さよならテレビ の商品レビュー
読み始めは、とっつきにくかったが、読み進むにつれ興味深かった。 著者のドキュメンタリー、テレビに対する熱い気持ちが伝わってきた。
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この本はメディアに関心のある方、そして「ものづくり」に携わる方には特におすすめしたい名著です。そして人を大切にしない会社システム、組織の在り方についてもその根源を学べる作品です。また阿武野さんと多くの仕事を共にした樹木希林さんについてもたくさんのことが書かれていて、その巨大な人間...
この本はメディアに関心のある方、そして「ものづくり」に携わる方には特におすすめしたい名著です。そして人を大切にしない会社システム、組織の在り方についてもその根源を学べる作品です。また阿武野さんと多くの仕事を共にした樹木希林さんについてもたくさんのことが書かれていて、その巨大な人間的魅力も知ることができます。 私も今「ものづくり」をしています。そんな私にとってメディアという「表現の世界」で真摯に、そしてストイックに「ものづくり」に打ち込んでいる方の声を聴けたのは本当にありがたい体験となりました。
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著者と同じくテレビ業界の端っこにしがみついている自分。どこかで話題になっていたドキュメンタリー「さよならテレビ」をようやく観た。で、いろいろ「?」となったので、その謎?が解けるかと思い、読んでみた。謎は解けなかったけれど、樹木希林とのエピソードや、ドキュメンタリーの制作現場の話は...
著者と同じくテレビ業界の端っこにしがみついている自分。どこかで話題になっていたドキュメンタリー「さよならテレビ」をようやく観た。で、いろいろ「?」となったので、その謎?が解けるかと思い、読んでみた。謎は解けなかったけれど、樹木希林とのエピソードや、ドキュメンタリーの制作現場の話は面白かった。
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きっといいことありますよ。僕が持つ本書扉には著者による人生フルーツの名言が書かれている。 この名言に至るまで、著者が歩んできたテレビというメディアの世界に対する問答がうかがえる良き本が本書である。ちなみに人生フルーツを拝聴し著者がトークする姿と発言を聴き、ヘェテレビもまだ捨てたも...
きっといいことありますよ。僕が持つ本書扉には著者による人生フルーツの名言が書かれている。 この名言に至るまで、著者が歩んできたテレビというメディアの世界に対する問答がうかがえる良き本が本書である。ちなみに人生フルーツを拝聴し著者がトークする姿と発言を聴き、ヘェテレビもまだ捨てたもんじゃねぇや。と思ったのは私だけなのだろうか?テレビとは20年近く疎遠になりNetflixによりディスプレイとしてのテレビが戻ってきた僕にとっては久々のこんにちは
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“わかる”から“すぐわかる”へ。テレビは数字を追いかけ“わからない”に怯え砂漠化していったということか。 疑い深いのでドキュメンタリーは少しでも嘘っぽく見えると興醒めしてしまうところがある。ワイズマン監督作品は好きだけど。 阿武野さんの作品を観てみたい。 樹木希林さんとのエピソー...
“わかる”から“すぐわかる”へ。テレビは数字を追いかけ“わからない”に怯え砂漠化していったということか。 疑い深いのでドキュメンタリーは少しでも嘘っぽく見えると興醒めしてしまうところがある。ワイズマン監督作品は好きだけど。 阿武野さんの作品を観てみたい。 樹木希林さんとのエピソードがとても良い。
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とにかく面白い。各ドキュメンタリーで扱う対象もさることながら、著者言うところの「ドキュメンタリーの神様」が降りる瞬間がたまらない。ホームレス理事長のその後など、誰が想像できようか。こういう作品を、各局しのぎを削って作ってくれるなら、テレビもまだまだこれからだって言えるんだけどねぇ...
とにかく面白い。各ドキュメンタリーで扱う対象もさることながら、著者言うところの「ドキュメンタリーの神様」が降りる瞬間がたまらない。ホームレス理事長のその後など、誰が想像できようか。こういう作品を、各局しのぎを削って作ってくれるなら、テレビもまだまだこれからだって言えるんだけどねぇ。
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さよならテレビの舞台挨拶で阿武野さんが担いできてたので買った本 これ読んだらそれぞれのドキュメンタリーが観たくなるという商法(?)にまんまと引っかかり、人生フルーツ、死刑弁護人、ヤクザと憲法を読了後に干渉したけど、悔しきかな全部すごく良い作品だった。 それらドキュメンタリー映画...
