あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する の商品レビュー
西澤保彦先生のお得意なSF×ミステリー 西澤保彦先生作にしては少し物足らない感じがしました。 中盤でオチが見えてきて、見事に的中! 最終章では、心温かくもなりました。 ミステリー作品で、最高心温かくなる作品は多くはないので、これはこれで満足です。
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何故か、父が殺される数日前に 今の姿で存在していた。 金がない、というのはなかなか…です。 要所要所にその嘆き(?)が出てくるので 想像するとかなりきついものが。 奇妙な死に方をした父親、それによって 不本意に結婚せねばならなくなった姉。 そして小説を読んで知った、姉の恋人と...
何故か、父が殺される数日前に 今の姿で存在していた。 金がない、というのはなかなか…です。 要所要所にその嘆き(?)が出てくるので 想像するとかなりきついものが。 奇妙な死に方をした父親、それによって 不本意に結婚せねばならなくなった姉。 そして小説を読んで知った、姉の恋人との邂逅。 一体あの日何が起こって父親は死んだのか、から始まり 自分が何故存在するのか、いつ戻れるのか。 山積みな謎ですが、徐々に分かっていくというか 理解していくというか。 卵が先か、鶏が先か。 完全に、それ、でした。
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えー!西澤先生新作?と思って読んだら昔読んだ『異邦人』の改題だった…… 20年前の本だけどジェンダーフリーが強く意識されている。世相というよりは作者の思想なのかなあ。 自分が心から求める生き方を選べる人は見ていて爽快。
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二十三年前に父親を殺され未解決のまま家族全員が望まぬ人生を送る中で主人公がその時代にタイムスリップし、そこで知り合った姉の恋人である少女と共に事件を回避するために奔走するSF仕立てのミステリーで、タイムパラドックスを始めとしたSFの理論的なストーリーが面白かったものの恋愛描写に...
二十三年前に父親を殺され未解決のまま家族全員が望まぬ人生を送る中で主人公がその時代にタイムスリップし、そこで知り合った姉の恋人である少女と共に事件を回避するために奔走するSF仕立てのミステリーで、タイムパラドックスを始めとしたSFの理論的なストーリーが面白かったものの恋愛描写に頁を割きすぎてミステリーとしては薄味だな、と感じてしまった。
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タイムスリップミステリーにセクシャリティが加わった小説。 タイトルのような感動とかラノベっぽさはなかった。 不可解な父の死。なるほどなと思った。 最後に行くにつれて面白く読めました。
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著者がかつて書いた作品の中に、『七回死んだ男』という作品があります。遺産相続をめぐる騒動の中で死んだ祖父の死を回避するために、同じ一日を何度も繰り返す少年の奮闘を描いた著者の代表作です。 ふと読みながら、『七回死んだ男』を思い出したのは、本作も家族の死を回避しようとする男の...
著者がかつて書いた作品の中に、『七回死んだ男』という作品があります。遺産相続をめぐる騒動の中で死んだ祖父の死を回避するために、同じ一日を何度も繰り返す少年の奮闘を描いた著者の代表作です。 ふと読みながら、『七回死んだ男』を思い出したのは、本作も家族の死を回避しようとする男の物語だったからかもしれません。だけど死を止めたい理由が独特と言えば独特ではあります。突然、現在の姿のままタイムスリップした男が死を止めたかったのは、姉のため。女性しか愛せなかった姉はそのことで反発し合っていた昔気質の父親が殺されたことがきっかけで、望まぬ結婚をし、望まぬ人生を歩んでしまったからなのです。 家族をめぐる物語としても、愛の形をめぐる物語としても深い余韻を残す物語です。もしかしたらミステリ的には『ここまで踏み込んで欲しかった』と思うひともいるかもしれませんが、清冽な語りと心理描写にはそれを補って余りある魅力があります。 西澤保彦さんは私がたぶんもっとも作品数を読んでいる作家さんだと思うのですが(40作前後)、その中でも個人的な好みでは、すごく上にくる作品でした。それはそれとして一個びっくりしたことがあるとすれば、本作、二十年くらい前に集英社から出てた時のタイトルは、『異邦人』で、どっちが良いかは好みの問題とは思いますが、別の作品だと勘違いしないように気を付けたほうがいいかもしれません。
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読み終わって解説で異邦人fusionの改題作品と知った。昔読んだはずなのに全く覚えてなかった。著者お得意の同性愛を主軸にした物語。発売から20年以上経っているので当時より世の中は大分変わって同性愛に対する世間の風も大分変わったなあと思った。タイムスリップを絡めた話はわかるようで、...
読み終わって解説で異邦人fusionの改題作品と知った。昔読んだはずなのに全く覚えてなかった。著者お得意の同性愛を主軸にした物語。発売から20年以上経っているので当時より世の中は大分変わって同性愛に対する世間の風も大分変わったなあと思った。タイムスリップを絡めた話はわかるようで、わからなかった。
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ラノベっぽいタイトルが何か微妙…。 ミステリーとしては分かりやすすぎて物足りないが、全体的には面白くて一気読み。 色んな問題提起を孕んでいるが、そういうのは考えずに単純に楽しんだ。
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長いタイトルと表紙の割には気持ち悪い描写が抑え気味だな、と思っていたら『異邦人 fusion』の改題でした。既に読んでた。裏表紙あたりにそのことを書いておいてほしかった。
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