新型格差社会 の商品レビュー
目新しい内容ではなかった。 格差がある事を受け入れた社会がどんな物なのか、想像が出来ない。 才能があるのに充分な教育が受けられない若い世代にチャンスを与えられる様な仕組みは理解しやすいし、そうあって欲しいとも思うけど、運動も勉強もそんなに好きじゃないや、という人たちが、犯罪に走...
目新しい内容ではなかった。 格差がある事を受け入れた社会がどんな物なのか、想像が出来ない。 才能があるのに充分な教育が受けられない若い世代にチャンスを与えられる様な仕組みは理解しやすいし、そうあって欲しいとも思うけど、運動も勉強もそんなに好きじゃないや、という人たちが、犯罪に走らず、自信を持って楽しく生きていける社会って、どんなんだ?
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いつの日か読んだ本に出てきた本。 新型と言いつつ、家族格差や仕事格差はコロナによる影響に焦点を当ててることもあり、既に新しさは無かった。 私が印象的だったのは教育格差と地域格差。 日本では平等を謳っているから忘れがちだけど、完全に格差社会であることを思い出させられるし、自分がよ...
いつの日か読んだ本に出てきた本。 新型と言いつつ、家族格差や仕事格差はコロナによる影響に焦点を当ててることもあり、既に新しさは無かった。 私が印象的だったのは教育格差と地域格差。 日本では平等を謳っているから忘れがちだけど、完全に格差社会であることを思い出させられるし、自分がよくある中流階級だという自覚も意識させられた。 そして、「大学に進学して成功している。その裏には自分自身の努力以上にその人の教育にお金をかけることに価値を見出した親がいるからです。」と書き切っているのがとてもよい。 親でなかったとしても、お金では無かったとしても、自分の努力だけが格差を産んでるのではなく、 それは周囲への感謝だけではなく、自分が誰かの価値を見出す側にもなり得ると思わされた。 共助がもっと進む世界になるように、小さなことからでも、自分も動かなくては、、
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コロナ禍の中で際立ってきた格差について論じた本だが、目新しいところは少なかった。塾などに子供を通わせられる家庭とそうでない家庭などの教育格差や、仕事でリモートできる職業と、そうでない職業の間の仕事格差などについて論じているが、読まなくても知っていたり、感じていたりすることが多かっ...
コロナ禍の中で際立ってきた格差について論じた本だが、目新しいところは少なかった。塾などに子供を通わせられる家庭とそうでない家庭などの教育格差や、仕事でリモートできる職業と、そうでない職業の間の仕事格差などについて論じているが、読まなくても知っていたり、感じていたりすることが多かった。
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2021年4月発行。コロナ禍による影響を分かりやすく説明した。ポイントは2つ。 1つ目、コロナ禍によって格差がはっきり見えるようになったこと。2つ目、過去の社会に戻ることはできないという予感が全ての国民に広く行き渡ったこと。 格差というのは、家族格差、教育格差、仕事格差、地...
