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小説 人間失格 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2025/09/05

■参加者の感想■ ・有名な太宰治の作品だからとっつきにくいかと思っていたが、読みやすくて驚いた。 ・太宰本人がモチーフとなった作品だが、彼本人も人生でStruggleしたのではないかということがよく読めた。 ・人生良いことも悪いこともあるが、敢えて悪いことばかりを拾って書くあたり...

■参加者の感想■ ・有名な太宰治の作品だからとっつきにくいかと思っていたが、読みやすくて驚いた。 ・太宰本人がモチーフとなった作品だが、彼本人も人生でStruggleしたのではないかということがよく読めた。 ・人生良いことも悪いこともあるが、敢えて悪いことばかりを拾って書くあたり、今で言う「かまってちゃん」なのかと思う。 ・なぜか太宰本人は素直な性格な気がした。でも暗い方面に憧れが強く、性格と憧れが相反してしまい上手く舵取りができなかったのではないか。 ・他者に対して自分をどう魅力的に見せるか、どうしたら同情を引いてもらえるかをわかっている、知的でナルシストな印象を受けた。 ■今月の課題本■ 太宰治著『人間失格』 ■開催日時■ 2017年5月 ■参加人数■ 3人

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2025/08/25

山崎富栄の雨の玉川心中は読んだことがあったが、人間失格はかなり腰が重くやっと読んだ。 思った以上に読みやすい。 あとあれだ、太宰って本当にモテてきたんだな… 読んでいて、結構どうしようもないなと思った。 葉蔵は人間失格の烙印を押されるのだが、それは周りから見た葉蔵であり、本人の...

山崎富栄の雨の玉川心中は読んだことがあったが、人間失格はかなり腰が重くやっと読んだ。 思った以上に読みやすい。 あとあれだ、太宰って本当にモテてきたんだな… 読んでいて、結構どうしようもないなと思った。 葉蔵は人間失格の烙印を押されるのだが、それは周りから見た葉蔵であり、本人の視点からすると異なることがわかる。 持って生まれたものと、環境による人格形成は、それらが複雑に絡んで起きる化学反応みたいなものだと思う。 その家に生まれたからそうなったとも言えるし、その家に生まれたから生きたともとれる。 兄たちが最後まで見捨てなかったのは、本当の葉蔵に気づいていたからかなとも想像した。

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2025/03/11

難しさ⭐️10!文章ではなかなか読み進めなかったので、中田敦彦YouTubeを見てなんとか読破。衝撃だった文章が「自分はことし、二十七になります。」そんな若さでこんな人生を生きたのかという。最後の写真はどこの場所で撮ったか気になる。人間失格というタイトルから、どういう意味でなぜ失...

難しさ⭐️10!文章ではなかなか読み進めなかったので、中田敦彦YouTubeを見てなんとか読破。衝撃だった文章が「自分はことし、二十七になります。」そんな若さでこんな人生を生きたのかという。最後の写真はどこの場所で撮ったか気になる。人間失格というタイトルから、どういう意味でなぜ失格なのか。その背景がすごくしっくりくる内容。葉蔵の期待等からのすぐにくる残念感と冷静さ。その人間性が全く自分にはない価値観で、とても面白かった。少しでも太宰治の作品に触れることが出来て良かったと思った1冊。(ちなみに同じ本好きの大先輩から、今頑張って読んでると伝えると"暗くなるからやめとけ"と笑いながら言われ、やはり読んでた。絶対読もうと決心出来た。)

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2024/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人から疎まれる自分の特質も、自分自身で愛する事ができればどれだけ楽だっただろうか… 読了後、一番にそう感じた。 突然転がり込んできた葉蔵を温かく迎え入れてくれたスタンド・バアのマダム。 これは、マダムの元に葉蔵が送った手記。 幼い頃から、新刊の少年雑誌を十冊以上もとってもらえるような裕福な家庭に生まれた葉蔵だったが…。 日々人間恐怖にかられる彼は、本性をひた隠し、人前ではおどけて皆を笑わせていた。 そんなミステリアスで孤独な匂いが女性を次々と引き寄せた。 父の望む道には進まず、女性の家を渡り歩いていた。 初恋の女性との心中やオーバードーズはどちらも未遂に終わり、居心地の悪さはどこへ行っても増すばかり。 モルヒネ中毒に陥り、喀血を起こして女性のいない病練で廃人のようになった彼は「人間、失格。」。 しかし、マダムは後に、 「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした。」と語る。 マダムの「あのひとのお父さんが悪いのですよ。」という言葉に救われた。 マダムは彼の核心に気づいていないのではなく、気づいた上で認めたのだと感じた。そして、全てを背負って生きてきた彼の心の叫びを受け止めていた。 恵まれているのに…何故幸せを感じられないのだろう。何故自分はこうも皆と違うのだろう。 彼は生涯にわたって苦しみ続けた。 マダムのように彼を許し、認めた人々の存在に目を向けられないほど彼は疲弊していた。人を信じることができなくなっていた。 苦痛に満ちた人生ではあったが、多く人に支えられた人生でもあったのではないだろうか。 人から受け入れられたい。 認められたい。 彼の偽りはそんな気持ちから始まった。 自分を自分で認める事は容易ではない。 だか、彼にはそれが必要だった。

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2024/06/15

読んだら鬱になりそう、、とずっと敬遠していた本書。 読んでみたけど、そういう内容ではなかった。 グロテスクな描写なく、たんたんと話を進めていく様は、自分の心に深く刺さっているからこその書きぶりなのかな。 傷を隠すために自分を偽るのは仕方ないことだけど、いつかそれをやめないと辛いま...

読んだら鬱になりそう、、とずっと敬遠していた本書。 読んでみたけど、そういう内容ではなかった。 グロテスクな描写なく、たんたんと話を進めていく様は、自分の心に深く刺さっているからこその書きぶりなのかな。 傷を隠すために自分を偽るのは仕方ないことだけど、いつかそれをやめないと辛いままだな。

Posted byブクログ

2024/05/17

やはり太宰さんの作品は面白いな思った。 今の時代にもこのような人間はいるだろうしとても感慨深い内容だと思う。読んで絶対に損はない作品 またこちらの本はイラストや言葉の意味なども添えられているのでとても読みやすく初めて読む人にとても優しい仕様になってるのでオススメです

Posted byブクログ