月にトンジル の商品レビュー
小学校6年生の幼馴染の4人が、成長と共に関係を変化させていくストーリー。 人間、誰しも人に見せる、表の姿と裏の姿がある。 それを成長していく過程で気がついていく。 物事を一つの側面では測れないと… 物語を読むと月にトンジルの言葉の意味が、心に響く。 今まさに心も体も成長している...
小学校6年生の幼馴染の4人が、成長と共に関係を変化させていくストーリー。 人間、誰しも人に見せる、表の姿と裏の姿がある。 それを成長していく過程で気がついていく。 物事を一つの側面では測れないと… 物語を読むと月にトンジルの言葉の意味が、心に響く。 今まさに心も体も成長している、高学年のみんなに読んでもらいたい一冊。
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永遠に仲良しだと思っていた4人組だったが、1人の引越しによって変わっていく。 と、いうのが主人公トールの見方だった。 トールが、今までテツヨンのメンバーで楽しかったのは、自分が得意なことで遊んでいたからだと気づいたところがよかった。 成長する様子を丁寧に描いた作品。
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4.5年から。人にはオモテとウラがあることを、すっと落とし込めない気持ちを消化させてくれる作品。思い通りにならない日常のお話が長めに続くが、最後の巻き返しで急激に、それぞれのオモテウラの理解と、ウラも持つ人間らしい成長が描かれて納得する。
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手に取る機会があって読む。 トール、ダイキ、シュン、マチは、「テツヨン」とよびあう仲良し4人組だった。 ダイキが引っ越すことになり、テツヨンはばらばらになってしまう。 永遠の友情はあるんだろうか? 友達とは、を考える本。 高学年ともなると、幼馴染みだからと一緒にいた子達とのずれも出てくる。 友達づきあいにもやもやを感じるのが、思春期の始まりなのかも? 語り手のトールは、亡くなったじいちゃんの言葉を思い出す。 月のウラガワやトンジルの脂が、人間の魅力。 ほんとそうだなと思います。 人の意外な一面を知ると、その人に興味が湧いてくるもの。 絶対とか永遠を求めるけれど、その時間を共有できたってことがかけがえのないことなんだよ、と、おばちゃんは思うのでした。 絵もすてきでした。
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表と裏 子どもから大人に向かう年頃の戸惑い、 人って複雑で、だからこそおもしろいってことだけど、 そうだね、 戸惑いながら生きていく、何かが解決して 「よかった!よかった!」 って話じゃなくて、こんな感じだなあと。
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