ひらばのひと(1) の商品レビュー
二つ目講談師の女性と、その弟弟子の前座のW主人公の物語。 講談の歴史や話の意味、落語との関係性や寄席の空気感など「へぇ!」となる情報がいっぱいで、しかもサラッと分かりやすく説明されているので楽しく読めました。 「ひらば」という言葉一つでも、講談とお笑いでは意味が違うんですね。 ...
二つ目講談師の女性と、その弟弟子の前座のW主人公の物語。 講談の歴史や話の意味、落語との関係性や寄席の空気感など「へぇ!」となる情報がいっぱいで、しかもサラッと分かりやすく説明されているので楽しく読めました。 「ひらば」という言葉一つでも、講談とお笑いでは意味が違うんですね。 講談の七五調のセリフは目で追うだけでも小気味よいです。 リアルな講談を聴いた時の印象は、ここからどうなる!?ってタイミングで終わるのがもどかしくて面白くて、この漫画もここからだ!という展開で次回に続くのでむちゃくちゃ気になります。 好きな言葉⇨『講談を聴くとタメになる。落語を聴くとダメになる』(笑)
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神田伯山監修。女性講談師と、その弟弟子の奮闘記。「伝統芸能の世界で生きる女性の物語」に興味があるなら是非。映像化必至、おもしろいですよ。 「100年に1人の天才講談師」と評され、メディアで持て囃された神田伯山(神田松之丞)さんですが、 「講談の文化を先人たちから引き継ぎ、守っ...
神田伯山監修。女性講談師と、その弟弟子の奮闘記。「伝統芸能の世界で生きる女性の物語」に興味があるなら是非。映像化必至、おもしろいですよ。 「100年に1人の天才講談師」と評され、メディアで持て囃された神田伯山(神田松之丞)さんですが、 「講談の文化を先人たちから引き継ぎ、守ってきたのは、女性講談師たちである」 「落語よりもマイナーで、落語家と比べて成り手が少ないぶん、落語の世界ほど上下関係が厳しくなく(厳しくすると弟子が逃げるので)、落語の世界ほど男尊女卑も酷くないはずなので、講談師を目指す女性は比較的多い、ゆえに女性講談師が活躍する土壌ができたのだろう」 「とはいえ、軍記物の勇猛果敢な場面など、男性講談師の声で聞きたいという観客は、いまだに多いのだろう」 といった話をされているのを聞いて(情報源失念)、 以来、講談文化全体に興味が湧いて、神田伯山さんを中心に、のんびり追いかけています。 (TBSラジオ『問わず語りの神田伯山』では、フェミニストであり、寄席演芸の興行師であり、事務所社長でもあるパートナーの古舘理佐さんとのエピソードも時折披露されていて、おもしろいですよ。 保守的な業界の中で、その魅力を守りながら、なんとか折り合いをつけながら、譲れない部分は譲らず、自分らしく生きる、伝統芸能の世界に限らず、性別に限らず、"日本社会で働くひとびと"のヒントになるのではないか……と思います。 ・古舘理佐さんインタビュー https://dot.asahi.com/articles/-/82256?page=1 ) (有名な女性講談師だと、『忍たま乱太郎』のしんべヱ役を務める声優の一龍斎貞友さんは、声優と講談師の二足の草鞋で活動されています。声優さんがキャリアの過程で落語家や講談師の門を叩くのは"あるある"のようです) 漫画では、講談とはなんぞや? というところから、講談の魅力、寄席演芸の魅力、「職業・講談師」のリアルまで、見事に描かれていて……おすすめです。漫画がうまい! ストーリーテリングがうまい! すごいです。
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これ、どこかで勧められていたのを見かけた気がするんだけど、詳しくは忘れた。で、講談。本作でも全面監修を務める神田伯山の芸をどこかで見て、かなり惹き込まれて以降、ずっと気になっている存在。作中で知る限り、落語よりだいぶ人気も低いみたいだけど、自分的には断然講談に惹かれる。機会が無い...
