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ブルーピリオド(10) の商品レビュー

4.3

19件のお客様レビュー

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2024/01/23

読み終わって感想湧いてきたんだけどあとがきのお話読んだら吹っ飛んでしまった。なんだっけ。 よたすけくんの心情がいまいち分からないな。私の、そういう人の心の機微を読み取る能力の低さに絶望する。 ていうかよたすけくんのお母さん、ヤバいやんけ。そこに誰も触れないのが恐ろしい。お父さん...

読み終わって感想湧いてきたんだけどあとがきのお話読んだら吹っ飛んでしまった。なんだっけ。 よたすけくんの心情がいまいち分からないな。私の、そういう人の心の機微を読み取る能力の低さに絶望する。 ていうかよたすけくんのお母さん、ヤバいやんけ。そこに誰も触れないのが恐ろしい。お父さんも触れないし。いや、そりゃそうか。家庭内で当たり前になってるんだもんね…

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2022/11/10

進級制作!! 自分の一部みたいな作品にあんなケチつけられたらメンタルいかれちまいそう。表現者って過酷な世界よなー。世田介君も八虎も無事に一歩進めたようで。 自分の作ったものに対する講評が自分の人間性に対する講評になっててそれはしんどくないっていう。 猫屋敷さんがよたすけくんに...

進級制作!! 自分の一部みたいな作品にあんなケチつけられたらメンタルいかれちまいそう。表現者って過酷な世界よなー。世田介君も八虎も無事に一歩進めたようで。 自分の作ったものに対する講評が自分の人間性に対する講評になっててそれはしんどくないっていう。 猫屋敷さんがよたすけくんに何して欲しいのかが読み取れん。

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2022/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世田介君の母親も結構な毒親ですね…きっつ 普段ニコニコしてる分、余計に怖かった 岡本君にジェラシー感じる八虎に笑った 結局首席って誰なん…まさか岡本君?

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2021/12/08

大学入学後のパートの中ではここがクライマックスだと感じました。私はタイプとして世田介君(その「非凡なる才能が」ではなく「子供のまま大人になってしまった」一人として)なので、今巻は世田介君への感情移入が半端じゃなかった。私は38だけれど、20になる世田介君よりも更に幼い自覚がある。...

大学入学後のパートの中ではここがクライマックスだと感じました。私はタイプとして世田介君(その「非凡なる才能が」ではなく「子供のまま大人になってしまった」一人として)なので、今巻は世田介君への感情移入が半端じゃなかった。私は38だけれど、20になる世田介君よりも更に幼い自覚がある。 また、わざとらしく悪い言い方をすれば「売れ線」と世に言われる人々が、どれ程の尋常ではない努力(それこそ正に「全てをギブ」しているように見え、尊敬に値する。)をしているかの片鱗も見え、猫屋敷先生が少しも悪役に見えないのがまた美しい物語だと思う。

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2021/09/13

記念すべき千冊め!芸大で絵を描くことの厳しさが伝わりました。音楽も大変だけど美術も大変。こんな人格に突っ込まれるようなこと言われるの?メンタル弱いわたしは速攻挫折しそう。まあ、そんなくらいのメンタルの人は行けてないと思いますが。一年は終わりました。二年、どうなるのかな。芸大を体験...

記念すべき千冊め!芸大で絵を描くことの厳しさが伝わりました。音楽も大変だけど美術も大変。こんな人格に突っ込まれるようなこと言われるの?メンタル弱いわたしは速攻挫折しそう。まあ、そんなくらいのメンタルの人は行けてないと思いますが。一年は終わりました。二年、どうなるのかな。芸大を体験させてもらってるようで嬉しいです。

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2021/08/02

美大1年次終了。お疲れさまでした。オールと言えば、新宿で親友に朝まで付き合ってもらった一夜を思い出した。もう10年以上前、若気の至り。でも、本作でも言及されているように、そのときのことはいまだありありと思い出せる。そしてそこから、思考は結局、『コロナ憎し』に辿り着くわけだけど。

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2021/07/31

世田介くん回だった。天才的な画力を持ちながら気持ちがついていかず絵への想いを欠落させたままの世田介と、その天才的な技量に敬意と嫉妬を持つ主人公・八虎。なんだかんだ長い付き合いの2人がここにきて相互補完し、ある種の救いを見た。 絵が好きなのか、何で絵なのか、表現とは何か。その解は...

