方向音痴って、なおるんですか? の商品レビュー
共感しかない。 そして、次男もかなりの方向音痴だと判明。 それならそれで、できることもあるのだ。 方向音痴だと自覚することで、じゃあどうしたらよいかを考えることができるのだから。
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以下、引用 ●方向音痴の克服に取り組んで、わかったことがある。私はずっと、方向感覚というものを「あるかないか」だと思っていた。それは音感や運動神経のような生まれつきの素養であり、方向音痴を克服するには方向感覚を鍛えるしかないのだと。しかし、必ずしもそうではないことに気づいた。方...
以下、引用 ●方向音痴の克服に取り組んで、わかったことがある。私はずっと、方向感覚というものを「あるかないか」だと思っていた。それは音感や運動神経のような生まれつきの素養であり、方向音痴を克服するには方向感覚を鍛えるしかないのだと。しかし、必ずしもそうではないことに気づいた。方向音痴はバッと治るものではないが、「頻繁に現在地を確認する」「常に方角を意識する」「脳内に地図を重い描く」など、小さな工夫の積み重ねによって確実によくなる。 方向音痴じゃない人たちは、意識的かはさておき、そういった小さな工夫をしていたのだ( 皆川さんのように生まれつき北がわかる人はまれ)。私との違いはそこだった。 私は、この連載を通して小さな工夫をたくさん学び、地図を見ることや街歩きにも慣れていった 。今も方向音痴だけれど、連載前に比べたらかなりマシだと思う。 これは、運動音痴の子が特訓に寄って少しは速く走れるようになるのと似ている。もともと運動神経のいい子には及ばなくても、特訓前よりはタイムが縮む。この連載をやってよかった。もうひとつよかったのは、街歩きが好きになったこと。 お話を伺った方々から「迷うのも楽しいよ」「迷ってもいいから気ままに歩いてみて」との言葉をもらうたび、方向音痴の克服よりも、街歩きを楽しむ方に意識が向いていった。 何かを偏愛している人のパワーはすごい。 地図、地形、地名への愛に触れるうちすっかり影響を受け、私も『ブラタモリ』的な散歩をしてみたくなった。 それが最後の谷中散歩だ。
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自分は若干方向音痴であり、共感できるところも多々あった。方向感覚というのは人によって異なり頻繁に現在地確認、方角を意識する、地図を思い描くなどの少しの工夫で、何もしないよりは克服される。ただ、方向音痴を絶対治さないといけないそんなことは無いと思わされた。方向音痴だからこそたどり着...
自分は若干方向音痴であり、共感できるところも多々あった。方向感覚というのは人によって異なり頻繁に現在地確認、方角を意識する、地図を思い描くなどの少しの工夫で、何もしないよりは克服される。ただ、方向音痴を絶対治さないといけないそんなことは無いと思わされた。方向音痴だからこそたどり着ける場所、新発見などがありそのままでも街歩きを楽しめる。 方向音痴は空間的なイメージ操作が不得意 地図のように上から見た街をイメージ 地図と現実照合のため、2つ以上目印きめる 地図の上に立つイメージ 初めに全体像をみる Yahooマップ駅の構内も分かる Waaaaay!は遠回り、コンパスと距離わかる ただ歩くだけでなく、その町の地形や歴史を想像しながら歩くと楽しい、すり鉢地形や、暗渠など元はこうだったと想像 また、高台には1番有名な神社があるとか
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ビフォーとアフターを比べて、 方向音痴がずいぶん改善されて、 企画としては成功だが 読者としては 少し残念。 それくらい、吉玉さんの ビフォーの方向音痴ぶりが面白かった。 貴重な逸材が ひとつ消失してしまった感覚です。
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自分にはまったく縁のない「方向音痴」という”感覚”がどのようなものなのか、気になっていました。この本でわかったような、やっぱりわからないような、、、という微妙な読後感でした。とはいえ各種地図アプリの使い比べや、皆川氏と歩いた街歩きのパートは非常に楽しく拝読しました。四谷界隈、自分...
自分にはまったく縁のない「方向音痴」という”感覚”がどのようなものなのか、気になっていました。この本でわかったような、やっぱりわからないような、、、という微妙な読後感でした。とはいえ各種地図アプリの使い比べや、皆川氏と歩いた街歩きのパートは非常に楽しく拝読しました。四谷界隈、自分でも歩いてみたくなりました。
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方向音痴って、なおるんですか?。吉玉サキ先生の著書。方向音痴がなおるのかはすべての方向音痴の人の疑問。音痴がなおるのかはすべての音痴の人の疑問であるのと同じかも。方向音痴だと生活で困ることも多い。方向音痴で遅刻して迷惑をかける。方向音痴で目的地にたどりつけずに迷惑をかける。自分勝...
