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エミリ・ディキンスン詩集 ミラー版 の商品レビュー

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2025/11/02

エミリー・ディキンソンを専門とする三人の大学教授によって編纂された本作。私はエミリー・ディキンソンにかかわる作品を初めて読んだが、素晴らしい書籍だった。 エミリーが後世に与えた影響、なども書かれていて、そこらへんも良い。 エミリー・ディキンソンの写真は彼女が十六歳ごろの写真で、彼...

エミリー・ディキンソンを専門とする三人の大学教授によって編纂された本作。私はエミリー・ディキンソンにかかわる作品を初めて読んだが、素晴らしい書籍だった。 エミリーが後世に与えた影響、なども書かれていて、そこらへんも良い。 エミリー・ディキンソンの写真は彼女が十六歳ごろの写真で、彼女を映した写真はこれ一枚しか現存していない(エミリーかどうかはわからない写真もある)。そしてそれは家族が気に入らず、捨てられたところを、女召使がとっていたらしい。 エミリー・ディキンソンは隠遁のイメージがあるが、料理研究家として地元のイベントの審査員をしたり、意外と明るい面もあった。 ただこの時代、洗礼を拒み、結婚をしなかった彼女は、やはり変わり者だった。しかもその才能から「出版を!」と願われたのに、拒否した。 恥ずかしがり屋だったわけではなく、出版してしまうことで自身の作品に影響が及び、「不滅」でなくなることを恐れたからだ。 エミリー・ディキンソンは自分の作品が「不滅」になることがわかっていた。 そういう意味で、アンネ・フランクもそうだろう。 私は彼女の作品の中ではメジャーすぎて評価がいまいちな、「If I can stop one Heart from breaking」が大好きです。

Posted byブクログ