竜とそばかすの姫 の商品レビュー
仮想世界というものにすごく心惹かれた。 また美女と野獣がコンセプトということもありとても見てみたい気持ちになったが、行けずに終わったので本を借りることを決意。 読んでいるうちにページを捲る手が止まらなくなった。 読みながら、 ああ、ネットってこういう所あるよね、とか 偏った正義を...
仮想世界というものにすごく心惹かれた。 また美女と野獣がコンセプトということもありとても見てみたい気持ちになったが、行けずに終わったので本を借りることを決意。 読んでいるうちにページを捲る手が止まらなくなった。 読みながら、 ああ、ネットってこういう所あるよね、とか 偏った正義を振りかざす人っているよね、とか 常にネットは羨望や嫉妬で出来ているんだなと思った。 それと同時に自分もUに入ってBelleの歌声を聴いてみたいと思ったりもした。何故現実にはないのだろう。 竜の正体に関してはとても驚いたが、 途中、映画を見ていないと想像しづらい場面もあった。 例えばひとかわ剥い太郎と、ぐっとこらえ丸の配信のシーン。 少し自分としては想像しづらかった。 やはり映画を見てから読んだ方が良かったのだろうか。 誰にだって秘密はある、という言葉に思わず頷いてしまった。 読んでみて良かったなと思った。 出来ることなら映画を見たかった。 読んでいてこんなに楽しいのだから、映画は更に楽しいものだったに違いない。
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Uというもう1つの世界によって人生はよくも悪くもかわってしまうんだなと思った。ベルの立ち向かう姿がかっこよかった。
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映画が見たくて、でも時間がないから本で!って読み始めた本! 映画化されてる本読むの珍しいけど文章から自分でイメージして本の世界に浸れて面白かった!自分の描いたイメージとはまた違うだろうから、実際に映画でも見たいな〜 誰にでも苦しいことはあって心を閉ざしてしまうことはあるけ...
映画が見たくて、でも時間がないから本で!って読み始めた本! 映画化されてる本読むの珍しいけど文章から自分でイメージして本の世界に浸れて面白かった!自分の描いたイメージとはまた違うだろうから、実際に映画でも見たいな〜 誰にでも苦しいことはあって心を閉ざしてしまうことはあるけど、それでもいつか真っ直ぐ世界を見れた時に何か気づくことがあるのかもなって、励まされた
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これは本で読むより 映画で観るほうがいいかな って感じたね 仮想現実の世界 そして歌 文章から読み取るのは なかなか、難しいね 女子高生が 仮想現実の世界で 成長していく姿は よかったけど 最後のタイミングの良すぎる 流れに関してはなんか 強引すぎてちょっと笑ったね
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映画だけではわからなかった鈴の気持ちがわかるところがあってよかった。 今どうなってるの?ここどうなってるの?と、ツッコミどころも時々あるけれど、 『これはお伽噺』、赤ずきんちゃんや美女と野獣といった、ファンタジーなのだと思えれば気にならなかった。
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【ひとこと紹介文】 この本はとても読みやすいので、2時間あれば読むことができます。 音楽を聴きながら読むのもオススメです。 映画を見た後に読むのもいいですが、鑑賞前に読むほうが楽しめると思います。 読むなら今のうち!!
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細田守監督映画『竜とそばかすの姫』の小説版。 高知の田舎町に住む鈴は、平凡で内気な女子高生。容姿にも自信はなく、顔のそばかすを気にしている。 昔は歌を歌うのが大好きだったが、子供の頃、母親を亡くして以来、心を閉じてしまい、人前で歌うことができずにいる。 そんな鈴だが、友達のヒロ...
