ミラーワールド の商品レビュー
嫌ぁぁな話。これは誰がターゲット層の小説なの?男尊女卑ならぬ、女尊男卑のパラレルワールド。女性が外で働きふんぞり返り、男性が主夫となって甲斐甲斐しく家事育児をする。女性が男性にパワハラ・セクハラをして喜ぶ。絶対あり得ない!とまでは言い切れないけど、自分の想像力の欠如か無理のある描...
嫌ぁぁな話。これは誰がターゲット層の小説なの?男尊女卑ならぬ、女尊男卑のパラレルワールド。女性が外で働きふんぞり返り、男性が主夫となって甲斐甲斐しく家事育児をする。女性が男性にパワハラ・セクハラをして喜ぶ。絶対あり得ない!とまでは言い切れないけど、自分の想像力の欠如か無理のある描写が続いて苦痛。プロローグとエピローグも?ようわからん。完全に消化不良。本書のメッセージとしては「性別にかかわらず、人を思いやれる心が大事」ってことでいいのかな?意欲作だとは思うけどうまく機能してない印象。?だらけの読書となった。
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ふーむ。。。わたしそこまで男尊女卑をあまり感じたことがなく、そこまで差別も受けたことなく、今の世の中に満足してるから、そこまで響かなかった。そんなに世界に怒ってないんだなとおもった、自分が。まぁコロナのことに関しては怒ってるけども。 だから男女逆転の世界を描かれて単に読みづらく、...
ふーむ。。。わたしそこまで男尊女卑をあまり感じたことがなく、そこまで差別も受けたことなく、今の世の中に満足してるから、そこまで響かなかった。そんなに世界に怒ってないんだなとおもった、自分が。まぁコロナのことに関しては怒ってるけども。 だから男女逆転の世界を描かれて単に読みづらく、逆転させてもさほど響かないのはわたしが女性だからなのかな、男性が呼んだら違うのかなぁ。 それでタイトルがミラーワールドってちょっと好きではないかな。
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図書館で借りたもの。 同じ中学校に通う子を持つ3人の主夫たち。女尊男卑社会を理不尽に感じながら、妻子を支えようと毎日奮闘していた。そんななか、ある生徒が塾帰りの夜道で何者かに襲われ…。男女反転物語。 女尊男卑の世界。 男女が逆転していることで、現実世界で女性が置かれている状況が...
図書館で借りたもの。 同じ中学校に通う子を持つ3人の主夫たち。女尊男卑社会を理不尽に感じながら、妻子を支えようと毎日奮闘していた。そんななか、ある生徒が塾帰りの夜道で何者かに襲われ…。男女反転物語。 女尊男卑の世界。 男女が逆転していることで、現実世界で女性が置かれている状況が浮き彫りになってる。地獄じゃん。 全人類読んでー! 男女を取り巻く状況も、今は少しずつ変わってきていると思いたい。
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最初は女尊男卑の世界に少し違和感を感じた。 生まれた時から性差が身近にある世の中にいてそれがずっと昔から当たり前になってるから男尊女卑はなくならないし無くせない 性別関係なく、仕事してお金稼いでる方が偉いと思ってる人、男は外で働いて家事育児は当たり前に女がやるものと思ってる人...
最初は女尊男卑の世界に少し違和感を感じた。 生まれた時から性差が身近にある世の中にいてそれがずっと昔から当たり前になってるから男尊女卑はなくならないし無くせない 性別関係なく、仕事してお金稼いでる方が偉いと思ってる人、男は外で働いて家事育児は当たり前に女がやるものと思ってる人に読んで欲しい
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荒れっぽい女の子と、大人しく優しい男の子。 部長としてバリバリ働く妻と、家庭を支える夫。 パワハラを強行する女と、セクハラに耐える男。 そう、ここは男女(女男)が逆転した世界だ。 逆にするとなんで違和感が生じるんだろう。という、社会に対する問いと挑戦。 現実社会はあまりにも性...
荒れっぽい女の子と、大人しく優しい男の子。 部長としてバリバリ働く妻と、家庭を支える夫。 パワハラを強行する女と、セクハラに耐える男。 そう、ここは男女(女男)が逆転した世界だ。 逆にするとなんで違和感が生じるんだろう。という、社会に対する問いと挑戦。 現実社会はあまりにも性別による差がありすぎるなと気づく。 なんで、現実の女性たちは、違和感がありすぎる理不尽だらけの世界で、まるで何ともないようにしているんだろう。 物語の中の男たちは、女尊男卑されているだけでこんなに苦しんで叫んでいるのに。 いや、現実でも叫んでいる女性がいるはずだ。なのに社会ではそんなに深刻に捉えられていない。 それと同時に、優位に立たされている男性側って普段こんな気持ちなんだなとも擬似体験することができた。 めんどくさいことは全部あっち側に押し付けることができる。理不尽なことをしても別にいい、仕方ないなと思う。 優位に立たされている性別側は、もう一方の性別側に対して「関係ないな」と思う。 ただ、性別が違うだけで。 「当時、仕方がない、こういうものだ、と思っていた出来事は、まったく仕方のないものでも当たり前のことでもなかったのだ。悪はいつだって女の無自覚と無関心だ。いつまでも女に従順な男でいる必要はないのだ。」 (26ページより) 「心のどこかでは自分の過失を認めおびえているくせに、女の自分が男に対して大きな声でまくし立てれば、自然と問題が解決して、犯した罪さえも消えると思っている、見当違いの自信に満ちた卑屈な顔だ。」 (97ページより) なぜ、男と女を入れ替えるだけでこんなに違和感が発生するのか。 本当の意味で男女が平等になるのは難しくて、現実がそんな世界になるのはまだまだ遠いんだなと思わされた。 気づきは多くあったけれど、私も無意識の刷り込みがされていたのでいちいち脳内で変換して内容を消化しないといけず、物語としては楽しめなかった。 そして、脳内で変換してしまうと、それはただの男性優位な現実の日常を描いただけのものになってしまった。 たくさんの気づきがあった。 俊太くんが素敵な子だった。
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男女反転社会、男は家庭、女は外で働くまさに現実とのミラーワールドをえがく。 読んでいて気分が悪くなる(腹が立つ)シーンがあるけれど、これが女性なら?と考えるとああ…現実ではよくあることだ…と。 理不尽すぎることが当たり前になっている。 女性への偏見を持っている反フェミニストの...
