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スタイルズ荘の怪事件 新訳版 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2022/10/30

アガサ・クリスティーのデビュー作にして、かのエルキュール・ポアロの初登場作品。つまり、伝説の始まりの一冊。 新訳版はアンソニー・ホロヴィッツの翻訳も手掛けている、山田蘭。古い作品にも関わらず、読みやすかった。

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2022/07/18

霜月さんの「アガサ・クリスティ完全攻略」を読み、早速クリスティ及びポアロのデビュー作を読む。 早川さんの「スタイルズ荘の怪事件」を持ってるはずなのだが、積読本に埋もれて見つからず創元推理文庫版を買いに走りました。早川さんのが見つかったらまた読みます。 よく作家のデビュー作には...

霜月さんの「アガサ・クリスティ完全攻略」を読み、早速クリスティ及びポアロのデビュー作を読む。 早川さんの「スタイルズ荘の怪事件」を持ってるはずなのだが、積読本に埋もれて見つからず創元推理文庫版を買いに走りました。早川さんのが見つかったらまた読みます。 よく作家のデビュー作にはその作家のエッセンスがつまっているとは言うが、正しく本作もそんな感じがする。道具立てもクリスティの好みっぽいし、ポアロとヘイスティングの掛け合いも、しっかり型が出来ている。話のテンポも必要以上にスピーディでなく自分にはあっている。 なんとなくクリスティ自身を思わせる人物も登場するし結構楽しめました。 次のクリスティ作品は何を読もうかな。

Posted byブクログ

2021/05/11

アガサクリスティの処女作、エルキュール・ポワロ初出本。新訳で2021年に発売。この後に続くポワロシリーズの初回につき、ポワロの謎解きの考え方、迷った時、疑問に直面した時の基本的に態度が彼方此方に散りばめられている。個人的に大好きな刑事コロンボや金田一耕助の推理や目の付け所や考え方...

アガサクリスティの処女作、エルキュール・ポワロ初出本。新訳で2021年に発売。この後に続くポワロシリーズの初回につき、ポワロの謎解きの考え方、迷った時、疑問に直面した時の基本的に態度が彼方此方に散りばめられている。個人的に大好きな刑事コロンボや金田一耕助の推理や目の付け所や考え方が根底で通じるものがある。新訳の解説書で時代背景、亡命ベルギー人、カントリーハウスが舞台の意味、毒薬がなぜ出てくるのか等読者の理解を助けてくれる。ともすれば鼻にかけたポワロのセリフも腑に落ちる。解説書からも緻密なストーリー構成が読み取れ、再読すれば更に旨みが出て面白く読める。

Posted byブクログ