取材・執筆・推敲 の商品レビュー
ライターとしての取材、執筆、推敲の考え方が伝わってくる。特に推敲における、音頭、違読、ペン読は出色。(本間)
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これはあまりにも良書。 凄まじくクオリティの高い情報が詰まっています。 私は物書きでもなんでもないのですが、自分の人生を良くしてくれる学びがたくさんありました。 これ、全人類読んだ方がいい。 --- 評価とは、自分の都合に従って導き出された、安直な結論である。他者を評価するとき...
これはあまりにも良書。 凄まじくクオリティの高い情報が詰まっています。 私は物書きでもなんでもないのですが、自分の人生を良くしてくれる学びがたくさんありました。 これ、全人類読んだ方がいい。 --- 評価とは、自分の都合に従って導き出された、安直な結論である。他者を評価するときあなたは、その人の価値、能力、職業観、人生観、可能性を決めつけてしまっている。 相手を評価しないこと。 それは相手のことをどこまでも考え続け、もっと深く知ろうと耳を傾ける、「聴くこと」や「読むこと」の大前提なのである。 --- 良い言葉がたくさんあり、全てについて感想を残していると途方もなく時間がかかりそうなので、中でも印象的だった1つをピックアップして感想を書こうと思います。 確かに相手を一度評価してしまうとそこでその人に対する好奇心は失われるように思えます。 自分としては相手を評価をすること自体を悪いとは考えませんが、評価をするために評価をしないことを長くする、というようなことも必要な行動だと気づきました。 第一印象で相手を評価してしまうことで適切に立ち回れないことが生きていると多々あるので、このことは心に刻み込んでおきたいと思います。
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メモ→ https://twitter.com/nobushiromasaki/status/1613146506927931393?s=46&t=DtLmtx4u4aHdgICmpKp_oQ
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感想 プロが書く文章はデザイン。読者に情報を伝えるために配置や言葉を選択する。派手な装飾は何も伝えてくれない。ストレートに言いたいことを絞る。
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書く人の教科書ということで、ライターではないけれど文章が上手くすらすら書けるようになりたいと思って手に取った。 ライターとは、ただ文章を書くのではなくコンテンツをつくる人。そしてコンテンツとは、エンターテイン(お客さんをたのしませること)を目的につくられたもの。デザイナーと一緒...
書く人の教科書ということで、ライターではないけれど文章が上手くすらすら書けるようになりたいと思って手に取った。 ライターとは、ただ文章を書くのではなくコンテンツをつくる人。そしてコンテンツとは、エンターテイン(お客さんをたのしませること)を目的につくられたもの。デザイナーと一緒。という著者の指摘にそうか!と驚き納得した。 完成品しか見たことがない取材やインタビュー記事がどうやって作られているのか、入念な下調べと当日の進行、取材後の苦労を知ることができ、面白かった。人の話を聞くのが好きなので自分もやってみたいと思った。 物語としても面白かった。導入部分から結末までの距離が離れていて、想定外のところへ連れて行ってもらえるからだと思う。本の構成のをデパートに例えるのは意外で面白かった。 1番感動したところ 「自分の力量はどの程度なのか。自分にはなにができて、なにができないのか。尊敬するあの人と自分は、どれくらい差があるのか。これら「自分の現在地」を見極める落ち着きは、当然必要だ。しかし、たとえ根拠があろうとなかろうと、自分という人間に自信を持つことー自分という人間を信じることーはなによりも大切なものだと、ぼくは思っている。ライターにいちばん必要な力だとさえ、思っている。 上記を書き写しただけでも、読点が多いな、ひらがなが多いな、いい文章だな。と参考になった。
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ももたろうの場面30→10枚に選ぶワークや“エッセイストとコラムニストの違い”についての腹落ち感。ライターは「(作家の)わたしから読者へ」を取材を通じて作家の伝えたいことを入手し「わたしたち」に変換し、嘘のない翻訳を伝えること。成る程〜尊敬する方のライターをしている時に正に感じて...
ももたろうの場面30→10枚に選ぶワークや“エッセイストとコラムニストの違い”についての腹落ち感。ライターは「(作家の)わたしから読者へ」を取材を通じて作家の伝えたいことを入手し「わたしたち」に変換し、嘘のない翻訳を伝えること。成る程〜尊敬する方のライターをしている時に正に感じていたことでした。 【ライター関連・私投稿】 https://note.com/ruly_yasuka/n/na949fb719a79
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その直球度合いに圧倒された。感想めいたことが何も書けない。これまでいい加減に誤魔化しながらものを書いてきたことを思い知らされた。何度も再読したい。
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ライター=取材者と定義し その哲学や心構えが述べられている。 概要は実際の講義の様子がYoutubeにあるので、それを見た方がわかりやすい https://www.youtube.com/watch?v=5zWy2c8KoAk 抽象的な内容が多く実践的なものは少ない 唯一、シー...
ライター=取材者と定義し その哲学や心構えが述べられている。 概要は実際の講義の様子がYoutubeにあるので、それを見た方がわかりやすい https://www.youtube.com/watch?v=5zWy2c8KoAk 抽象的な内容が多く実践的なものは少ない 唯一、シーンの取捨選択をする方法を、桃太郎の絵本から行うワーク部分があり役に立つ。 ”本の価値は情報量ではない。 情報の鮮度、視認性、複合性、双方向性、検索可能性、いずれにおいても本は、雑誌やウェブメディアにかなわない(中略) しかし一方、読み通すのに時間がかかるからこそ、提供可能なものがある。体験だ。” 本の価値は体験。これがこの本の幹である
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ライターとかもそもそも何を伝えたいと思って取材も執筆もしないといけないし、何よりも話をする対象者を「好きになる」「共感を何かしらする」をしないと文にした時に伝わらないよねというのは日常生活でも思いますね。。
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他書とは異なる切り口の解説が多い。 推敲の部分は具体的で、何をやるべきか書いてあります。 総じて長い文章を書く機会のある人なら、推奨できる内容です。 しかしながら、本書籍の紙面構成や付録、値段に関しては他のレビューの批判に同意します。
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