細田守監督映画『竜とそばかすの姫』の小説版。 高知の田舎町に住む鈴は、平凡で内気な女子高生。容姿にも自信はなく、顔のそばかすを気にしている。 昔は歌を歌うのが大好きだったが、子供の頃、母親を亡くして以来、心を閉じてしまい、人前で歌うことができずにいる。 そんな鈴だが、友達のヒロちゃんに「U(ユー)」というインターネット空間を教えてもらう。そこでは「As(アズ)」という分身(アバター)を作り、別の自分として存在することができる。 鈴は自らのIDを「ベル」とする。 アップロードした写真から、「U」のAIが自動作成した画像は、同じ学校のアイドル的存在、ルカちゃんに似ていた。ルカちゃんと一緒に写った写真を使ったからかもしれなかった。でも顔にはちゃんとそばかすがあった。 鈴は、いやベルは、「U」の中でなら歌うことができた。個性的で魅力的な歌に、「U」に集う「As」たちは夢中になった。 「U」はボディシェアリング技術を使って、ユーザーの隠された能力を引き出すことができるプラットフォームだった。歌いたいけれど歌えずにいた鈴の望みと才能を見事に花開かせてみせたのだ。 ヒロちゃんのプロデュースの力も借り、ベルは瞬く間にフォロワーを増やしていった。 最初は、鈴=ベル(Bell)の意味でつけた名前だったが、いつとはなしに、他の「As」たちからは、フランス語の美しい(Belle)の綴りがふさわしいと言われるようになった。 世界中でファンが増えるにつれて、疑問も膨らんだ。 「Who is Belle?」-ベルって誰? ベルの大規模なライブが行われた時、闖入者が現れた。 「竜」と呼ばれる「As」。「U」の武術館に現れては、汚いやり方で勝ち続けているモンスター型「As」だった。荒々しく粗暴で、嫌われ者。「U」の平和を守るジャスティスたちに追われている。 ベルのライブがめちゃくちゃにされたのは、ジャスティスに追われた竜が転げ込んだためだった。 竜の正体が何なのかも「U」の大きな関心を集めていた。 ジャスティスは正体を暴く「Unveil」の技術を使って、竜を丸裸にすると息巻いている。これを行うと、現実世界の姿がさらされ、もう「U」に存在することはできなくなるというのだ。 ベル(鈴)は、竜が単に悪いやつだとはどうしても思えない。それは自分もまた現実とはまったく異なる仮想を生きているからかもしれなかった。 ベルは竜の城を探して「U」の中をさまよう。 やっと見つけた竜と鈴の間に通うものは。 そして彼の現実での正体とは。 ・・・いや、これはなかなかすごい。 細田の過去作品『サマーウォーズ』も思い出させるような仮想空間がとにかく魅力的。小説でこうであれば、映像作品ならさぞかしと思わせる。 美しい(歌)姫とケダモノという取り合わせは、(ベルという名からしても)まるっきり「美女と野獣」なのだが、さて、それぞれには別の現実の姿があって、というのがミソ。 ただ、鈴は確かにつらい経験もしていて、父との仲もぎくしゃくしているのだが、実際には頼りになる友人もいて、初恋の男の子もいて、鈴に密かに思いを寄せる別の子もいて、さらには母の旧友たちが鈴を見守ってくれていて、と、とにかく「恵まれて」いる。この甘さには、ちょっと都合が良すぎると感じなくはない。 とはいえ、仮想空間と現実がまったく切り離されるのではなく、仮想の世界のつながりが現実の苦悩も救うのだ、というストーリー展開には希望も感じるし、著者の願いも込められているように思う。 誹謗中傷があったり、無責任な噂が飛び交ったり、仮想空間にはさまざま問題がある。けれども、便利なことには間違いないし、使いようによっては、実際に現実を支えるものにもなるはずだ。 ミュージシャンの中村佳穂が声優を務めることでも話題を呼んだ。 本作はいずれ、映画を見たい。
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207冊目読了。 映画はまだ観てないけど音楽は聞いてるのでここかぁって思いながら読み進めた。 今のSNS時代にもあてはまる状況で、リアルが見えないことで変われるもの、隠れ蓑に覆われることで傲慢・誹謗に走るもの、正義を振りかざすもの、さも自分の考えが正しいと心ない発言をするもの。 ...
207冊目読了。 映画はまだ観てないけど音楽は聞いてるのでここかぁって思いながら読み進めた。 今のSNS時代にもあてはまる状況で、リアルが見えないことで変われるもの、隠れ蓑に覆われることで傲慢・誹謗に走るもの、正義を振りかざすもの、さも自分の考えが正しいと心ない発言をするもの。 それでも読んでて後半鈴の行動にジーンときた。 映画観たくなってきた!
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ある女の子がUの世界を通じて、成長する物語。Uの世界で、現実で自分より苦しい思いをしている人を見つけ、救うために自ら大きな一歩を踏み出す。女の子の成長を強く感じられる作品。
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普段は映画より本で読む方が好きだけれど、この竜とそばかすの姫は映像がきれいで歌もあるので映画で見るほうがいいと思う。
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