さよならテレビの舞台挨拶で阿武野さんが担いできてたので買った本 これ読んだらそれぞれのドキュメンタリーが観たくなるという商法(?)にまんまと引っかかり、人生フルーツ、死刑弁護人、ヤクザと憲法を読了後に干渉したけど、悔しきかな全部すごく良い作品だった。 それらドキュメンタリー映画に出逢いに行くきっかけとして、良い1冊
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「人生フルーツ」で知った人です。 テレビのドキュメンタリーの制作現場のドキュメンタリー、若干の私的感想を加えて、まあ、そんなふうな印象ですが、読み終えて著者阿武野勝彦の関わった「名作」群について、「見なくっちゃ!」と思わせてくれる内容でした。 イヤ、ホント。見なくっちゃ! ...
「人生フルーツ」で知った人です。 テレビのドキュメンタリーの制作現場のドキュメンタリー、若干の私的感想を加えて、まあ、そんなふうな印象ですが、読み終えて著者阿武野勝彦の関わった「名作」群について、「見なくっちゃ!」と思わせてくれる内容でした。 イヤ、ホント。見なくっちゃ! ブログにも感想書きました。そちらもよろしく。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202110040000/
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東海テレビでドキュメンタリーを制作してきたプロデューサー。1981年入社、1988年からディレクターの道へ。 視聴率という数字、に支配されるようになったテレビの世界で、何を考えてドキュメンタリーを制作するのかを綴っている。テレビの地盤沈下が進む中で、特にリーマンショック以降、視...
東海テレビでドキュメンタリーを制作してきたプロデューサー。1981年入社、1988年からディレクターの道へ。 視聴率という数字、に支配されるようになったテレビの世界で、何を考えてドキュメンタリーを制作するのかを綴っている。テレビの地盤沈下が進む中で、特にリーマンショック以降、視聴率や収入と支出、シェア争いなどの目に見える「数字」にすがるしかなかったと言う。 経費削減は安直な下請けへの締め上げとしわ寄せへ短絡して職場環境、モラルの低下を招き、東海テレビでの「セシウムさん事件」は、偶然ではなく必然だと著者は言う。その事件を伝えるドキュメンタリー番組が「さよならテレビ」。その取材と制作、放送までの経緯は想像以上に凄まじい。それでも東海テレビにしか作れない、というような志を持ち、ドキュメンタリーを続ける人たちが居る。 「ヤクザと憲法」「死刑弁護人」「光市母子殺害事件弁護団の300日」 取材対象との距離感、近すぎると利用される危険性、遠すぎると心を開いてもらえない、本音が聞けない、人と人が向き合い、真剣に取り組まなければ結果を出せない世界。スタジオに出演者が集まってひな壇でワ〜ワ〜騒ぐ番組、それも必要だと思うが、ドキュメンタリーはテレビの大切な役割だと思う。 モラルの低下、数字主義、簡単・お手軽な方向への流れは、テレビだけではなく、世の中すべての問題で、もちろん私の勤める会社、業界でも問題で。
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「歳とって丸くなったんやろな」ってのと「にしても悪口、と言うよりイヤミたらたらやな」ってのが並存。東海テレビのドキュメンタリー映画やと今のところ見たのは「ヤクザと憲法」と「さよならテレビ」くらい、どっちもおもしろかった。 ショックやったのは「事件の涙」の話。たぶん放送見てたけどそ...
「歳とって丸くなったんやろな」ってのと「にしても悪口、と言うよりイヤミたらたらやな」ってのが並存。東海テレビのドキュメンタリー映画やと今のところ見たのは「ヤクザと憲法」と「さよならテレビ」くらい、どっちもおもしろかった。 ショックやったのは「事件の涙」の話。たぶん放送見てたけどそんな裏があったとは。この回はともかくシリーズとしては好きやねんけどな…
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