1,800円以上の注文で送料無料

悪魔には悪魔を の商品レビュー

3.5

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/12/29

単純にハラハラドキドキで頁を進められた。いつ正体がバレるのかとか、こいつは仲間か敵か、等、最近そういった感じの小説を読んでいなかったので、ある意味新鮮だった。007的な。映画化もしくはドラマ化できそうな作品だと思った。主人公がアメリカの軍隊帰りという設定で驚くほどの強さも面白い。...

単純にハラハラドキドキで頁を進められた。いつ正体がバレるのかとか、こいつは仲間か敵か、等、最近そういった感じの小説を読んでいなかったので、ある意味新鮮だった。007的な。映画化もしくはドラマ化できそうな作品だと思った。主人公がアメリカの軍隊帰りという設定で驚くほどの強さも面白い。マトリについての作品はあまり読んだことがなかったのでそれも面白かった。

Posted byブクログ

2021/12/11

* 初めての大沢在昌さんの小説です。 沢山の小説を書いてる作家さんなのに 手にしたのは初めで、最近読む小説も含めて いかに自分の読書傾向が偏っているかを 痛感する日々です。 全529頁とボリュームはあるのですが、 話の展開が早く、またテンポが良いので 1日で読み終えれてしま...

* 初めての大沢在昌さんの小説です。 沢山の小説を書いてる作家さんなのに 手にしたのは初めで、最近読む小説も含めて いかに自分の読書傾向が偏っているかを 痛感する日々です。 全529頁とボリュームはあるのですが、 話の展開が早く、またテンポが良いので 1日で読み終えれてしまいました。 警察の中で組織ごとの対立や、 警察と犯罪組織の暗い繋がり、 闇の部分が書かれた小説。 一人の潜入捜査官の失踪を軸に、 その兄弟が偽者として組織に送り込まれ 裏のつながりを暴いていくスピード感に 溢れたストーリーでした。 それなりに多い登場人物の誰もが 個性的なキャラクターでアクが強いので、 すんなり頭に入りまるでドラマか映画を 観てる様な臨場感で読み進めれました。 楽しくて読み応えあり。

Posted byブクログ

2021/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

麻取の加納良が、潜入捜査中に姿を消した。 元アメリカ軍人の双子の弟である将が、20年ぶりに帰郷。 そして兄の良になりすまし、凶悪な密売組織に潜入する。 いわゆる王道のハードボイルドであるが、肝は双子であるということで、果たしてどこまでなりすましが通用するのか…。 やはり息つく間もない展開で、一気読み。 だがいつもより胸のうちからほとばしる熱量が少なかった。

Posted byブクログ

2021/11/10

久しぶりのハードボイルド。 面白かったー! 麻薬組織に潜入捜査中、失踪してしまった 双子の兄、良のフリをして麻薬取締りの潜入捜査に 協力する弟の将。 将は兄のフリをして ほぼ何も分からない状況から 捜査を開始するので 読み進めながら 捜査協力を依頼したボスを疑い、 恋人を疑い...

久しぶりのハードボイルド。 面白かったー! 麻薬組織に潜入捜査中、失踪してしまった 双子の兄、良のフリをして麻薬取締りの潜入捜査に 協力する弟の将。 将は兄のフリをして ほぼ何も分からない状況から 捜査を開始するので 読み進めながら 捜査協力を依頼したボスを疑い、 恋人を疑い、仲間を疑い、双子の兄を疑い、 大仏を疑い、赤青を疑い、ヤクザを疑い、 登場人物が出てくる度に、 犯人かもと疑っている自分に気付いて 笑ってしまった。 もっと感想を書きたいのに ほぼネタバレに繋がってしまう…。 感想を分かち合えないのが残念。 この作品はキャラクターが個性的で 内容的にも映像が自然と浮かんでくるので 漫画があれば読んでみたいなぁと思った。 将さんの無敵に強くて、 でも優しくて不器用で兄弟思いなところが、 なんとも愛しかっこいい! 捜査が難航し、将が皆に対して 不信感を持った時にメイソンが言った一言。 『アンダーカバーの宿命だな。誰にも真実を明かせないうちに、誰も信用できなくなる』 はぁ、かっこいい…。 大沢ワールド、楽しかったです!

Posted byブクログ

2021/10/18

作者の匂いがしっかりする作品だった。双子の兄の代わりに潜入捜査を続ける将が不器用ながら役割を果たす様に男らしさを感じた。終盤やや雑になった感もあるが悪くはなかった。人懐っこいヒデトには死んでほしくなかった。支部長はどこに行った?

Posted byブクログ

2021/10/06

双子の兄が行方不明になった。 麻薬捜査官であり、潜入捜査をしていたという。 双子の弟が変わりに、兄になりきり、兄の行方を追う 途中、自らの招待バラしすぎだと思うんだが、、、

Posted byブクログ

2021/09/14

09月-09。3.5点。 米国に渡り、軍に所属した主人公。帰国すると麻薬捜査官の双子の弟が行方不明と聞く。 潜入捜査中に何かあったようで、主人公が弟のふりをして捜査するが。。 大沢在昌らしく、スピード感、プロットがしっかりしていた。でも、双子でも気づく人はもっといたんじゃないかと...

09月-09。3.5点。 米国に渡り、軍に所属した主人公。帰国すると麻薬捜査官の双子の弟が行方不明と聞く。 潜入捜査中に何かあったようで、主人公が弟のふりをして捜査するが。。 大沢在昌らしく、スピード感、プロットがしっかりしていた。でも、双子でも気づく人はもっといたんじゃないかと思った。

Posted byブクログ

2021/08/04

 いつも利用している図書館の新着書のリストで目に付きました、サスペンスものの小説はほとんど読まないのですが、ここ数年でいうと大沢在昌さんの「新宿鮫シリーズ」が唯一といっていいほど例外です。  本書も「新宿鮫シリーズ」ではありませんが、大沢さんの新刊というだけでまずは手に取ってみま...

 いつも利用している図書館の新着書のリストで目に付きました、サスペンスものの小説はほとんど読まないのですが、ここ数年でいうと大沢在昌さんの「新宿鮫シリーズ」が唯一といっていいほど例外です。  本書も「新宿鮫シリーズ」ではありませんが、大沢さんの新刊というだけでまずは手に取ってみました。  読み終わっての感想ですが、ハードボイルド作品(という言い方は最近しないようですね)としては至極オーソドックス、まあまあ楽しめましたよ。

Posted byブクログ

2021/08/13

よくある双子モノ。 内容的には⭐️⭐️⭐️ わかりやすく読みやすい点で⭐️ the大沢在昌なハードボイルド満載 潜入調査なのに自分の身元と調査内容をバンバン周りに話すんだなと 読んでいて可笑しくなったけど、(読者へのまとめ確認要素はあるけれど) 絵に描いたようなあるある主人公。 ...

よくある双子モノ。 内容的には⭐️⭐️⭐️ わかりやすく読みやすい点で⭐️ the大沢在昌なハードボイルド満載 潜入調査なのに自分の身元と調査内容をバンバン周りに話すんだなと 読んでいて可笑しくなったけど、(読者へのまとめ確認要素はあるけれど) 絵に描いたようなあるある主人公。 映像化されれば主演俳優に「あゝ〜納得っ!」てなると思うwww

Posted byブクログ

2021/07/19

529ページ。誰が裏切り者なのか、最後までワクワクして読みました。行方不明のマトリの双子の兄の情報を得るため、傭兵の弟が兄になりすまして潜入捜査をするというちょっと有り得ない設定だったけどスピード感もあり、結末も気になりで楽しめました。

Posted byブクログ