戦争というもの の商品レビュー
半藤一利さんの遺作です。戦争はいつでも弱者が一番の被害者です。 外国の戦争を知るとともに自分の国のことも知る必要があると強く思いました。
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もう少し子供が大きくなったら、読ませてあげようと思う。戦争を知り、戦争にNOと言える大人になってもらいたい
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戦争や歴史に関する書籍を数多く残し、歴史探偵と呼ばれた半藤一利さんの最後の著作。 自らは出征という形では経験してないものの、空襲体験として実際の戦争を経験した、おそらく最後の世代となるであろう。 数多く著してきた歴史的な著作、インタビュー、調査した文献の中から、子孫に伝えてい...
戦争や歴史に関する書籍を数多く残し、歴史探偵と呼ばれた半藤一利さんの最後の著作。 自らは出征という形では経験してないものの、空襲体験として実際の戦争を経験した、おそらく最後の世代となるであろう。 数多く著してきた歴史的な著作、インタビュー、調査した文献の中から、子孫に伝えていきたい特徴的な言葉を、エッセンスとしてまとめたのがこの著作である。 ある程度歴史に戦争に興味を持っている読書家にとっては、非常にわかりやすい書籍なのかなと思う。 戦争をよく知らない人にとっては、この本がきっかけになって戦争を勉強するきっかけになってほしい。発言がどのようなバックグラウンドによってもたらされたかを知ることは、この戦争全体を知ることになるからだ。 絶筆になったのは非常に残念だが、まだまだ半藤一利さんの本を読み知識を深めたい。
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戦争は社会を一変させる。 太平洋戦争に関しても知らなちことが多かった。ちゃんと勉強しておかないと日本人として恥ずかしいな。
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現在、ウクライナの惨状を見てもわかるようにいくら文明が進んでも、戦争はなくならない。こんなひどい目に合わなくてすむように、何が過去の大戦に向かわせたのか。戦勝国の一方的な裁きでなく、ちゃんと歴史と向き合って総括しておくことが必要だったと思った。
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戦争体験者が語る戦時中の市井の人々の思考、軍人の言葉など、当時の戦況とともに語られている。巻末の著者の夫人の解説、編集者したお孫さんの編集後記をあわせて一冊の本になっている印象。半藤一利という人に興味が出た。他の著書も読んでみよう。 ウクライナの戦争を止められないだろうか。この本...
戦争体験者が語る戦時中の市井の人々の思考、軍人の言葉など、当時の戦況とともに語られている。巻末の著者の夫人の解説、編集者したお孫さんの編集後記をあわせて一冊の本になっている印象。半藤一利という人に興味が出た。他の著書も読んでみよう。 ウクライナの戦争を止められないだろうか。この本に書いてあるような事がいま起こっているか と思うと胸がザワザワしている。
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昨日の村上ラジオエンディングの言葉を思い出した。「指導者にただ黙っておとなしくついて行くと、大変なことになる」
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半藤一利が亡くなって1年になる。昭和史、特に終戦までの20年間について書かれた本を何冊か読んだが、「日本の一番長い日」を含め、克明かつ臨場感のある描写が多い。そして、軍部と戦争への批判。本書は、そんな著者の最後の著作として、幾つかの名言を基に太平洋戦争について語るという彼らしい内...
半藤一利が亡くなって1年になる。昭和史、特に終戦までの20年間について書かれた本を何冊か読んだが、「日本の一番長い日」を含め、克明かつ臨場感のある描写が多い。そして、軍部と戦争への批判。本書は、そんな著者の最後の著作として、幾つかの名言を基に太平洋戦争について語るという彼らしい内容になっている。
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内容としては第二次世界大戦について、名言と共に優しく書いてある。 濃い内容ではないがページ数も少なく、タイトル通り「戦争というもの」を知るきっかけには丁度良いかも。 自分の中で昭和や戦争というものは常に白黒の世界で、本や動画を見てもなかなか色はつかない。遠い世界の話に思える。 ...
内容としては第二次世界大戦について、名言と共に優しく書いてある。 濃い内容ではないがページ数も少なく、タイトル通り「戦争というもの」を知るきっかけには丁度良いかも。 自分の中で昭和や戦争というものは常に白黒の世界で、本や動画を見てもなかなか色はつかない。遠い世界の話に思える。 著者は戦争経験者の様で、当時の事を思い出と共に書いてあった。経験者の言葉は色を感じさせてくれる。 本作が遺作になってしまったのは非常に残念だが、著者の名前は本屋でよく見かけるので、もっと深い事を書いてある本も読んでみたいと思った。
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ーえっ? 日本が昔 アメリカと闘っていた? という言葉を この耳で聞いたことがあります まだ10代の若者であったとは言え… なんとも いえない 嫌な気持ちになったことは 今でも 覚えています ー八月や 六日九日十五日 俳句の世界ではすこぶる有名なんだよ (本文より) 私は(...
ーえっ? 日本が昔 アメリカと闘っていた? という言葉を この耳で聞いたことがあります まだ10代の若者であったとは言え… なんとも いえない 嫌な気持ちになったことは 今でも 覚えています ー八月や 六日九日十五日 俳句の世界ではすこぶる有名なんだよ (本文より) 私は(周知のことであるとは)知りませんでした ー十二月八日 のことを 全く知らない若者には 何人も出逢いました 最後の方に 「戦争は 国家を豹変させる 歴史を学ぶ意味は そこにある。 半藤一利 」 の手描き(鉛筆)の文字が 心に迫ってきます そんな今だからこそ 読まれて欲しい 一冊です そんな今だから 手にしてほして 一冊です
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