偉い人ほどすぐ逃げる の商品レビュー
この本を読んで、「ホントそうだよ!よく言ってくれた!」とスッキリして、何もしないのが一番悪い、と自分に言っておく。
Posted by
これほどまでに「ほんとそうだよな!」とイラついた記憶がふつふつと甦るタイトルそうそうお目にかかれない、秀逸すぎる。 ほんとに何回も何回もあの人達は逃げ出した。 言いたいことも許してないことも忘れててないことも沢山ある。後は法は絶対に犯さずに自分が出来る行動(投票)などで自分の...
これほどまでに「ほんとそうだよな!」とイラついた記憶がふつふつと甦るタイトルそうそうお目にかかれない、秀逸すぎる。 ほんとに何回も何回もあの人達は逃げ出した。 言いたいことも許してないことも忘れててないことも沢山ある。後は法は絶対に犯さずに自分が出来る行動(投票)などで自分の意思を表明していきたい。
Posted by
”災間の唄”の感想で書いたように、本作者の幕間コメントに大いに惹かれた身としては、単著たる本作は、どうしても読みたくなる一品。すぐ逃げる偉い人と言われると、真っ先に現&前首相が浮かぶ訳だけど、本書における矛先はそこに留まらず、企業のトップとか、各業界の権威にまで及ぶ。卑怯な逃げ方...
”災間の唄”の感想で書いたように、本作者の幕間コメントに大いに惹かれた身としては、単著たる本作は、どうしても読みたくなる一品。すぐ逃げる偉い人と言われると、真っ先に現&前首相が浮かぶ訳だけど、本書における矛先はそこに留まらず、企業のトップとか、各業界の権威にまで及ぶ。卑怯な逃げ方のオンパレードに、いい加減うんざりしてしまうんだけど、切り返しの妙が素晴らしくて、何なら笑えてしまうような文言まで散りばめられていたりして、実に痛快。言われてみれば確かにそうだよな、って大いに納得できる反面、でもそれ、自分で考えて自分で判断できなきゃいかんな…って、ちょっと自信喪失してしまったりもする訳だけど、”偉い人ではない人の思いを汲み取って、自分なりに反撃するのが仕事(だいぶ意訳)”という、著者の宣言が実に頼もしい。
Posted by
武田砂鉄は、1日にどれだけの文章を読んでいるのだろうか。さまざまな話題と引き出しの多さに驚く。皮肉の効いた言い回しが冴えている。語彙の多さとピタッとくる言葉遣いは素晴らしいと思う。 なんとなくスルーしてしまいそうな言葉遣いにも敏感で、わたしはもう忘れてた、言われてみればそんなこと...
武田砂鉄は、1日にどれだけの文章を読んでいるのだろうか。さまざまな話題と引き出しの多さに驚く。皮肉の効いた言い回しが冴えている。語彙の多さとピタッとくる言葉遣いは素晴らしいと思う。 なんとなくスルーしてしまいそうな言葉遣いにも敏感で、わたしはもう忘れてた、言われてみればそんなことあったよな、ということをしっかり思い出させてくれる。しかもきちんとした裏付きだ。毎月「プレミアムフライデー」も今でも、きちんと追ってくれている。 そういうバイタリティあふれる批評精神を見習いたい。
Posted by
著者がタモリ倶楽部に出て以来、注目していたが、本作の主題は秀逸だと思う。「こんまり」とは真逆に居たい、との発言に激しく同意。
Posted by
【「このまま忘れてもらおう」作戦に惑わされない。】偉い人が嘘をついて逃げ出し、国民は監視され、言葉の劣化が加速し、メディアは無責任……。「現代の危うさ」に警鐘を鳴らす一冊。
Posted by