世田介くん回だった。天才的な画力を持ちながら気持ちがついていかず絵への想いを欠落させたままの世田介と、その天才的な技量に敬意と嫉妬を持つ主人公・八虎。なんだかんだ長い付き合いの2人がここにきて相互補完し、ある種の救いを見た。 絵が好きなのか、何で絵なのか、表現とは何か。その解は存在しないかもしれないが、絵に囚われ、振り回されてきた2人が、一時的なものであっても自分なりの答えを導きだした。その葛藤が、苦しくも面白い。特に八虎の(すなわち作者の)言語化能力が、いつも以上に秀逸だった。 本作を読んだ後のいつもの余談(自分語り)。やはり自分も、まがりなりにも言葉で創作を目指した身、言葉を大事にしているつもりはあるけど、短い言葉で的確に感情を表すのってすごく難しいといつも思っている。本作作者は、もちろん苦労はしているだろうけど、バシッとそれを表現できていてすごい(小並感)。

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2021/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世田介くんも八虎くんもひと皮むけたという感じ。 二人とも、感じたことを感じたまま、その気持ちを大事にしていいということに気づけたというのはすごい前進ですね。 また、観ようによってはこれまでの伏線?が回収されたっぽい感じにも読めます。 いろんな物差しにはこれまで出てきた物差しがたとえられています。好み、技術力、歴史、金、家に飾りたいか ・・・まるでこれまでの復習のよう。 また、1巻で森先輩が「りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」と言った時のうさぎってなんとなく出てきたたとえだったと思っていましたが、ひょっとしたら今回の世田介くんの話につながっていたのかな?二人で渋谷でオールの朝も例の青い朝ですし。なんてったって世田介くんがうさぎの絵を通じて”わかってもらえた”と泣いたのは1巻での八虎と同じ反応。 八虎くんも自分の好きなものが見えてきた感じ。これからまたどんな作品を生み出すのか楽しみになってきました。 この巻では猫屋敷先生と世田介くんのやりとりが印象に残ります。 「何者かになる」ことにこだわる猫屋敷先生と 「何者かになる権利はあっても義務はない」と言い切る世田介くん。世田介くんに1本!って感じですがむしろ猫屋敷先生の内面になにかコンプレックスがあるかのようにも思えます。なんだかんだ言ってもこの先生もまだ若いしね。 YOASOBIの「群青」のように 「好きなものを好きだという 怖くて仕方がないけど」 というフレーズが浮かんできます。「群青」の歌詞はこの作品の本質を突いているとあらためて感じられました。 佐伯先生久しぶり♬

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2021/07/21

ついに来たヒロイン世田介くん深掘り巻。「絵を描くの好き?」の続き。 うさぎ小屋。小学校とかではなく、なにか施設のようなところのようだ。 岡本くんの底抜け感。 きねみさんのバレー部根性。 現代アート≒とんち。 世田介くんと渋谷でオール、「10年後も思い出す日だと思う」とか言われてぇ...

ついに来たヒロイン世田介くん深掘り巻。「絵を描くの好き?」の続き。 うさぎ小屋。小学校とかではなく、なにか施設のようなところのようだ。 岡本くんの底抜け感。 きねみさんのバレー部根性。 現代アート≒とんち。 世田介くんと渋谷でオール、「10年後も思い出す日だと思う」とか言われてぇ。 鳥獣戯画風の扉絵。 宮下さんがんばれ。 小野冴夏の喋り方わたわた。 佐伯先生の再登場。

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2021/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。 2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

Posted byブクログ