方向音痴って、なおるんですか?。吉玉サキ先生の著書。方向音痴がなおるのかはすべての方向音痴の人の疑問。音痴がなおるのかはすべての音痴の人の疑問であるのと同じかも。方向音痴だと生活で困ることも多い。方向音痴で遅刻して迷惑をかける。方向音痴で目的地にたどりつけずに迷惑をかける。自分勝手で無責任だと言われてしまう。方向音痴がなおせるなら方向音痴をなおしたほうが絶対にいい。
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私も方向音痴だから、はじめの「あるある」はすべて当てはまった。 読んで思ったのは、方向音痴も運動神経や音感やその他もろもろの才能と同じで、生まれつき優れている人と全くダメな人とがおり、その間の人もたくさんいるということ。 そして、方向音痴って、いいものだなと。 なぜかと言うと、他...
私も方向音痴だから、はじめの「あるある」はすべて当てはまった。 読んで思ったのは、方向音痴も運動神経や音感やその他もろもろの才能と同じで、生まれつき優れている人と全くダメな人とがおり、その間の人もたくさんいるということ。 そして、方向音痴って、いいものだなと。 なぜかと言うと、他の感覚や才能と違ってひどいコンプレックスにはならないから。私は運動神経も極めて悪いので、小学校から高校まで体育というのが心の底から嫌いだったし、球技などで感じる惨めさ情けなさといったら、本当にそのまま学校から走って逃げてどこかに消え去りたいくらいだった。 しかし、方向音痴は困ることはあっても、そこまで自己肯定感を損なうようなことはない。 初めての場所に行くときは緊張するし、それが目上の人との待ち合わせの場合は本当に焦るが、あらかじめ予習し、かなりの余裕を持って出発し、ちょっと進んでは地図を確認し、本当に分からなくなったら人に尋ねることで乗りきってきた。 そういう緊張を伴わない一人歩きの場合は、迷うことも楽しむことにしている。(おんなじところをぐるぐる回ってヘトヘトになることもあるが。) 治安の良くない外国だと迷っているのをさとられるのもマズい、とかあるが、国内の場合は一人なら安心して迷える。 この本は『虫ぎらいはなおるかな?』と同じで、方向音痴の著者が認知科学者や地図研究者など様々なプロに、方向認識のコツを教わるというもの。 東京スリバチ学会会長の皆川典久さんのお話がブラタモリ的で大変楽しく、この地図を持って同じ道を歩こうと決意したほどだった。 地名の由来を語る今尾恵介さんのお話も面白かった。 方向音痴に関しては、スマホを回転させるとGoogleマップも回転するのにイライラしていたのだが、固定できると分かったのが良かった。あと、やっぱり紙の地図はいいということも。 これを読んで、私も努力次第で少しはましになる気がした。 楽しい本だった。
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2021/9/27 448.9||ヨ (5階自然科学・医学) 初めて行く場所には、余裕をもって行かないと、たいていの場合、道に迷って約束の時間に間に合わない。 ü 東西南北で言わないで! ü 地図は横に向けたり、ひっくり返したりするもの。 ü 地図アプリを使っても迷子に...
2021/9/27 448.9||ヨ (5階自然科学・医学) 初めて行く場所には、余裕をもって行かないと、たいていの場合、道に迷って約束の時間に間に合わない。 ü 東西南北で言わないで! ü 地図は横に向けたり、ひっくり返したりするもの。 ü 地図アプリを使っても迷子になる。 これら、方向音痴ではない人には、分からないこと。いろいろな角度の専門家にアドバイスを受けながら、重度の方向音痴を克服しようと、その試みを綴ったエッセイです。 願わくば、迷うことなく目的地に到着したい!
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激しく頷くばかりの方向音痴あるある。 駅の構内が分からないから地上に出るまでに数十分要する、地図を見ても最初の一歩が踏み出せない、地図をぐるぐる回す… 結果方向音痴は治らないが訓練次第では「ちょっとマシになる」ことを夢見てページを閉じた。 迷ったっていいじゃない、山と違って東京...
激しく頷くばかりの方向音痴あるある。 駅の構内が分からないから地上に出るまでに数十分要する、地図を見ても最初の一歩が踏み出せない、地図をぐるぐる回す… 結果方向音痴は治らないが訓練次第では「ちょっとマシになる」ことを夢見てページを閉じた。 迷ったっていいじゃない、山と違って東京下界は遭難することはない。方向音痴には「迷ったらどうしよう帰れない」という強迫観念が常にある。時間と余裕がある時は目的地なく街歩きを楽しむことでまずは迷子になる恐怖心を克服することから始めよう。
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