教科書の外で出会う、ぼくらの身のまわりの理科 の商品レビュー
身の周りの理科の疑問をマンガにしたもの。 疑問に対して説明ボードが現れて、それに対してマンガで解説してるので、わかりやすく読みやすい。 小学校高学年〜中学生の時に読みたかった。
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タヌキ顔の男子中学生の主人公はその名もポコ太。お笑い好きで、お笑い芸人の深夜ラジオを聞くのが好きだから授業中は眠くなりがち。私も毎週木曜深夜はビートたけしのANNを聞き倒していたから同じだ。 そんなポコ太が、夏休み初日におじいちゃん家にある古い蔵のそうじの手伝いに呼ばれ、中から古...
タヌキ顔の男子中学生の主人公はその名もポコ太。お笑い好きで、お笑い芸人の深夜ラジオを聞くのが好きだから授業中は眠くなりがち。私も毎週木曜深夜はビートたけしのANNを聞き倒していたから同じだ。 そんなポコ太が、夏休み初日におじいちゃん家にある古い蔵のそうじの手伝いに呼ばれ、中から古い巻き物を見つけたことがきっかけになって、ポコ太には不思議な力がつく。ポコ太が身の回りの「理科」的なことの疑問点を頭に思い浮べたとたんに、どこからか「それは、理科ナリ!!」と声がして、ポコ太をアナザーワールドへと導き、いろいろと解説してくれるのだ。 「14歳の世渡り術」シリーズの1冊なので、中2の理科の教科書に沿ったテーマかなと思っていたけれど、必ずしもそうじゃないみたい。テーマの一覧はAmazonのサイトで見られるので、私はテーマを1つ決めて掘り下げて見ることにする。 第1話:「さびる」ってどういうこと? →金属の表面がゆっくりと酸化すること →酸化って何? →酸化とは、ある物質が酸素とくっついて別の物質になる反応のこと。 →酸化には2種類ある! →熱と光を出す激しい酸化(燃焼とも呼ばれる)。具体例:ロウソク、たき火… →おだやかな酸化(ゆっくりすぎてわからないが熱は発生している)。具体例:金属のさび、りんごの変色… このあとに、日常生活で目にするさびのほとんどが鉄のさびだということと、鉄のさびには赤さびと黒さびがあることなどが解説されている。さらに鉄がさびるしくみ(鉄の表面に水が付着して水の中の酸素が鉄と反応してさびができること)や、鉄をさびにくくするための工夫として、塗料(例:自動車のボディ)、メッキ(例:ブリキのバケツ)、合金(例:ステンレス製の食器)についても触れられている。さらに使い捨てカイロを振ると温かくなる現象は、実は鉄の酸化の一種であることも語られて、ポコ太も「へー、そうなんだ」という感じで答えている。 (ちなみに漫画の最後で「酸化と還元って正確にはセットというか、同時に起きているんだけど、これはちょっとややこしくなるから、今回はここまでにするよ」と言うのも忘れていない。ここが参考書と違う、漫画のいいところだね。) このように化学式とかは(たぶんそういう意図なのだろう)ほとんどでてこない。主人公がお笑い好きという設定のとおり、解説も含めた全体の流れがお笑い感覚で進んでいく。 だから、理科をテーマにしながらも、ポコ太の青春真っただ中の夏休みの物語のコミック作品というほうが合っているかもしれない。ほら、私も昔よく読んだけれど、○年の科学で載っていた漫画に近い。 それと漫画的な展開なので、ポコ太が夏祭りで同じクラスの浴衣姿の女子に偶然出会ったときにドキドキしたというエピソードも書かれている。私にとってはこっちの方が気になった。中学生のとき、ふだん制服姿を見慣れている同級生の女子の私服姿を偶然見て、なぜこんなにドキドキするのだろう?って。でも「それは、理科じゃないナリ!!」ということだろうか、ポコ太の不思議な力で答えてくれる場面は残念ながらなかった(悲)。
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身の回りで起こる現象を科学的に解説。中学校の理科で習う内容。中学生の男子の夏休みという設定。 わかっているつもりでも、説明するのは結構難しいかも?
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中学校理科どんぴしゃな内容。理科が好きになってきた生徒へ薦めたい本でした。(高校生だと簡単すぎるかな、中学校の復習ならちょうど良いかも) 導入の漫画からそれぞれの詳細を解説、その解説も図が多め。子どもが未習の分野でも理解できそう。 全ページ淡い色で描かれているのは、難しさを感...
中学校理科どんぴしゃな内容。理科が好きになってきた生徒へ薦めたい本でした。(高校生だと簡単すぎるかな、中学校の復習ならちょうど良いかも) 導入の漫画からそれぞれの詳細を解説、その解説も図が多め。子どもが未習の分野でも理解できそう。 全ページ淡い色で描かれているのは、難しさを感じさせない配慮なのかな。 中1地学(岩石・地震)、中2物理(回路)、中3生物(遺伝)あたりの内容は載っていなかった……ぜひとも続編をだしてほしい
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身近なことが、理科につながっていることがよくわかった。 ガリレオ工房が監修していたのが、気になった。
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