オリエント 東西の戦略史と現代経営論 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
歴史✖️経営という二大興味テーマに合致する本。加えて三谷氏の本でもある。 最近歴史がおもしろい メモ ・秦の急成長の秘密。それはベースの標準化 ・なぜ高級ブランドがグループ化するのか。それは世界は凸凹で拠点を軸にスムーズに事業を広げて行きやすいため。展開力が高くなるため。 ・不便なところにこそ強いニーズが生まれ、イノベーションにつながる ・日本軍失敗の本質 組織上の失敗要因 人的ネットワーク偏重の組織構造 属人的な組織の統合 学習を軽視した組織 プロセスや動機を重視した評価 戦略上の失敗要因 あいまいな戦略目的 短期決算の戦略志向 主観的で帰納的な戦略策定 空気の支配 狭くて進化のない戦略オプション アンバランスな戦闘技術体系 ・自己革新組織の原則 不均衡の創造 自律性の確保 創造的破壊による突出 異端偶然との共存 知識の淘汰と蓄積 統合的価値の共有 ・ワークシフトより 複数の専門性を持つ。 他者とネットワークを作る。 所得と消費による満足から脱却する
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経営戦略全史同様、イントロダクションからストーリー仕立てで読みやすい。各章で関連書籍が紹介されているので、これをきっかけに話題を掘り下げられる。
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おおよそは常識的な内容。こうやって当たり前の思考が刷り込まれていくのか。本人たちは深い見識の中でディスカッションしていると思われるが、わかりやすく文字にまとめると表層的にしか捉えられない(自分が)
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三谷さんの戦略と歴史を絡めた本と言われれば読む他ないという感じで手に取りました。 特に三谷さんの「経営戦略全史」がとてもよかった記憶があるので、 戦略の歴史に自分のあまり知らない東洋の古典・歴史の掛け合わせたとき、どんな発見があるのか楽しみにしていました。 ※経営戦略全史 ht...
三谷さんの戦略と歴史を絡めた本と言われれば読む他ないという感じで手に取りました。 特に三谷さんの「経営戦略全史」がとてもよかった記憶があるので、 戦略の歴史に自分のあまり知らない東洋の古典・歴史の掛け合わせたとき、どんな発見があるのか楽しみにしていました。 ※経営戦略全史 https://booklog.jp/item/1/4799313134 読んでみての感想は、色々な経営の重要テーマについて、 お二人の対談形式で進んでいくので、とても分かりやすくまとまった良書になっています。 元々は雑誌の記事だったみたいなのですが、まさしく雑誌記事のようなテイストで、 もう少し各項目について深掘りしてくれていると、 より知的好奇心が満たされる本になっていたのかと思います。 三谷さんは相変わらず幅広い読書経験から、面白そうな本を何冊も紹介してくださるし、 今回初めて読んだ守屋さんは、とても分かりやすく説明してくださるので、 お二人の掛け合いはとても楽しめること、間違いないでしょう。 「経営戦略全史」を読んでから、こちらの本を読んだ方が、 より理解が深まる(楽しめる)ような気がします。
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