ブルーピリオド(10) の商品レビュー
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【あらすじ】 高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。 2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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八虎が迷って脇道に逸れるのは要らないんだよ!自分で決めて進むのがいいんだよ!という我儘にぴったりハマった巻 藝大を目指して葛藤しながらも進んでいくのが面白い →「それ絵画でやる必要ある?」からの、大学1年の学祭含めて、迷って表現の歩みを止めてしまったのがつまらない (おかげで...
八虎が迷って脇道に逸れるのは要らないんだよ!自分で決めて進むのがいいんだよ!という我儘にぴったりハマった巻 藝大を目指して葛藤しながらも進んでいくのが面白い →「それ絵画でやる必要ある?」からの、大学1年の学祭含めて、迷って表現の歩みを止めてしまったのがつまらない (おかげで2ヶ月くらい寝かせてしまった) だから、今回、世田介くんとの傷つかない長距離戦から超近距離戦に移って、自身も決断して自由制作を出して評価された?流れは良かった。 私自身が大学1年の時、交響詩篇エウレカセブンの放送がぴったりでハマった。 そのときも主人公レントンが自立するまでと自立するまででは、自立するまでが特に好きだった。 ジュヴナイルからの自立までが好きだ!自立から逃げても、自立後でもいけない。 私の中の、現実に沿って決めて進まなければいけないというオトナと、 現実なんて知るか!なんで○○はそうなるんだよ!とねだるコドモがまだ共存していて、 その間を進んで落とし所を見つけてくれる八虎に、期待しているからこそ、今回はとにかく面白かった。 今後、藝大合格以上にわかりやすく巨大なテーマは出てこないだろう。 でも、たとえ小さなテーマでも、決めて進んでくれる八虎くんを楽しみにしている。 迷いがなくなるのは寂しいけれど、その歩みをこれからも見せておくれ!楽しみにしてる!
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藝大の先生の圧力が怖い。成長して欲しいんだが、潰したいんだかよくわからない闇を感じる。 その人が将来どうするかは自由だろうに。 しかし、芸術とは何ぞやという事をいろいろと考えさせられて面白い。 未だによくわからないけど。
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正直ずっと世田介くんを「めんどくさい奴」と思ってたが始めて応援したくなった 人間は その人の人間性とか、どうしても視覚からの情報に頼ってしまったり、情報に頼ってしまったり(噂など)しがち…気をつけてはいるが してしまう 天才だって苦労してる 天才だって悩んでる 天才だって恵まれ...
正直ずっと世田介くんを「めんどくさい奴」と思ってたが始めて応援したくなった 人間は その人の人間性とか、どうしても視覚からの情報に頼ってしまったり、情報に頼ってしまったり(噂など)しがち…気をつけてはいるが してしまう 天才だって苦労してる 天才だって悩んでる 天才だって恵まれてるわけではない 天才だからといってその分野が天才にとって好きな分野とは限らない… 色々考えさせられる漫画ですね… 自分も会社では 筋トレキャラ…ジム通いキャラですが 筋トレは五年ほど前からあまりやってないですし…自分は自宅トレーニーなので、ジムには行きませんが どんなに直接「今鍛えてません」「ジムは行かない」と断言しても ずっとこのキャラです なんでも情報にたより 情報に踊らされ 関係ない人を間接的に傷つける世の中 人間は頭良すぎたのか 開発してきた物が人間の能力では扱いきれない物になってるのか… 考えさせられます
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藝大一年目の学生二人の葛藤、というよりは『自分の価値観に気づかされる』過程を描く作品です。 実際絵を描くシーンはほとんどありません。絵を描くまでに、 自分は何を創りたいのか? そもそも絵である必要はあるのか? 自分を絵に駆り立てる原動力は何なのか? ふとしたはずみて気づく。 そ...
