まりも日記 の商品レビュー
「ネコミス」ということで、猫に魅了された人々の行く末。猫が主人公で引っかき回すという構成ではなく、あくまでも人間の愚かさゆえの哀歓。最初はエッセイ?という感じで始まり暫し混乱。でもやっぱり真梨さん、面白かったです。第3話の「モーニング・ルーティン」のどんでん返しが特に好みです。
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久々の真梨幸子。作者も猫を飼っているのか?ブログから一部抜粋とあるからそうなんだろう。猫が出てくる連作短編集のような感じ。あんまり猫が好きではないのでそんなに惹かれなかったけど、真梨幸子らしいグロイ話なので面白かった。一人暮らしで孤独死、腐敗したりして誰も自分のことを確定できない状態だと行旅死亡人になってしまう、というのは初めて知った。気をつけねば。姪っ子といつまでも仲良く。
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まりも日記 真梨幸子 ∞----------------------∞ 保護施設や猫カフェにいる猫たちの元飼い主の話。一応ミステリーらしい。何人か死んでるからね。でもネコミスとか? ちゅ〜る漬けジャンキー、やっぱりあれはそういうおやつだったか...そういうところがネコミス? 私的にはマンションに人間のう〇ちょが落ちてるの1番ゾッとしたけど、なぜそこにあったかとか上の階の腐乱死体とか、次話にちょっとギャグっぽく回収された。 ポワロ好きとしては、モナミって名前は素敵だと思う。人にも猫にも良い名前。 名前と言えば由樹マリコって真梨幸子さんのアナグラムだ。 1番目の「まりも日記」は真梨幸子さんの虚実ごちゃまぜ日記らしい。 2023/10/12 読了(図書館)
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エッセイかと思って読み始めたけど、違ったー。 普通に小説だった。 けど、この小説は、「基本」、フィクションです。 と書いてあったから、実際に真梨幸子さんのブログも 少しは引用されているよう。 ブログも見に行ったら、なんと可愛い「マリモナミ」ー!! もふもふがたまらんかったですー(...
エッセイかと思って読み始めたけど、違ったー。 普通に小説だった。 けど、この小説は、「基本」、フィクションです。 と書いてあったから、実際に真梨幸子さんのブログも 少しは引用されているよう。 ブログも見に行ったら、なんと可愛い「マリモナミ」ー!! もふもふがたまらんかったですー(ノ)•ω•(ヾ) まりも日記 グレーのもふもふにゃんこ、まりもさん。 行旅死亡人~ラストインタビュー~ 自宅で孤独死しても本人という証拠がないと行旅死亡人扱い。 モーニング・ルーティン アニマルセラピーのまりもさん。メンタルケアもばっちり。 ある作家の備忘録 まりも日記続編。 赤坂に死す もふもふちゃんに会うためには外で大便するしかない!! 最終話 作家の由樹マリコさんが亡くなって一年。 いつものような真梨幸子作品とは少し違って、 ねこさんたちが登場するので、なんだか可愛かったー!! もふもふにゃんこは、たまらんねー。
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イヤーな感じは控えめ でも何がほんとで何が嘘でどことどこが繋がって??て混乱させられるのはいつもの真梨幸子作品
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真梨幸子先生のエッセイみたいなものなのかな、と読み始めましたが普通に人が死んでいって小説なのだと気付きました。ただいつもよりほんわかしてて猫たちの会話も可愛らしくて最近読んだ真梨幸子作品の中でもかなり好きです。
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デビュー作が大ヒットしたものの、その後鳴かず飛ばずの作家がふとしたことから猫を飼いはじめ、その猫をきっかけにして人生が惑わされていく。飼われた猫の人生ならぬ猫生、惑わされた人々の人生を描いたイヤネコ小説。 猫をテーマにしたイヤミス?と思ったけどなるほどこういうことか!面白い。真...
デビュー作が大ヒットしたものの、その後鳴かず飛ばずの作家がふとしたことから猫を飼いはじめ、その猫をきっかけにして人生が惑わされていく。飼われた猫の人生ならぬ猫生、惑わされた人々の人生を描いたイヤネコ小説。 猫をテーマにしたイヤミス?と思ったけどなるほどこういうことか!面白い。真梨幸子って猫が好きだったんだ。なるほど、猫ってそれぞれいろいろ考えて、抱えてそうに感じるしね。それがこんな風に小説になるなんて面白いな。
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真梨さんの登場人物ごちゃごちゃ感には少し慣れたつもりだったけど、今回はエッセイ風でストーリーもいまいち理解できないままで、何が何だかわからなかった。この本は真梨幸子上級者でないと楽しめないような気がする。真梨さんの本、8冊目だけどまだまだ真梨世界を理解するには程遠い。 でも、猫に...
真梨さんの登場人物ごちゃごちゃ感には少し慣れたつもりだったけど、今回はエッセイ風でストーリーもいまいち理解できないままで、何が何だかわからなかった。この本は真梨幸子上級者でないと楽しめないような気がする。真梨さんの本、8冊目だけどまだまだ真梨世界を理解するには程遠い。 でも、猫に服従する人間の気持ちはすごく共感出来ました。猫様の為ならという気持ちわかるわぁ。
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メタ的な視点の猫小説です。筆者の日記なのかなと思って読みましたが猫小説だったんですね。猫愛溢れる小説です。さらっと読めます。
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