色にいでにけり の商品レビュー
色彩検定を受けてすぐ読んでみたので、慣用色名が色々出てきて、お、となった。ボリュームの割にはストーリーが浅く、ネタ不足感が否めない。
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2008年「オール讀物」新人賞を受賞した時は現役SM嬢だということで注目されたそうだが、お腹にサナダムシを飼うという一風変わった話ということで、本作にもみられる着眼点に一捻りがあるところは著者が持って生まれたものなのかも。シリーズの一作目の最後は唐突に終わって続きが気になるから雑...
2008年「オール讀物」新人賞を受賞した時は現役SM嬢だということで注目されたそうだが、お腹にサナダムシを飼うという一風変わった話ということで、本作にもみられる着眼点に一捻りがあるところは著者が持って生まれたものなのかも。シリーズの一作目の最後は唐突に終わって続きが気になるから雑誌連載分を図書館で借りてこよう。 【追記】本誌の二月号に掲載されている続きを早速読んでみたところ話が急展開しており、ここからが本筋の始まりというわくわく感が湧いてきた。
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1作目は「注文の多い料理小説集」で読んだかな?面白かったので続きが読めて嬉しい!!きっと続編もあるはず。 色の名前って面白い!
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今までにありそうで無かった視点、おもしろい! 少しアイデアを貸しただけで、お金をいただくなんてと恐縮する彩に、お金を払ってでもその智恵を欲する人がいることを解らせていく右近。舐められないよう着物や化粧などの装いの大切さを教える場面にも共感する。お彩、自信もって!と背中を押してやり...
今までにありそうで無かった視点、おもしろい! 少しアイデアを貸しただけで、お金をいただくなんてと恐縮する彩に、お金を払ってでもその智恵を欲する人がいることを解らせていく右近。舐められないよう着物や化粧などの装いの大切さを教える場面にも共感する。お彩、自信もって!と背中を押してやりたくなる。 江戸の色見本を用意してから再読したい。
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【江戸のカラーコーディネーターが大活躍!】鋭い色彩感覚を持つ貧乏長屋のお彩。その才能に目をつけた謎の京男・右近。強引な右近の頼みで次々にお彩は難題を色で解決していく。
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坂井さんの新作。江戸時代のカラーコーディネーターという発想がおもしろい。今後の3人の関係がどうなっていくのかが楽しみですが、卯助さんも何か言っておけば良かったのにと思わなくもないです。
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鋭い色彩感覚を持つ貧乏長屋のお彩。その才能に 目をつけた謎の京男・右近。強引な右近の頼みで お彩は難題を次々に色で解決していく。江戸の カラーコーディネーターとして活躍するお彩の 人情物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古典文学をよんでいると、日本とはなんて色彩の溢れた国なのだろうと思う。 十二単衣に使われた襲、四季を表す言葉。絵画に映し出された美しい色。 この物語の主人公のお彩は元摺師の父を持つ娘。火事で何もかもを失ったことでやさぐれでしまった(^◇^;) ですが、彼女の鋭い色彩感覚を活かしてくれる上方の男、右近との出会いで彼女の人生は新しい道に向かっていく。 新シリーズ、楽しいです♪
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