予測不能の時代 の商品レビュー
途中、中だるみしちゃったけど読破。 著者さんの考えが凝縮しているのは最後の章で、勇気づけられます。前の本と合わせて、個人的には何よりも自分自身を奮い立たせてくれる本です。
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個人においても集団においても「幸せ」の要因として少なからず「身体運動」が関わっているというのがビッグデータによって読み取れるというのは非常に面白い。 この本では最初にドラッカーの言葉を引用している。 『われわれは未来について、二つのことしか知らない。一つは、未来は知りえない。...
個人においても集団においても「幸せ」の要因として少なからず「身体運動」が関わっているというのがビッグデータによって読み取れるというのは非常に面白い。 この本では最初にドラッカーの言葉を引用している。 『われわれは未来について、二つのことしか知らない。一つは、未来は知りえない。二つは、未来は、今日存在するものとも今日予測するものと違う』 今の時代、数年後どころか数週間後の未来すら何が起きるかわからない。 そんな時代を生き抜く為の知恵が詰め込まれた本です。 著者の視点や洞察力がとても面白く、格差の本質については衝撃的とも言える内容でした。 非常に濃密な内容の本です。 面白かったです。
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◾️概要 予測不能な時代に、データが導き出す幸せな生き方とは何かを知るため、読みました。最も印象的だったのは、「変化を機会に変える行為が幸せである。幸せは状態でなく、行為だ。」です。また、組織の幸せは、メンバーが周囲を元気に明るくしているかで決まるということも、エビデンスとともに...
◾️概要 予測不能な時代に、データが導き出す幸せな生き方とは何かを知るため、読みました。最も印象的だったのは、「変化を機会に変える行為が幸せである。幸せは状態でなく、行為だ。」です。また、組織の幸せは、メンバーが周囲を元気に明るくしているかで決まるということも、エビデンスとともに述べられています。 ◾️所感 長らく経験則で語られ、捉え所のなかった「幸せ」にデータという物差しをあて解き明かしていく様は圧巻の一言です。研究という枠に収まらず、ドラッカーの述べた21世紀の偉業と言えるでしょう。分野の壁を越え、あらゆる角度から本質に迫り議論を展開しています。まさに、目的の達成のために手段を選ばず果敢に取り組むべき、という主張を体現していると感じました。
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そもそも未来とは予測不能である。 AIが進歩したとしても、未来が予測不能であるという前提の前ではなんの意味もない。 今の日本の組織の多くは、ルールに縛られ、標準化や横展開、内部統制によって画一的になっている。しかしこれでは変化には対応できない。 変化に対応するには ①実験と学習→...
そもそも未来とは予測不能である。 AIが進歩したとしても、未来が予測不能であるという前提の前ではなんの意味もない。 今の日本の組織の多くは、ルールに縛られ、標準化や横展開、内部統制によって画一的になっている。しかしこれでは変化には対応できない。 変化に対応するには ①実験と学習→とりあえずやってみて試す ②上位目的へのこだわり→組織の目的にコミットし、その時々で最善の手段を採る ③自己完結的な機動力→縦割りの動きづらい組織ではなく、自己完結的な権力も持った独立組織が理想 ④前向きな人づくりへの投資→可視化しづらい人への投資を惜しまない が必要である。 幸せな組織の4つの特徴 ①flat 人と人の繋がりに偏りがなく均等である ②improvised 5分間会話が高頻度 ③non-verbal 会話中に体がよく動く ④equal 発言権が平等である 個人としてできるのは、人に幸せを与えること。 会話中の同調動作であったり相槌を打つことで幸せを人に与える。そうすればその人から連鎖的に幸せは広がり組織全体に幸せがまわる。 結果として自分も幸せになれる。 幸せとは決して自己完結的なものではなく人に与え与えられるものである。 幸せを高める4つの能力 ①hope 自ら進む道を見つける力 ②エフィカシー 現実を受け止めて行動を起こす力 ③レジリエンス 困難に立ち向かう力 ④オプティミズム 前向きな物語を生み出す力
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