呪術廻戦(16) の商品レビュー
この巻は、渋谷事変の「後始末」と「次の地獄の準備」が同時に進む巻。読後の印象はかなり重い。 まず一番大きいのは、夏油(の体を使っている黒幕)が本格的に動き出すこと。真人を取り込んだあと、自分の計画を語り始める。ここで出てくるのが「死滅回游」という新しいゲームのような仕組みで、一...
この巻は、渋谷事変の「後始末」と「次の地獄の準備」が同時に進む巻。読後の印象はかなり重い。 まず一番大きいのは、夏油(の体を使っている黒幕)が本格的に動き出すこと。真人を取り込んだあと、自分の計画を語り始める。ここで出てくるのが「死滅回游」という新しいゲームのような仕組みで、一般人を巻き込んだ殺し合いを全国規模で始める準備が整う。  つまり、この巻でハッキリするのは、「渋谷は終わりじゃなくて、ただの始まりだった」ということ。 一方で、キャラ側の状況もかなり厳しい。虎杖は大量殺人の件で完全に背負い込んだまま、表には戻れず、脹相と行動して呪霊を狩り続ける。ここはヒーローというより、罰を受けている人間に近い状態。  さらに追い打ちで、呪術界そのものも崩れ始める。 ・五条は封印されたまま ・上層部は混乱 ・規律もほぼ機能していない その中で出てくるのが乙骨。ここも重要で、乙骨が虎杖の“処刑役”として動き出す。つまり味方だったはずの側から命を狙われる構図になる。 全体として、この巻は派手なバトルよりも、世界が一気に壊れていく感覚が強い。 読んでいて感じるのは、もう「学校で任務やってた頃の呪術廻戦」には戻らないということ。 ・ルールは崩壊 ・安全圏もない ・一般人も巻き込まれる ここからは完全にサバイバルになる。第16巻は、戦いの盛り上がりというより、物語のスケールが一段跳ね上がる転換点。 ここで提示された「死滅回游」が、この先の話の軸になる。つまり、この巻は“静かだけど一番重要な仕込みの巻”。
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腕切られたり、生死彷徨ったり、死んでしまったり、虎杖の仲間が次々と離脱していく。で乙骨はじめめちゃくちゃ強いのでてくる。
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夏油の「中の人」判明! 脹相、ある意味キャラ変でびっくり。 厳しい戦闘シーンが続くので ちょっとほっこりしてしまった。 え〜、乙骨先輩〜(`^´)
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やばいいいい、張相めっちゃいいやつすぎる。 16巻で一気に好きになった、、! 兄だから手本がない、だから何度も何度も間違える、だけど弟の前を歩かなければいけないから懲りずに立ち向かう、だから強いんだ、と。 長男長女の鏡のような言葉すぎる。めっちゃかっこいいです張相、、!!!
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•渋谷で宿儺が大勢を殺した。少年院で伏黒に言われた“自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする”という問い。虎杖自身が伏黒の人助けを後悔させる材料になってしまった。 •”私から生まれるものは私の可能性の域を出ない。答えはいつだって混沌の中で黒く輝いているもの”羂索の動機は見たことないものを見たい好奇心なのか。 •羂索は虎杖に腹違いの兄弟を殺させた。しかも自分の子を。どこまでも悪。 •呪霊操術はうずまきによって術式の抽出ができる。その術式の強さハンパない。
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渋谷事変、閉門。 ここからいよいよアニメ勢の私が知らないお話が始まるわけですが、噂に聞く禪院直哉くんが思ったよりイケメンで思ったより普通に強くて驚きました。もっと雑魚なのかと思っていた… 脹相がどんどん格好良くなるのも嬉しい。 乙骨がめちゃくちゃ不穏なので続き早く読まなくちゃ
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夏油の中身が明かされる。 伏黒の姉の名前がこんなところでまた出てくる事になるとは。 総監部の決定も衝撃的。 脹相を味方として応援する事になるとも 乙骨が敵になるとも思っていなかった。 親の頭に縫目が、という話も気になる。 何にしても悠仁はとことん不憫だ。
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言わずと知れた伊藤潤二先生の「うずまき」シリーズです 今はそこに繊細さが加わっている_澱みない呪力操作_桁違いの膂力
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32冊目『呪術廻戦 16』(芥見下々 著、2021年6月、集英社) 「渋谷事変」が終わり、戦いは新たなフェーズへ。 脹相=炭治郎? 「パロディーやオマージュの線引きは、自分の中では明確な基準があります」という著者の言。あんたその線引き間違ってるよ。 伊藤潤二先生からの許諾を得るの...
32冊目『呪術廻戦 16』(芥見下々 著、2021年6月、集英社) 「渋谷事変」が終わり、戦いは新たなフェーズへ。 脹相=炭治郎? 「パロディーやオマージュの線引きは、自分の中では明確な基準があります」という著者の言。あんたその線引き間違ってるよ。 伊藤潤二先生からの許諾を得るのが後出しになってしまった理由を「週刊連載のスピード」としているが、それはお前の都合で先生には関係ないだろっ!!本当にリスペクトしているならちゃんとした手順をふまえろ馬鹿野郎!!! 〈虎杖悠仁は 僕が殺します〉
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数年前に5巻くらい(京都校との交流試合中盤)まで読んで飽きて放置していた(そのあとTVアニメ1期は観た)。 今回、アマプラに入った『劇場版 呪術廻戦0』を観るために、その前に五夏の過去編までを予習したくて5巻から続きを読み進めて、結局 死滅回遊編の冒頭まで読んだ。(死滅回遊がなんか面倒そうだったのでまた飽きていったん中断した。) 依然として好みの作風ではないが、過去編から渋谷事変編あたりは流石にそれなりに面白かった。脹相の存在が面白さを何段も上げるのに貢献している。九十九由基さんが好きです。 マンガ表現面では、コマから人物がはみ出したり、手足などをコマ枠に見立てて区切ったりするスタイルがめっちゃ『HUNTER×HUNTER』に似ていて、ファンブックでの芥見下々との対談で久保帯人が「いや(影響元は)富樫さんでしょ笑」と言い放ったのはそういうことかぁ~と腑に落ちた。全然『BLEACH』ではない。 そして、この「コマ枠から人物がはみ出る」手法は作品全体の〈語り〉の位相にも関わっている。つまり、簡単にいえば、戦闘時などに三人称の神視点で技や戦術やキャラの意図を「解説」するナレーションや、おまけページで作者の存在を主張する作風と明らかに繋がっている。 そして、『BLEACH』における「卍解」に対応する、「領域展開」という設定は前からこのコマ枠表現とメタ的に絡めて解釈できるのではないかと考えていた。渋谷編の終盤で、なんか「閉じた領域を展開せずにそのまま広がっていく領域展開が最強だ」的な話があった気がする(もう覚えていない)が、これは露骨に、わたしの志向するマンガ批評にとって都合がいい。ここらへんは掘り下げて考えたい。
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