな主人公がお節介気味な年配女性佐渡谷さんに出会い、閉店した厨房でカウンセリングの一環として一緒にお菓子作りをしながら、悩みを解決していく。 凝り固まっていた主人公もだんだん柔らかくなっていく過程が良かった。 そして、出...
主人公が、洋菓子店を閉店するところから物語ははじまる。 クールな主人公がお節介気味な年配女性佐渡谷さんに出会い、閉店した厨房でカウンセリングの一環として一緒にお菓子作りをしながら、悩みを解決していく。 凝り固まっていた主人公もだんだん柔らかくなっていく過程が良かった。 そして、出てくるスィーツがまぁ!美味しそう!!
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読みやすかったんやけど、 途中から眠気が来たので読むのをやめました。 主人公のパティシエが 愚痴っぽい。
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装丁に引かれて読んだ。読みながら我慢できずケーキ屋さんでモンブランを購入。 お菓子の由来も面白かったし、様々な事情を抱えた人たちや佐渡谷さんとの会話のテンポの良さも良かった。 イートン・メスって食べたことなかったけど、簡単に作れそうだからやってみようかな。 パティスリー・ブランシ...
装丁に引かれて読んだ。読みながら我慢できずケーキ屋さんでモンブランを購入。 お菓子の由来も面白かったし、様々な事情を抱えた人たちや佐渡谷さんとの会話のテンポの良さも良かった。 イートン・メスって食べたことなかったけど、簡単に作れそうだからやってみようかな。 パティスリー・ブランシュのパウンドケーキレシピがのっていたので、今度作ろう!バニラビーンズは高級なので、エッセンスで代用。
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佐渡谷さんは豪快で気持ち良いおばさまなので好感が持てるが、主人公の白井さんがイマイチ。恋愛依存症のバンドマンに言われたキツい一言も、どちらかというと彼の肩を持ってしまうくらいクールすぎて好きになれない。ただ甘いお菓子の蘊蓄だけでなく、洋菓子店の経営状況等に触れている点は良かった...
佐渡谷さんは豪快で気持ち良いおばさまなので好感が持てるが、主人公の白井さんがイマイチ。恋愛依存症のバンドマンに言われたキツい一言も、どちらかというと彼の肩を持ってしまうくらいクールすぎて好きになれない。ただ甘いお菓子の蘊蓄だけでなく、洋菓子店の経営状況等に触れている点は良かったが、新しいビジョンもないまま同じ場所で再出発するのはどうなんだろう。純粋に応援したくなるような主人公ではないからこそ、そこがより掘り下げられていたならベターかと。カウンセラーからの紹介でリハビリの一環としてお菓子を作るのもどうかと思う。
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お菓子で心を癒す。 主人公がまずお店畳むところから始まるなんて… でもその時間も必要だったということですかね。
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甘いものを食べると幸せになる。 しんどい悩みを抱えても、 お腹や心が満たされれば ふっと吐き出してもいいかなと思う。 そう思うと、食べるってすごい行為だ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の趣味がお菓子づくりらしく、その工程が詳しく描かれていた。経営していたお店を畳んだパティシエとその店の常連客だったマダム。マダムの強引さで物語が進み、いつしかそのパワーに引きずられていく。ちょっと人生に立ち止まっている人とお菓子教室を通して交わることで、人生について考えさせられる。頑張りすぎていると気付けたら、目線を外し肩の力を抜いて、自分がこうしたいと楽しむ人生の方がいい。
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