これ、どこかで勧められていたのを見かけた気がするんだけど、詳しくは忘れた。で、講談。本作でも全面監修を務める神田伯山の芸をどこかで見て、かなり惹き込まれて以降、ずっと気になっている存在。作中で知る限り、落語よりだいぶ人気も低いみたいだけど、自分的には断然講談に惹かれる。機会が無いことにして、積極的に鑑賞しようとしてこなかったけど、これを機に、触れる機会を模索していきたい。
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講談師(講釈師)を主人公としたおはなし。先日寄席に行って、生で講談を見てからハマってしまい、神田伯山の動画を見てハマってしまい(中村仲蔵のお話)、そのままこの漫画へ辿り着きました。 展開は読み進めていくと面白くなっていくかんじ。サクッとライトに読める。
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二ツ目の女流講談師と、その弟弟子を中心に講談師を含む芸人の世界を描いたマンガ。講談師6代目神田伯山が監修している。 各エピソードが、講談の演目をテーマにして描かれているので、読みながら講談の演目についても知ることができるのはGood。 古くは「寄席芸人伝」、比較的最近だと、歌...
二ツ目の女流講談師と、その弟弟子を中心に講談師を含む芸人の世界を描いたマンガ。講談師6代目神田伯山が監修している。 各エピソードが、講談の演目をテーマにして描かれているので、読みながら講談の演目についても知ることができるのはGood。 古くは「寄席芸人伝」、比較的最近だと、歌舞伎をテーマにした「ぴんとこな」や落語の「落語心中」、津軽三味線の「ましろのおと」等、伝統芸能をテーマにしたマンガが少ないながらも存在し、そのどれもが面白く、それぞれのテーマの芸能を観てみよう、あるいは聴いてみよう、という気にさせるものばかりだった。 本書を読む前に既に講談は聞き始めていたので、今回はマンガが後だったが、本書が広まる事で少しでも講談を聞いてみようか、と思う人が増えてくれることを祈るばかりである。 ちなみに、神田伯山のYouTube番組である「伯山ティービィー」では、伯山と作者の久世番子氏の対談が観れるので、ご興味ある方はそちらもぜひ。
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伯山さん監修ということで購入。まだまだ魅力満載の講談。これからの展開も楽しみ! 伯山さんが言うように宮藤官九郎でドラマにして欲しいなぁ。
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講談の世界を描いた漫画。神田松之丞改め神田伯山が講談監修。講談のさわりも知れるし、姉弟子・弟弟子の関係性、師匠と昔あった講釈場の席亭の過去の遺恨(?)など、ストーリーもしっかり面白い。各話の扉絵も美麗。 本誌読み切り掲載のときが丁度真打昇進襲名披露興行に重なっている。神田伯山ティ...
講談の世界を描いた漫画。神田松之丞改め神田伯山が講談監修。講談のさわりも知れるし、姉弟子・弟弟子の関係性、師匠と昔あった講釈場の席亭の過去の遺恨(?)など、ストーリーもしっかり面白い。各話の扉絵も美麗。 本誌読み切り掲載のときが丁度真打昇進襲名披露興行に重なっている。神田伯山ティービィーの『密着#22』に、伯山の姉弟子に当たる神田鯉栄がその読み切りを読んだ様子が含まれていて、それがとても感慨深かったことを思い出した。
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松之丞改めて伯山のラジオとか、襲名からの伯山TVなど、講談の世界が広がってきた、その一つとしての漫画化。 芸事はみんな大変な思いを持ってやってんだろうなぁ。と業界を覗き見れる気になれる一作。 人の嫉妬や思いのような、重い話が、久世番子が好きだからなのか、読みやすい。 次も楽しみ...
松之丞改めて伯山のラジオとか、襲名からの伯山TVなど、講談の世界が広がってきた、その一つとしての漫画化。 芸事はみんな大変な思いを持ってやってんだろうなぁ。と業界を覗き見れる気になれる一作。 人の嫉妬や思いのような、重い話が、久世番子が好きだからなのか、読みやすい。 次も楽しみ。
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パレスメイヂの久世番子先生の新作!講談社から講談のマンガが出るってとこが正統派で良い。寄席には行ったことあるけど講談は未体験なので観てみたいな〜
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み切り時点で面白かったので連載も告知されたのは嬉しかったな。あせる姉弟子、置いてきぼり感を感じる弟弟子の身内かつライバルなところがいい。恋愛に発展する可能性がないので純粋に芸人としての二人の関係ということになるのが楽しみ。
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