文豪たちの美味しいことば の商品レビュー
ラジオで紹介されていたので読む。空腹時に読んではならない。食後も読んではならない。なんなら疲れて帰る時も読んではならない。お腹が空くから。思えばジブリも本も食べ物が出てくるシーンはやたらと覚えていたなあ、なんて思い出してしまった。
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最近食に関するエッセイなどにはまっている私にぴったり!とびっくりしました。 中には食べたことない料理もありましたが、 おいしい以外の言葉でおいしさを表現し、その時の感情や情景も食べる音などに乗せていました。 直接言わない美学がたっぷりで美味しい以外の表現ほしいな、と思いつつ…今日...
最近食に関するエッセイなどにはまっている私にぴったり!とびっくりしました。 中には食べたことない料理もありましたが、 おいしい以外の言葉でおいしさを表現し、その時の感情や情景も食べる音などに乗せていました。 直接言わない美学がたっぷりで美味しい以外の表現ほしいな、と思いつつ…今日ごはんたべてもおいしい!って言っちゃうんだろうなと思いました。
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美味しいものを「美味しい!」と表現する以外になんと言うのか。 本書で紹介される文豪たち(夏目漱石〜中沢けいまで時代も派閥も様々)の表し方は実に様々。 でもどれも確かに、と納得できる伝わる表現だ。 特に鰹、ホッケ、豆腐についての表現!私も相当好きだが、こんな的を射た言い表し方はでき...
美味しいものを「美味しい!」と表現する以外になんと言うのか。 本書で紹介される文豪たち(夏目漱石〜中沢けいまで時代も派閥も様々)の表し方は実に様々。 でもどれも確かに、と納得できる伝わる表現だ。 特に鰹、ホッケ、豆腐についての表現!私も相当好きだが、こんな的を射た言い表し方はできない。 作者の解説も実に面白かった。 学生の時に解いた現代文の問題を思い出したが、普通に呼んでいると「何となくこんな意味なのかな?」と流してしまうところを掘り下げてみたり問いかけてきたり(もっと詳しく教えてよ!とすぐに解説を求めてしまうのは悪い癖だと思う笑)、ただ紹介に尽きないところがとても良かった。 国木田独歩の鰹、今すぐ刺身を買いにスーパーに車を走らせたい。
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