男女反転社会、男は家庭、女は外で働くまさに現実とのミラーワールドをえがく。 読んでいて気分が悪くなる(腹が立つ)シーンがあるけれど、これが女性なら?と考えるとああ…現実ではよくあることだ…と。 理不尽すぎることが当たり前になっている。 女性への偏見を持っている反フェミニストの人にこそ読んでほしい。フェミニストがどうとか言う前にもし男性であるあなたがこれをされたらどう思う?
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もしも、男と女の立場が逆転していたならば・・・。 政治は女社会。 仕事面では女は仕事、男は家事と育児。 結婚したならば、婿が妻のところに嫁ぐ。 これらが当たり前という世界で、三家族のそれぞれの主夫が、女尊男卑社会の中、日々の生活に奮闘していた。そんな時、ある生徒が夜道に何者かに襲...
もしも、男と女の立場が逆転していたならば・・・。 政治は女社会。 仕事面では女は仕事、男は家事と育児。 結婚したならば、婿が妻のところに嫁ぐ。 これらが当たり前という世界で、三家族のそれぞれの主夫が、女尊男卑社会の中、日々の生活に奮闘していた。そんな時、ある生徒が夜道に何者かに襲われる。 男女が反転するという面白い設定で、気軽な気持ちで読み始めたのですが、意外とリアリティーやシリアスさがあって、真剣モードで読んでいた自分がいました。 夫婦(作品では婦夫)の関係や親子の関係、友達の関係など、それぞれが生きづらさを抱えながらも、コミュニケーションすることの大切さが伝わってきて、色々考えてしまいました。 三家族にスポットを当てるということで、別の作品「明日の食卓」と似ていますが、ミステリーというわけではありません。 「明日の食卓」では、ある子供が死ぬというショッキングな始まりで、この子供は誰なのか?という念頭において、三家族を紹介しています。 この作品では、各章の始めは、ある生徒の独白なのですが、誰なのかは後で明らかになります。この生徒は誰なのか?というミステリーっぽい面白さはありますが、基本的にはヒューマンドラマになっています。 それぞれの三家族の主夫が、妻や子供のために家事や育児にと大変な日々を送っています。小説に出てくる登場人物を男→女、女→男に変換すると、やっていることはほとんど現実と同じです。 なのに、より身近に感じました。 今までは、なんとなーくぐらいしか理解できなかったのが、変換されることによって、登場人物の気持ちが理解されやすくなったように感じました。 特に女性の上から目線や積極性に腹が立ちました。でも、現実に置き換えると、男性が同様なことをしていると思うと、同性として情けなく感じてしまいました。 男性が読むと、同じような気持ちになるのでは?と思いましたし、女性が読むと、共感する気持ちやスカッとした気持ちになるのでは?とも思いました。 とにかく、読む人によって、様々な楽しみ方が味わえると思います。 一応、現実とは別の世界という設定ですが、近い将来、小説のような現実があってもおかしくないなと思いました。 色々な事情があれども、人と人とのコミュニケーションは大切だなと改めて感じました。 しっかりと会話をし、感謝する気持ちを常に忘れない。 軽い気持ちで読んだ「入口」が、いつの間にか真剣に考えてしまった「出口」になってしまったことに自分でも驚きでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全身をタコ殴りされた気分だ。 身体中が痛い。そして、心も痛い。 この痛さはなんだ。この気持ち悪さはなんだ。 わかっている。いやわかっている気がしていただけだ。 今までの人生で何度も何度も「女の子なんだから」とか「女なんだからしょうがない」とか言われてきたか。 そしてそれをそういうものだ、と思うようにして、生きてきた。 そのすべてが今、私の全身を殴りつける。 男と女の立場が逆転している社会。 この小説は今、私がしょうがないと受け入れている社会の全ての、そのグロテスクさをたたきつける。 まるでからだの中で知らない間に腐り続けていた内臓を引きずり出すように。 開けなければ気付かないまま朽ち果てていったこと。 理不尽と不公平と不平等。それを当たり前だと信じている自分たちの愚かさ。 誰かが変えてくれる、ではない。 あなたが、私が、変えるんだ。その一歩を助ける一冊だ。
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