藝大一年目の学生二人の葛藤、というよりは『自分の価値観に気づかされる』過程を描く作品です。 実際絵を描くシーンはほとんどありません。絵を描くまでに、 自分は何を創りたいのか? そもそも絵である必要はあるのか? 自分を絵に駆り立てる原動力は何なのか? ふとしたはずみて気づく。 そのワンシーンワンシーンをしっかり切り抜いてくれるから好きです。 ページをめくる指が何度か止まるほど、心にくる一冊です。 楽しいか?聞かれると、楽しくはないかもしれませんね。もっと違う言葉がふさわしいです。
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今回のポイントは岡本くんと世田介くんが仲良くしているのを見てしょんぼりしちゃう八虎と、夢崎さんの「かつあげかぁ?!」です。 ブルーピリオドだなぁ、と。青い青い。結局八虎はこの1年、技術的な点での習得はほとんどなかったんじゃないだろうか。それ以前のメンタルの部分で立ち止まってずっとモヤモヤしていたのが、どうにか一歩、世田介くんと一緒に踏み出せたのかな、という区切りの10巻目だったかな、と。そういう時間も無駄ではないと思うし、そういう時間を過ごせることが「ブルーピリオド」の特権なのだろう。 それぞれ苦手としていた教員にもある程度向き合えるようになった。槻木教授に関してはただ厳しいだけというか、ちゃんと自分に向き合ってない学生には、彼の側からも向き合わなかっただけの話で。いつまでもウダウダしてないで、ちゃんと学んで作品作れよ、というのはその通りなんだろう、と思う。猫屋敷先生のほうがどうにもならん感じ。自分が美術界で歪められてしまった現状を、学生にも押しつけようとしているというか。彼女を掘り下げる話が今後出てくるんだろうか。
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絵画のみにフォーカスしていた受験編から一転、藝大編では彫刻など多種多様な美術の形にスポットライトを当てていて、 八虎くんが自身の世界を拡張するなかで改めて絵画に焦点を絞る構成がとても素晴らしい
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世田介の回、八虎が何だかんだアプローチするも玉砕、どんな声がけが正解なのかわからない いい話だな、すごく気づきがあるし反省したりしながら読んだ みんないい芸大生だ
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ほんと、いいです! 若い時に突き詰めて考えて、悩んで、行動して、壁にぶち当たって、もがくことは大切なんだと思わされます。 「コスパ」とか「ゆる〜く」という言葉の真逆の美大生たち。 そういう彼らこそが美しいです✨
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よた〜〜〜〜〜〜。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。 40話泣いたね。 アートを全くかじってない私ですが、 自分の心が震えて生きてて良かったと思える程に幸福を感じるときは この八虎とよたみたいな、考えてること思ったことが伝わった瞬間?共感できた瞬間?というかコミュニケーションがとれた瞬間...
よた〜〜〜〜〜〜。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。 40話泣いたね。 アートを全くかじってない私ですが、 自分の心が震えて生きてて良かったと思える程に幸福を感じるときは この八虎とよたみたいな、考えてること思ったことが伝わった瞬間?共感できた瞬間?というかコミュニケーションがとれた瞬間であり、それが描かれていて、わかるという感動もあったし、よたが報われるんじゃないかとも感動した。 よたの話は胸が苦しくて、母親の言動が特につらかった。 一番近い人から、信じたくないほどに感性が違って分かり合えないかもと心の距離を感じるのはさみしいよね。 でもよたは自分で心を整理してる、すごいよ。 教授、講師の先生方の言わんとすることが、まだ一人一人がどんな人かわからなくて読み込めないから恐ろしいし計り知れない、八虎と同じ風に読者も感じられるってことなのかな。 作中出てきた女性画家、まんま小松さんじゃん!と思ったら小松さんの絵がそのまま出てきたのでびっくりしむした。こんな作品協力あるんですね。 八虎が初心を思い出すところは心震えました。 自分もこういうの忘れてなかったか?と省みる。 小手先のものに惑わされて捕らわれて焦って…。 自分にちゃんと向き合うの大事だな。これでいいのかわからなくても結局は自分がやり切ったと自分に思えるところまでいくのが精神衛生上いいのかもしれない。 そこの道のりキツイけど。 と思っても、それは独りよがりとか進歩ないと教授は言うんか… これから先の八虎の歩む道が楽しみで仕方ない。 よたの進級制作の絵、好き。
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