2021年4月発行。コロナ禍による影響を分かりやすく説明した。ポイントは2つ。 1つ目、コロナ禍によって格差がはっきり見えるようになったこと。2つ目、過去の社会に戻ることはできないという予感が全ての国民に広く行き渡ったこと。 格差というのは、家族格差、教育格差、仕事格差、地域格差、消費格差。いずれも戦後型家族のライフスタイルや価値観に当てはまらない、もしくはこぼれてしまったことによって差が広がるというもの。例えば戦後型家族の限界については、平成に入って共働きが増え、夫も家事をする必要がでると、愛情確認はコミュニケーション(会話?)に求めることになった。そのため、これまで言わなくても分かっていたな夫婦のあり方、家族のあり方に限界が来ている。 また教育格差では、子供に十分な教育を受けさせたいと考える親ほど子供をたくさん産まなくなってきたということ。 衝撃だったのは「パラサイト・シングル」限界。作者は「パラサイト・シングル」という言葉を作った人。しかしこのパラサイトシングルが可能だったのは、作者が言う「住居すごろく」ゲームが機能していた時代、つまり親世代が必ずマイホームを手に入れられていた時代だったからこそ可能。2000年代頃に成人し、非正規雇用で人生をスタートした人が今頃親になってる場合、持ち家を持っている可能性は低い。 消費の変化・・・家族消費が減る一方、ブランド消費を代表とする個人消費が(も?)限界に達している。ここに「アイデンティティ(個性)消費」という新しい概念が登場する。直接「承認や評価」を得ようという試み。 幸福とは自分の人生を他人から肯定されるところに生まれる、新しい幸福は自分の人生を肯定するものに直接お金を使うというあり方。他者から必要とされ、大切にされ、評価される自分を個人で作り出す、いわば人とのつながりを求める、美的感覚を磨く、他人を幸福にするといった行為、これらが幸福の実現。これからは消費の多様化を積極的に捉えることが可能になる。 《メモ》家族消費が減る・ブランド消費にも限界が来ているのは納得。新しい幸福の試みが多岐にわたっていて、実感できるものもあれば、まだ自分がわからないものもある。ただSNSなどで、幸せであることをアピールするなどは、この作者が言う「新しい幸福」に当てはまるのかもしれない。 《感想》 コロナ以降の問題点を分かりやすくまとめてくれている。例えば、リモートワークが可能な人たちは新しい環境を求めて引っ越しができること、医療関係者は重労働になりながらも不安を抱えていることなど、ニュースやテレビで知っていたことも整理して書いてくれている。本書ではさらに、掘り下げて詳しいデータを示し、なぜコロナ以降の生活がこんなに変わってしまったのかという説明を加えてくれている。コロナで色々生活や価値観が変わったのはただのきっかけであって、それまで日本社会の中でブスブスとくすぶり続けていたものが少しだけ明らかになった結果なのかもしれない。そして、もし今の生活が苦しいとか、息が詰まるように感じるようなことがあれば、いきなり生活を変えることは無理でも、価値観の多様性を認めたり、社会の変化を受け入れたり、お互いに寛容な態度になることで少しは楽になるのかもしれない。 作者は社会学者として第一人者らしい。これまで「パラサイト・シングル」や「婚活」などの言葉を生み出してきたそう。でも本書はすごく読みやすくて丁寧な言葉を使っている。取り扱ってるテーマは厳しいし重たいけれども、それを柔らかい言葉で、できるだけ読者が事実は事実として受け取れるように書いている感じがした。
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新しい発見があったというよりは、新型コロナウイルスが大流行していた頃を思い出すような内容。 教育格差と地域格差は確かに感じる。
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日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?は面白かったが、この本は格差拡大に関する昨今言われてきたことをまとめなおしているだけ?なので、私的には学びは少なかった。日本社会の格差拡大について幅広く知りたい人にはおすすめ。 ただ、やや言い過ぎている感じもありやなしや。
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普段は自身がそれ程幸せな状況だとは感じなかったが、本書を読み様々な格差の説明を聞いて、私自身が非常に恵まれている事を再確認。気分が良くなった。 格差の下側の人いる方は、僕らが優越感を感じる為に存在して下さっている部分もあり、改めて感謝したい。
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コロナ禍での新型格差の話 これまで表にはっきりと現れていなかった格差がコロナによって浮き彫りになったと主張されている。 家族格差、地域格差などトピックに分けて論じられていたけど、確かに、と思いながら読める内容だった。
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成田悠輔がYouTube界隈でよく顔を出すものだから必然社会学に関心が湧いてきて、且つ転職活動を一通り終えてみて税制とか社会保障がうっすらと分かってきたところで、ドンピシャの内容だった本を見つけたから一気に読んだ。「一億総貧困社会」と平原依文とのディスカッションの中で成田が言って...
成田悠輔がYouTube界隈でよく顔を出すものだから必然社会学に関心が湧いてきて、且つ転職活動を一通り終えてみて税制とか社会保障がうっすらと分かってきたところで、ドンピシャの内容だった本を見つけたから一気に読んだ。「一億総貧困社会」と平原依文とのディスカッションの中で成田が言っていたような内容が書いてあった。この本では格差がないとまでは言ってないけども。EdTechの発達で教育格差が埋まるといいな。
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https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22849
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